「任天堂」旧本社ビルはホテルとして生まれ変わった。創業家・山内家の山内万丈さんは“中興の祖”山内溥の孫にあたる。 撮影:吉川慧、小林優多郎 京都市にある「任天堂」の旧本社ビルが、この4月にホテルとして生まれ変わった。その名も「丸福樓(まるふくろう)」。創業家の山内家がかつて用いた屋号「丸福」に由来する。 旧本社ビルは1930年代に建てられ、1950年代まで本社として使われた鉄筋コンクリートのモダン建築だ。これまで非公開だったが、任天堂ファンの間で「聖地」として知られていた場所だった。
» 【任天堂秘話】ファミコンゲーム『メトロイド』の開発を救った弁慶食堂 / スタッフロールの謎文字「BENKEI」に隠された感動秘話 特集 この食堂の逸話は非常に限られた人しか知らないものであり、今回はじめて知る人がほとんどだろう。「この食堂がなかったら人気テレビゲーム『メトロイド』は存在しなかったのではないか?」と言われている食堂が、京都東山区に存在するのだ。 ・『メトロイド』の完成に向けて死にものぐるい 1985~1986年ごろ、任天堂の開発チームはファミリーコンピュータディスクシステム用ゲーム『メトロイド』の完成に向けて死にものぐるいで頑張っていたという。食べる時間も惜しんで開発を進めねばならない状況だったが、それでも食べなくては仕事はできない。しかし任天堂の周囲には、出前をしてくれる食堂が極めて少なかったらしい。 ・食堂と任天堂を何度も往復 そんななか活躍したのが『弁慶食堂』だ。集
任天堂の2014年度の新入社員の募集の際に配られた会社案内の冊子が、ヤフオクで2万6400円で落札されました。2013年に就活をしていた人は誰でも、もらうチャンスがあったこの会社案内ですが、そんなにすごいのか? 豆知識を交えながら中身を紹介します。 なんと2万6400円!! 任天堂 2014年度新卒用 会社案内 会社案内はハードカバーで全64ページ。花札風のデザインにマリオが表紙。 表紙をめくると「Nintendo Products」ということで任天堂の歴史を支えてきた商品の紹介から始まる。 最初の商品は花札 任天堂は1889年に京都で、花札の商店として創業された。 「大統領印」の花札で人気を博すものの、そのころはまだ、近畿の一花札業者としてローカルな存在に留まっていた。 トランプとウルトラハンド 1902年にトランプ税(かつての日本に存在した間接税の一つで、麻雀牌・トランプ・花札など、ギ
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