2012年4月25日、独市場調査会社大手GFKがこのほど発表したデータによると、中国家電大手ハイアール・グループ(海爾集団)が日本で展開する「ハイアール」と「アクア」は、2ブランド合わせて日本市場シェア5位に躍進した。うち、洗濯機のシェアは日立とパナソニックに次ぐ3位、冷蔵庫はパナソニック、シャープ、三菱に次ぐ4位だった。人民網日本語版が伝えた。 【その他の写真】 ハイアールは2011年10月に三洋電機と買収合意を結び、年初に日本市場で両ブランドの営業をスタートした。アクアは、ハイアールが三洋から買収したハイエンド白物家電のブランドでもある。このプロジェクトを通じ、ハイアールは研究開発センター1カ所、生産工場4カ所、5カ国での販売ルート、1200件を超える特許、50件を超える商標、3000人以上の従業員を手中に収めた。ここ数年のアジアでのM&A取引の中でもまれに見る大規模で複雑なケースだが