解析ソフトは使わずに「Excel」で実験モーダル解析をやってみる:CAEと計測技術を使った振動・騒音対策(12)(1/6 ページ) “解析専任者に連絡する前に設計者がやるべきこと”を主眼に置き、CAEと計測技術を用いた振動・騒音対策の考え方やその手順を解説する連載。連載第12回では「『Excel』を用いた実験モーダル解析」について取り上げる。
スマホ時代にカメラの未来を作り出せ、キヤノンが「PowerShot V10」にかけた思い:小寺信良が見た革新製品の舞台裏(27)(1/5 ページ) 2023年6月22日に発売した「PowerShot V10」でVlogカメラ市場に参入を果たしたキヤノン。しかし、そのスペックや価格設定を見ると、他社とは異なる着眼点があるように感じられる。PowerShot V10の開発者たちに、コンセプトや仕様について疑問をぶつけてみた。 2020年6月にソニーが「ZV-1」を、同年7月にパナソニックが「LUMIX G100」を発売して以降、多くのメーカーが「Vlog」をターゲットとした動画カメラをリリースしている。2021年のソニー「ZV-E10」がヒット作となり、2022年にはニコンも「Z30」で参入した。 キヤノンはこれまでVlogに関しては静観の構えだったが、2023年6月22日に発売された「Pow
今回ご紹介するリアルタイムOS(RTOS)「Xenomai」は、実は連載第27回にちょこっと名前が出ている。第27回では、Linux上でハードリアルタイム環境を提供する「RTAI」を紹介したのだが、このRTAIと一時期は開発がマージされ、その後に再び分かれたのがXenomaiなのである。 ⇒連載記事「リアルタイムOS列伝」バックナンバー 「RTAI」と比べて内部構成がクリーンで移植性も高い XenomaiはGNU/Linuxのフレームワークを利用した、Linux向けのリアルタイム拡張である。それもあってプロジェクトのURLは「http://freesoftware.fsf.org/projects/xenomai/」(現在このURLにはアクセスできない)に置かれた。fsf.orgの下にあるということからもこれが確認される。Xenomaiの当初のターゲットは、いわばLinuxの上でRTOSの
ラトックシステムは、シリアル機器のRS-232Cコネクターに装着してBluetooth通信を可能にする、変換アダプター「RS-BT62」シリーズ4製品を発表した。
100GHz100コアの「スーパー量子コンピュータ」実現へ、光通信技術が道を開く:量子コンピュータ NTTと東京大学、理化学研究所、JSTは、最先端の商用光通信技術を光量子コンピュータに応用することで、世界最速となる43GHzのリアルタイム量子信号の測定に成功したと発表した。 日本電信電話(NTT)と東京大学、理化学研究所、JST(科学技術振興機構)は2023年3月6日、最先端の商用光通信技術を光量子コンピュータに応用することで、世界最速となる43GHzのリアルタイム量子信号の測定に成功したと発表した。この成果は、超伝導量子ビットを用いる現行の量子コンピュータの性能を大幅に上回るだけでなく、シリコン半導体で構成される古典コンピュータの性能も超える「スーパー量子コンピュータ」の実現につながるものだ。2024年中ごろまでに、今回の技術を適用した光量子コンピュータをクラウドベースで利用できるよう
島津製作所は、同社子会社の島津メディカルシステムズで行われていた保守点検業務に関する不正行為の内容について、外部調査委員会による調査結果を発表した。島津メディカルシステムズ熊本営業所では、タイマーにより意図的に装置が故障したかのように見せかけ、保守部品を売るという不適切行為が行われていたことが2022年9月に発覚している。 島津製作所は2023年2月10日、同社子会社の島津メディカルシステムズ(以下、島津メディカル)で行われていた保守点検業務に関する不正行為の内容について、外部調査委員会による調査結果を発表した。 タイマーによりX線装置が壊れたように見せかける 島津製作所では内部通報を受け、2022年5月から社内調査を開始。2022年9月に外部調査委員会を設置し、調査を行ってきた。関係者へのヒアリングやデジタルフォレンジック調査の結果、7人の嫌疑濃厚者を特定し5件の医療機関に対する不正行為
ラズパイ活用で“PLCを再発明”、新市場開拓で5年後に売上高10億円規模目指す:FAニュース(1/2 ページ) リンクスは2023年1月17日、東京都内およびオンラインで記者会見を開き、産業用コントローラー「TRITON」を同日より販売すると発表した。価格は標準モデルで6万8000円(税抜き)、初年度に500台、5年後には1万台以上の販売を目指す。 リンクスは2023年1月17日、東京都内およびオンラインで記者会見を開き、産業用コントローラー「TRITON」を同日より販売すると発表した。価格は標準モデルで6万8000円(税別)、初年度に500台、5年後には1万台以上の販売を目指す。 大手メーカーとは競合せず、狙うは「不採算ゾーン」と「ジレンマゾーン」 TRITONは、小型ボードコンピュータ「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」の組み込みモジュール版となる「Raspberry Pi
私たちの給与水準は下がっている!? 今回は、私たち労働者のお給料に関する統計データをご紹介します。見ていくのは、民間企業に勤めている労働者の給与や労働者数をまとめた、国税庁の民間給与実態統計調査となります。 以前の連載では、全世代合計の平均給与についてご紹介しました。私たち労働者の平均給与は1997年がピークでその後は減少している、というショッキングな結果に驚かれた方も多かったようで、大変大きな反響があったようです。 私も今まで多くの統計データを見てきましたが、労働者のお給料が減っているというのは日本特有のもので、最も大きな課題だと感じています。ただ、前述の記事掲載後には読者から、「平均給与が減っているのは、比較的給与水準の低い女性や高齢の労働者が増えたからではないか」といったご指摘もいただきました。 そこで今回は世代別、男女別に平均給与を見ていく事で、その答えも明らかにしつつ、より詳細な
日本電産は2022年9月2日、オンラインで会見を開き、代表取締役副会長執行役員の小部博志氏が代表取締役社長執行役員兼COOに就任すると発表した。9月3日付で就任した。前任の関潤氏は「業績悪化の責任をとる」(日本電産)との理由により9月2日付で辞任している。辞任は関氏本人の希望であるという。 小部氏が社長を務めるのは、日本電産 代表取締役会長兼CEOの永守重信氏の後継者選びが決着するまでと限定している。具体的には、2023年4月までに次期社長候補となる副社長5人を選出し、2024年4月までに社長を決める。副社長は「親子くらい年齢が違う人材」(永守氏)も視野にいれて選出する。 次期社長就任後は各事業部の本部長が“若い社長”を支えながら育てていく体制とし、永守氏と小部氏はフォローしながら徐々に退いていく方針だ。それまでは「創業者2人で責任を持って成長路線を維持しながら、(社外から社長が来たことで
購買/調達部門向けのクラウド型見積もりサービス「RFQクラウド」を展開するA1Aは2021年9月7日、国内の製造業調達担当者を対象とした、材料の逼迫(ひっぱく)状況に関するアンケート調査の結果を公開した。半導体や樹脂材料、鉄鋼材を中心に材料調達が困難になる中で、調達購買関連従事者にその実態を尋ねた。 半導体、樹脂、鉄鋼が不足 今回の調査ではA1Aの発行するメールマガジン購読者の内、国内の製造業調達購買関連の従事者79人を対象に実施した。回答者の内、71人が製造業関連の従事者である。回答者の調査期間は2021年7月16日~8月13日。 逼迫している材料の種類については、調査対象者の約39.2%が電気・電子部品や電気ユニットなどの「電気機器関連」と回答した。これに、原材料の他に樹脂成型品や、ナイロン、ポリプロピレンなどを含む「樹脂関連」(約31.7%)、原材料の他に鉄鋼部品などを含む「鉄鋼関連
ガンダムのプラモデル(ガンプラ)の設計・製造の世界は、家電や産業機械とは随分と違う設計思想やカルチャーを持つ。ユニークなテーマでいつもと視点を変えることにより、モノづくりのヒラメキが得られるかも!?(編集部) 第1回で紹介したような、手の指の関節のような細やかな駆動部位をどのように成形しているのか。 「ここは私どものノウハウですから、詳しくは説明できません。ヒントは、射出タイミングと固まる温度、時間の制御。つまり材料特性と金型の作り方がポイントなんです」とバンダイ ホビー事業部 製品設計チーム マネージャー 大榎(おおえのき)直哉氏は話す。 それから、4色成形では、どうして色がまざらないのか。これもまた、上記と同様の事情だ。「4色で打てる成形機は、ここにしかありません。成形技術やノウハウもここだけのものです。混ざらないようにするのは特許で、金型の構造に工夫があります」(大榎氏)。
STLデータを安全かつ高品質で流通させる方法:3次元って、面白っ! ~操さんの3次元CAD考~(43)(1/2 ページ) 3D出力サービスが活用されるようになると、心配なのがSTLのセキュリティ。その問題に対処するツールが登場した。セキュリティを保護するだけでなく、品質のよいデータに修正してくれる。 2015年3月24日付の「Wall Street Journal」の日本語版に「3Dプリンター失速、多種少量の受託生産に活路」という記事が出ました。しかし恐らくどの関係者も、別に失速もしていなければ、調子も悪くなっていなくて、一時の熱狂が冷めた程度、むしろ本来使う人たちが使うようになったと感じているのではないでしょうか。 実際、出力サービスをフルに活用した結果、自社で導入した方がよいと感じて自社で購入したなどの話も聞こえてきます。確実に稼働している3Dプリンタの数は増え、流通しているSTLデー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く