さっき劇場版を放送していた。2しか記憶が無かったので1を見て改めて特異なアニメだと感じた。 監督は理想の世界と表現していた。悪い人が居ない世界だ。 ただもっと言うと、理想とはそれだけを言っているのではないと思う。 まず貧富の差がほぼ無い。みんなある程度裕福だ。(知世ちゃんは別) そして恋愛観。別に相手が異性でも同性でも人じゃ無くても、誰もが自由に好きになる世界を描いている。 例をあげるとキリが無いのだが、主役のさくらと小狼にしろ、国籍が違う相手同士だ。 今ならこれで理想の世界なのだと言われると分かるのだが、子供のころ作品を見ていてそんなことが分かっただろうかとふと疑問に思った。 さくらの世界には片思いが溢れていた。 初恋の相手が好きなのはお兄ちゃんでしたという展開は、子供心に衝撃を与えた。 観月先生が出てきた時点で、きっとお兄ちゃんは観月先生と復縁するのだろうと思い込んでいたのもある。 知