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ブックマーク / d4p.world (7)

  • 「武力で作れる平和はない」――イスラエル出身、ダニー・ネフセタイさんインタビュー - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People

    「今、これを知っているイスラエル人はほとんどいないでしょうね」 そう言いながらダニー・ネフセタイさんが指し示したヘブライ語の新聞記事には、思わぬことが綴られていた。実は1998年9月、パレスチナ・ガザとイスラエル最大の商業都市・テルアビブが、スペイン・マドリードで姉妹都市協定を結んだことがあったのだ。記事に添えられた写真には、市長らがにこやかにおさまっている。 「たった25年前に、これができたんです。今こそ表に出すべきではないでしょうか」 埼玉県皆野町で、の吉川かほるさんと共に「木工房ナガリ家」を営むダニーさんは、イスラエル出身。木を用いた物づくりをしながら、社会問題や環境問題について声をあげてきた。 夢だったログハウスを手作りし、自然に囲まれた静かな暮らしを得たものの、2008年、ガザへの大規模な空爆が起き、犠牲になった1300人には、多くの子どもが含まれていた。「自分たちだけが静かに

    「武力で作れる平和はない」――イスラエル出身、ダニー・ネフセタイさんインタビュー - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People
  • 戦場だった海、「生き残ってしまった」罪悪感 - 平良啓子さんインタビュー - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People

    1944年7月のサイパン陥落後、戦火は沖縄へと迫っていた。軍の料を確保するため、そして子どもたち、女性、お年寄りは足手まといになるからと、土や台湾への疎開が進められた。当時9歳だった平良啓子さんは、1944年8月21日夜、国民学校の児童や教員、一般疎開者計約1,800人と共に、対馬丸に乗船し長崎へと向かった。 けれども当時、海はすでに戦場だった。それまでに沖縄関係者を乗せた船17隻が米軍の攻撃などを受け遭難船となり、2,700人以上が犠牲となっていた。 翌22日夜、鹿児島県の悪石島沖で米潜水艦の魚雷攻撃を受けて、対馬丸はわずか11分ほどで沈没してしまった。判明しているだけでも1,500人近くが犠牲となり、そのうち約800人が子どもたちだった。平良さんは激しい波に飲み込まれそうになりながらも、何とか一命をとりとめた。 あれから今年で76年。当時の記憶と共に見つめる今の社会は、平良さんの目

    戦場だった海、「生き残ってしまった」罪悪感 - 平良啓子さんインタビュー - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People
  • 「暴力で考えを変えさせようとすることは“拷問”」――入管の強制送還の実態 - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People

    記事はライターの李彰文氏による寄稿記事となります。 6人がかりであおむけに寝かされ羽交い締めにされた40代アフリカ系男性は「痛い!」と悲痛な叫び声をあげる。入管職員と見られる男性が正座をするように、アフリカ系男性の膝と腿(もも)にのしかかり「どこ痛いの?」と半笑いの声でしゃべる。アフリカ系男性は激痛に耐えかね大声で泣き叫ぶ。それでも、職員らは力を緩めず「どこが痛い?」と執拗に繰り返した。 【映像の一部】2019年12月23日、難民申請の不認定を告げられたアフリカ系男性が、強制送還執行のために東日入国管理センター(通称=牛久入管)から成田空港支局に連行された。(※)暴力シーンが映っています、閲覧にはご注意ください。 (映像は「クルド人難民Mさんを支援する会」のYouTubeより) 上記は難民申請が却下され、送還される際の映像だ。東日入国管理センター(茨城県牛久市)から成田空港に移動

    「暴力で考えを変えさせようとすることは“拷問”」――入管の強制送還の実態 - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People
    mventura
    mventura 2023/06/06
    これを拷問と認識できない人が多いというのが… ウイグル云々言える国なのか。国体維持なら人権蹂躙が許されるなら中国も同じ理由でしょうよ。
  • 国連に難民と認められた――それでも執行された強制送還 - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People

    2005年、「マンデート難民」(UNHCR・国連難民高等弁務官事務所の基準によって難民であると認められた人々)のクルド人の父子が、日で収容された翌日に国籍国のトルコへと強制送還されてしまう事件が起きた。それから20年近くが経った今、第三国に受け入れられた家族は、ニュージーランドの市民権を取得していた。父のアハメット・カザンキランさんは、レストラン経営で多忙な日々を送っている。 2023年5月7日、私用で来日した父のアハメットさんが、当時を振り返り、インタビューに応じてくれた。 「法律を作るもの人間、壊すのも人間――」 そう語るアハメットさんは、日で審議中の入管法についてどのように感じているのだろうか。 クルド人は「国を持たない最大の民族」として知られ、主にイラン、イラク、トルコ、シリアなどで暮らしている。少数民族として各地で迫害を受けてきたが、日では、トルコ出身のクルド人が難民認定さ

    国連に難民と認められた――それでも執行された強制送還 - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People
    mventura
    mventura 2023/05/09
    日本人が難民になる時代もくるかもしれんのにね。
  • “内なる優生思想”に気づいたとき、私たちは何を選択するべきか ―相模原障害者施設殺傷事件、判決を前に - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People

    神奈川県相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で19人を殺害し、殺人などの罪に問われた植松聖被告(30)の裁判員裁判が1月8日に始まりました。公判は16回、既に結審し、判決は3月16日に言い渡される予定です。植松聖被告が繰り返す「障害者なんていなくなればいい」という発言は、日社会に様々な波紋を広げてきました。被害者のほとんどが匿名で審議されていることを含め、この事件が社会に投げかけたものは何か。脳性まひの障害を持ち、障害者と社会のかかわりについて研究を重ねてきた、東京大学先端科学技術センター准教授、熊谷晋一郎さんと考えます。 他者が発信しているメッセージを、どのくらい拾ってきたか 安田:まずこの事件を最初に報道で知った時、熊谷さん自身はどう受け止めたのでしょうか? 熊谷:報道で知った直後は、自分の感情を自覚できなかったのですが、そのあと数日間、体調不良が続いていました。身体が重いよ

    “内なる優生思想”に気づいたとき、私たちは何を選択するべきか ―相模原障害者施設殺傷事件、判決を前に - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People
  • 【エッセイ】出自について - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People

    記事では実態をお伝えするために、差別文言を記載している箇所がありますのでご注意ください。 「民主主義とは、その政治家や政党を支持しない人、投票しなかった人、そもそも投票する権利さえない人たちの声とも大切に向き合うことだと思ってきました。(安倍氏の)国葬は、むしろそれとは真逆の選択ではないでしょうか」 7月24日(日)、TBSテレビ「サンデーモーニング」で、私はこうした趣旨の発言をしました。今も考えは変わっていません。公の場での発言には、当然ですが必ず責任が伴い、社会の中で批評や論評の対象になるものです。私のこうした発言にも様々な意見が寄せられましたが、中には「論評」とは言い難いものもありました。 東京・中野区議を務める吉田康一郎氏は自身のTwitterで、上記の私の発言をもって「(安田は)降板させるべき」と書き込んだ後、続く投稿では、私が過去に書いた記事を引用したうえで、こうコメントし

    【エッセイ】出自について - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People
    mventura
    mventura 2022/07/28
    意図的に犬笛であっただろう。カルトに国が目の前で侵食されてるというのにヘイトに勤しむのは、あなたがた愛国者でもなくただのレイシストですよと言いたい。
  • 「ヒーロー」の出現を待望しないこと - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People

    昨年(2019年)の今日のことです。アフガニスタンで活動を続ける中村哲さんが亡くなられたニュースに触れ、言葉を失い、しばらく茫然とテレビ画面を見つめていました。改めて中村さん、そして共に亡くなられた運転手さん、護衛の方々のご冥福を祈ります。 私自身は直接面識があったわけではありません。けれども著書やインタビューで中村さんの言葉に触れ、その度に背中を押されたような気持になっていました。 いつかお話を伺いたい、と思っていました。そしてその「いつか」は、叶いませんでした。 反政府武装勢力タリバンは事件直後に声明を出し、「今回、ジャララバードで起きた事件について関与を否定する。日のNGOはわれわれの土地でこれまで復興支援に取り組んできており、攻撃の対象にしたことは一切ない」として、関与を否定しています。この言葉は同時に、中村さんたちの活動が、どれほど深く根付いてきたかを表しているようにも思えまし

    「ヒーロー」の出現を待望しないこと - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People
    mventura
    mventura 2020/12/04
    "「自分たちを苦しめているのは、無関心。世界が自分たちを無視しているように思える」" 社会問題の根本ってここなんだろうなと思う。
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