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ブックマーク / globe.asahi.com (15)

  • ソ連は娯楽少なく…声優ジェーニャ「アニメは二つ。チェブラーシカとヌー・パガジー」:朝日新聞GLOBE+

    ソ連が崩壊してから12月25日で30年になる。史上初の社会主義超大国としてアメリカと世界を二分し、冷戦を繰り広げたが、経済の悪化や、政権弱体化を招いたゴルバチョフ氏の改革などにより、1991年に消滅した。 物不足、厳しい情報統制…そんなイメージが強いソ連だが、実際はどうだったのか。1980年代末から崩壊までのソ連で子ども時代をすごし、現在は日で声優として活躍しているジェーニャさんに「私が生きたソ連」を語ってもらった。 ソ連の記憶について語る声優のジェーニャさん ――ソ連での暮らしぶりを教えて下さい。 私はシベリアのノボシビリスクという都市で生まれたんですけど、父が軍人だった関係でリャザンやゴーリキー(現在のニジニノブゴロド)など転々としていました。 ものは少なかったですね。それはあとから分かったことで、当時は普通だと思っていました。商店に行っても、陳列棚が空っぽの記憶しか残っていません。

    ソ連は娯楽少なく…声優ジェーニャ「アニメは二つ。チェブラーシカとヌー・パガジー」:朝日新聞GLOBE+
  • ロシアのタトゥー「ドタキャン、謝りたい」プロデューサーに服従状態、後悔の日々:朝日新聞GLOBE+

    リェーナ・カーチナさん ――2003年に初めて来日し、ミュージックステーションを番組中に「ドタキャン」しましたね。いったい何があったのですか。 当時、私たちは「時速200キロで逆走」というファーストアルバムのリリースに合わせて日に行きました。日はまったくの別世界でしたね。興味津々で。当時、私たちはまだ18、19歳と幼かったです。 ヨーロッパにはすでに行っていましたが、日アメリカ行きは「ないだろう」と思っていました。日でも同じような成功を待ち望んでいました。 そもそもタトゥーの初期はスキャンダルとともにありました。プロデューサーのイワン・シャポワロフ氏のアイデアです。私たちがレズビアンという設定もそうでした。同性愛を非難してはならないというメッセージもありましたが、まさにそれはプロジェクトでした。 「Я сошла с ума(英語版のタイトルは「All The Things Sh

    ロシアのタトゥー「ドタキャン、謝りたい」プロデューサーに服従状態、後悔の日々:朝日新聞GLOBE+
  • 震災の壮絶体験を漫画化 15歳で家族失い、ホームレス…謎の投稿主あぶくま君に会う:朝日新聞GLOBE+

    ずっと気になっているTwitterのアカウントがあった。名前は「あぶくま君」。15歳のときに東日大震災に遭遇、家族や親戚をすべて失い、東京でホームレスに――。プロフィール欄にはそんな自己紹介文が載っている。 あぶくま君は自らの体験をもとにしたという漫画を日々投稿し、10月15日現在で73話にまでなっている。 あぶくま君のTwitterアイコン=@abukumakum/Twitter 現在までのストーリーはこんな感じだ。 2011年3月11日午後2時46分。中学の卒業式当日、突然強い揺れが襲う。主人公のあぶくま君は福島県南相馬市の中学3年生の男子。ほかの生徒たちは親たちが迎えに来る中、あぶくま君は家族と連絡がつかない。 一緒に暮らしていたのは母親と2歳の弟、姉と姉の息子(4)の4人。母親と姉に何度も電話したが応答がない。 仕方なく、一部の生徒や教諭らと避難所に身を寄せることに。数日後、自宅

    震災の壮絶体験を漫画化 15歳で家族失い、ホームレス…謎の投稿主あぶくま君に会う:朝日新聞GLOBE+
    nicoyou
    nicoyou 2021/10/16
    擁護するわけじゃないがTwitter上げるだけの漫画でも私は見開き意識して描いちゃうなあ。コミスタの設定を見開きデフォルトにしてるしそう描くものだと思ってるので
  • タリバンのアフガニスタン速攻制圧なぜ? 7年前から「寸止め」、農村支配で都市包囲:朝日新聞GLOBE+

    治安維持の名目で、カブール市内に展開するイスラム主義勢力タリバンの特殊部隊とされる画像。8月23日、タリバン構成員が朝日新聞に提供した 首都に進軍してきたタリバンの映像を見て、気付いた点がある。彼らが手にしている自動小銃は、30年近く続いた戦いの中で彼らが使い続けてきた旧ソ連型のカラシニコフではない。世界各地の戦場で米兵が携行し、アフガン政府軍にも配ってきたM16だった。タリバンに対して、政府軍が武器を渡して投降したことを物語る。 2001年、米軍の圧倒的な軍事力を前にタリバンは政権を追われ敗走した。戦闘員の多くは、農村部や隣国パキスタンに逃れて身を隠した。当時、パキスタン側で取材したタリバン構成員は「いつでも反撃に出る。復讐は100年たっても遅くないということわざがある」と語ったが、当時、私はまったく現実味を感じなかった。 しばらくすると、タリバンはアフガン各地でゲリラ攻撃や爆弾テロを仕

    タリバンのアフガニスタン速攻制圧なぜ? 7年前から「寸止め」、農村支配で都市包囲:朝日新聞GLOBE+
    nicoyou
    nicoyou 2021/08/28
    タリバンがどうして拡大できたのか、瞬時にオセロをひっくり返せたのか知りたい情報だった。ありがたい
  • ロシア五輪委、選手村を酷評「中世の時代。選手かわいそう」 橋本会長「対応したい」:朝日新聞GLOBE+

    東京オリンピックの開幕を控え、続々と各国選手団が東京・晴海にある選手村に入村している。しかし、組織的なドーピング違反のため、国家としての参加ができないロシア・オリンピック委員会(ROC)のチーム幹部から、選手村の状況について酷評される事態が露呈した。 ロシア国営メディアによると、同幹部は選手村の状況について「バスルームが狭い」「インターネットの接続環境が悪い」「アスリートが快適に過ごせる場所じゃない」と一方的に批判。 その上で、選手村は「まるで中世の時代にあるようだ。21世紀の日ではない」と指摘し、改善を求めている。この動きに大会組織委員会も確認に乗り出した。 同メディアによると、ROCのフェンシングチームが19日に入村。ロシアフェンシング連盟の副会長で、代表チームの監督を務めるイリガル・マメドフ氏は選手村の実態に「私の選手たちが当にかわいそうだ」として状況を訴えた。 マメドフ氏は19

    ロシア五輪委、選手村を酷評「中世の時代。選手かわいそう」 橋本会長「対応したい」:朝日新聞GLOBE+
  • インドのカースト最下層、ヒンドゥー教捨てて仏教へ 日本から来た僧が後押し:朝日新聞GLOBE+

    ■「新しい人生が始まった」 「私はすべての人間が平等であると信じます。今日、新たな人生を手に入れたと信じます」 昨年10月下旬、刺すような日光を遮る天幕の下で、数百人が手を合わせ、僧に続いて唱和した。改宗の儀式だ。終わると、仏教徒になった証明書を受け取る。「インドのへそ」とも呼ばれ、国土の中心に位置するナーグプル。毎年9~10月の数日間、改宗をする人やそれを祝福する仏教徒ら数十万人が集まる。 約900キロを鉄道でやってきた大学生ラワン・パル(23)は、「不可触民(ダリト)」と呼ばれてきた、カーストで最底辺層の出身。両親の希望で、改宗式にやってきた。「家を借りるのが難しく、ヒンドゥー教寺院に入ることも許されない。学校では教師から避けられ、警察からも嫌がらせ。犬のような扱いだった」 2007年に改宗して以来、毎年この地に来るナラヤン・アムテ(69)は「犬の方がまだいい」とさえ言う。「犬は村の井

    インドのカースト最下層、ヒンドゥー教捨てて仏教へ 日本から来た僧が後押し:朝日新聞GLOBE+
  • 「東洋人らしいセーラームーン」に思う外国人が求める「日本人らしさ」:朝日新聞GLOBE+

    先日、ドイツ在住のライターの雨宮紫苑さんが、アニメのキャラがドイツ語英語などの外国語を使う場合は、外国で見ても違和感のないように、正しい外国語が使われるべきだと書きました。実際には文法がおかしかったり、発音がおかしかったりするため、たとえば英語圏の国やドイツでアニメを見た時に、現地の人が気持ちよく見られないそうなのです。 これに対してイスラム思想研究者でありアラビア語の通訳でもある飯山陽さんが「母国語に外国語を混ぜて使う方が、むしろ世界標準だろう。フランス人が「タタミ」を動詞として使うことや、寿司が世界中で「スーシー」であることも、雨宮氏は「適当」「残念」と馬鹿にするのだろうか?/ 「外国語の扱いや外国人の扱いが適当だなぁ」と改めて痛感。」とつぶやきちょっとした論議になりました。 「日人なのだから日語を使うべき」という発想 外国人が日のアニメを見た時に「アニメのキャラクターが話す外

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  • アングル:イタリアが「欧州の武漢」に、なぜ新型コロナウイルスの感染は広がったのか:朝日新聞GLOBE+

    新型コロナウイルスを封じ込めるために封鎖された「レッドゾーン」の1つ、サン・フィオラーノ。2月29日撮影(2020年 Marzio Toniolo)

    アングル:イタリアが「欧州の武漢」に、なぜ新型コロナウイルスの感染は広がったのか:朝日新聞GLOBE+
  • 日本アニメは世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来:朝日新聞GLOBE+

    【関連記事】世界で急成長の日アニメ、海外勢が猛追 輝き続けるカギは? 片渕監督の眼 【関連記事】なぜ日アニメは世界で愛される ディズニーとは対極の「ガラパゴスの力」 ――日のアニメには、見ている人が自分自身の人生と重ねて入り込める、共有できるストーリーが多いと、海外のアニメファンの多くが言っていた。だからこそ、国籍に関係なく、様々な国で受け入れられるのではないでしょうか。 えっとね、違うかもしれないんだけども、ある意味、日のアニメーションがティーンエージャーより上の世代に向けて特化していった、対象年齢を特化していった結果だと思うんですよ。例えば、ピクサーなどはまだ子供のために見せるという使命が残っていますよね。日はもうないですよ。 それはね、逆に言うと、そこが穴場なんです。「我々の世代に向けて語ってくれるメディアってない」と、ティーンエージャーや20代前半の人が思うわけです。とこ

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  • 世界で増える「おひとりさま」、孤独とは限らない 現実を見すえた取り組みを:朝日新聞GLOBE+

    市場調査会社ユーロモニター・インターナショナルによると、シングルトンの数は、1996年の1億5300万人から2006年には2億200万人になり、10年間で33%増えた。 シングルトンは依然、増加していると推定されている。中国やインド、ブラジルなどが著しい経済成長を続け、女性の地位向上も進んでいることが原因だ。福祉国家化、高齢化、都市化、そしてインターネットなど通信技術の急激な発達でコミュニケーションのあり方が変わり、一人暮らしを望む人が他者とのつながりを保つ新しい術を見いだしたことも、シングルトン増加の一因と言えるだろう。 米国では「孤独」が深刻な健康危機を生み、何百万という人が孤独を感じている。孤独を社会問題、公衆衛生上の懸念として真摯(しんし)に受け止めるのは大賛成だ。それは政府が取り組むべきであり、人々の集いの場、必要な社会的つながりを育む場所となる図書館や公園などの社会インフラに投

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  • 100カ国行ったイモトアヤコだから分かる「世界の変化」とは:朝日新聞GLOBE+

    ――2007年に日テレビ系番組「世界の果てまでイッテQ!」の珍獣ハンターに選ばれて以来、足を運んだのはこれまで実に100カ国以上。この10年、どんな変化を感じますか? 「誰もがスマホを持ってる状況になったな、と感じます。アフリカのマサイ族も、アマゾンの奥地に行っても、やっぱりスマホを持ってるんですよ。で、通じるんです。携帯で写真撮ったり、動画撮ったりもしてる。上半身裸で、テントのようなところで暮らしてるのにスマホを見ていたりするのは、すごいちぐはぐで不思議な感じがします。この10年は、そうした変化にびっくりしてますね」 「『イッテQ!』の撮影で行ったインドネシア・コモド島が人生で初めての海外だったんですが、当時の感覚は、今とはまったく違いますね。携帯電話もガラケーで、海外で使うこと自体が今のように普通じゃなくて、誰ともなかなか連絡が取れなくて、不安しかなかった記憶があります」 イモトアヤ

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  • 公園を埋め、そして消えたイラン人 あの波は日本に何をもたらしたか:朝日新聞GLOBE+

    代々木公園の入り口は、多くのイラン人でごった返していた=西山毅・写真/文 「東京のキャバブのけむり」(ポット出版発行、径書房発売)より ■欧州に渡った 2人の明暗 2001年秋から04年春までテヘランで暮らした私にとって、イラン人は親日家という印象が強い。だれもがテレビドラマ「おしん」(*1)を知っているし、「ヒロシマ」を口にする。 (*1)1983年~84年に放映されたNHKの朝ドラ。戦中、戦後の混乱期を生きる女性を描いた。イランではイラクとの戦争中に放送されて共感を呼び、放送中は街から人影が消えるほどの人気に。 それだけに、1990年代初めに起きたことが心のどこかにつかえていた。当時、メディアは「公園がイラン人に占拠された」とセンセーショナルに報じた。変造テレホンカード(*2)や薬物取引など犯罪がらみの報道ばかり目立った。 (*2)公衆電話用のプリペイドカード。国際電話ができるカード式

    公園を埋め、そして消えたイラン人 あの波は日本に何をもたらしたか:朝日新聞GLOBE+
  • 生徒の欠席に悩む学校、洗濯機置いたら劇的に改善した:朝日新聞GLOBE+

    ケンタッキー州ルイビルにあるファーンクリーク高校の新しい洗濯室=Jai Wilson via The New York Times/©2019 The New York Times。洗濯機をはさんで、学校の担当スタッフ(右)から室内の説明を受ける生徒たち

    生徒の欠席に悩む学校、洗濯機置いたら劇的に改善した:朝日新聞GLOBE+
  • ドイツのDIY企業のCMはなぜ炎上したのか:朝日新聞GLOBE+

    でCMや広告が差別的だと話題になり炎上することがしばしばあります。そのたびに、「日では、企業側のジェンダーの平等に関する意識がまだまだ低い」などの批判の声が挙がります。でも企業がときに差別問題に疎いのは何も日に限った話ではなく、海外の企業でもそういった問題は見られます。今回は、ドイツDIY企業「HORNBACH AG」がアジア女性を差別的に描く動画を流し問題になっています。「白人」それも「一部の白人男性」の視点しか取り入れず、東洋人女性を明らかに見下した内容の動画を流したことで、ドイツでも当の意味での多様性への道のりはまだまだ遠いことがわかります。 問題となったのは、以下のオリジナル動画です。 登場するのは庭仕事で汗をかいている5人の白人男性です。庭仕事の後、彼らの汚れた下着は真空パックされます。日人とも思われる女性(動画ではわずかですが、「春の匂い」と「日語」が映りこんで

    ドイツのDIY企業のCMはなぜ炎上したのか:朝日新聞GLOBE+
  • 朝日新聞GLOBE|海外救援隊と日本 -- 外交の舞台では

    [Part2] 中国、なぜ「15人派遣」? 「今回はとても感謝しています」 「どういたしまして」 中国の救援隊を東日大震災の被災地に派遣することで日中双方が合意した3月13日、日中両政府当局者の間で、こんな会話が交わされたという。謝意を表したのは、中国側だった。 自らも救援隊に加わり、日中間の事前調整で窓口役を担った中国地震局国際協力部課長の徐志忠によると、中国は震災当日の11日に国連傘下のINSARAGを通じて被災地への人員派遣の意思を伝え、日にも救援隊の派遣を打診。「2~3時間以内には出発できる態勢」を整えた。 しかし、日側は真っ先に受け入れるべき国として、米国が「ランク1」としたのに対し、中国は「ランク4」と優先度が低かった。 外務省の対中政策担当者たちは「受け入れるべきだ」と主張したが、「ランク3.5」に引き上げるのがやっとだったという。 なぜ、日側は躊躇(ちゅうちょ)した

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