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生物に関するnucleotideのブックマーク (208)

  • 「普通のネズミより10倍長寿」のハダカデバネズミ:その理由は? | WIRED VISION

    前の記事 巨大倉庫で働く「自律型ネットワーク・ロボット」(動画) 「普通のネズミより10倍長寿」のハダカデバネズミ:その理由は? 2009年3月11日 Brandon Keim ハダカデバネズミ。動画は(2)で紹介 世界で最も寿命の長いげっ歯目とされるハダカデバネズミ。このネズミの持つ飛びぬけて頑丈なタンパク質が、老化の謎を解く重要なカギとなるかもしれない。 ハダカデバネズミが研究者たちの関心を引いているのは、彼らが30年近く生きられるためだ。実験用マウスと体の大きさはほぼ同じであるにもかかわらず、寿命はマウスの10倍近くも長いことになる。[実験用マウスの寿命は最長で3.5年とされるが、理化学研究所には37年生きているハダカデバネズミ(女王)が存在する。 ハダカデバネズミは、アフリカに生息するネズミの仲間。地中に平均80頭、最大300頭もの大規模な群れを形成し生活する。哺乳類には珍しい真社

  • asahi.com(朝日新聞社):ほぼノーミス「天才ラット」誕生 東海大、30年かけ - サイエンス

    電気ショックを避けようと、左前脚でレバーを押す「天才ラット」=渡辺哲・東海大学教授提供周りの様子を探る天才ラット=東海大学  賢いラットを実験で選び出し、95世代かけ合わせて、「天才ラット」を誕生させた。東海大学が30年がかりで育てた。普通のラットは学習能力の実験で360回中、多い時は8割以上失敗するが、「天才」はほぼノーミス。殺虫剤や農薬など化学物質が学習能力に与える影響などを調べる実験に役立ちそうだ。  「天才」は、30秒ごとにレバーを押さないと軽い電気ショックを受ける実験で、学習能力の高かった個体同士を繰り返し、交配してつくった。「賢さ」が安定するまで約20年かかったという。  天才ぶりはこの実験で実証済みだ。普通のラットは、毎日30分、レバーの押し方を教えても、360回のうち100〜300回は失敗する。一方、「天才」は360回中、失敗は平均で5回ほど。  水の中を泳いでゴールを探す

  • くろばねのブログ

    nucleotide
    nucleotide 2010/07/24
    駒井卓先生
  • asahi.com(朝日新聞社):ニワトリが先かタマゴか、やはり難問 英の研究で論争 - サイエンス

    【ワシントン=勝田敏彦】人類が長年悩み続けた謎「鶏が先か、卵が先か」がついに解決?――英国の大学が最近発表した研究で、卵の殻ができるには雌鶏が作るたんぱく質が不可欠であることがわかって「鶏が先」といったんは「決着」したかにみえた。だが、「まだ完全な回答ではない」として、格的な「解明」はまだ先の話になりそうだという。  この研究は、英シェフィールド大とウォリック大が9日に発表した。研究チームは、雌鶏が殻を一晩で作ってしまう秘密を探るため、雌鶏の卵巣にあるOC―17と呼ばれるたんぱく質の働きをコンピューターで調べた。その結果、このたんぱく質に殻を硬くする炭酸カルシウムの結晶を急速に成長させる働きがあることを突きとめた。  研究チームのシェフィールド大の研究者が「鶏が先という科学的証拠が得られた」と勇み足気味のコメントを出すなどしたため、「難問がついに解決」と騒ぎになった。同じチームのウォリッ

  • 緑のアジサイ 実は病んでいます… 病原細菌「ファイトプラズマ」に感染 (1/3ページ) - MSN産経ニュース

    変形など被害 青、紫、ピンク…と梅雨を彩るアジサイだが、時として花(萼(がく))が葉のように濃い緑色のものがある。観賞用として珍重されることもあるが、実は植物の形を変え、農作物などに被害を及ぼす病原細菌「ファイトプラズマ」による病気だ。細菌そのものは人体に害はないが、自宅の庭などに見つけた場合には感染が広がらないよう隔離や処分などの対応が必要という。(草下健夫) ◆さまざまな症状 「海外では緑色のアジサイもあるが、日で緑のものはファイトプラズマの症状と見てよい」と説明するのは、東大大学院農学生命科学研究科の難波成任(なんば・しげとう)教授(植物病理学)。 ファイトプラズマは植物の細胞内に寄生する細菌の一種。一般的に夏場に多く見られる体長数ミリのセミの仲間「ヨコバイ」が、感染した植物の汁を吸った後、ほかの植物の汁を吸って感染を広げていく。植物自身の繁殖や人間による挿し木などでも拡大する。症

  • 共生細菌が外来線虫から宿主を防衛する? - むしのみち

    先日の学会で口頭発表を行うとき、セッションがはじまる前にプレゼンのファイルを備え付けのパソコンに入れておく必要がありました。セッションには講演者の紹介を行い質問を受け付ける座長(チェア)というのがいます。 チェアは紹介するにあたって、読みにくい名前の人がいると確認しておきたいものです。私のファーストネームは、外国人にも読みやすい名前にしようという命名者の目的ははたせているようで、比較的発音しやすく容易に覚えてもらえます。ただ、ラストネームについては、日系人の多いハワイでもまだ見ていませんし、発音もしづらいようで、聞き返されることもしばしば。そういった事情もあったので、セッションがはじまる前にチェアの人と話す機会がありました。 彼は学会のわずか3週間前に Ph.D. Defense を終え、ポスドク先に移ったばかりだそうです。発表内容は、コハナバチに片利共生する線虫の話でしたが、ポスドク先で

    共生細菌が外来線虫から宿主を防衛する? - むしのみち
  • 鳴き声で知る生き物たちの魅力とは?Webで見られる「鳴き声図鑑」 - はてなニュース

    図鑑といえば、写真やイラストなど生き物たちのビジュアルが中心になる場合がほとんどですが、時には彼らの「鳴き声」に耳を傾けてみるのはいかがでしょうか?今回は動物園の動物たちから身近な昆虫まで、生き物たちの「鳴き声をテーマにしたWeb図鑑」を集めてみました。 ■ほ乳類から鳥類まで、「動物」の鳴き声 まずご紹介するのは、図鑑でおなじみの「動物」の鳴き声です。 <鳴き声で巡る“動物園”> ▽鳴き声図鑑 | 東京ズーネット こちらのエントリーでは、チンパンジー、ライオン、ゾウ、キリン、モルモット、ダチョウなど、動物園で暮らす様々な動物の鳴き声を聞くことができます。ライオンやチーターなど、動物によっては“甘えた声”“怒った声”といった何パターンかの鳴き声が聞ける場合も。また動物園の人気者といえばパンダを思い浮かべる人も多いかと思いますが、その鳴き声は意外と知られていないのではないでしょうか? <鳴き声

    鳴き声で知る生き物たちの魅力とは?Webで見られる「鳴き声図鑑」 - はてなニュース
  • 牙をむく線虫 - 蝉コロン

    科学Natureより、Co-option of the hormone-signalling module dafachronic acid–DAF-12 in nematode evolution多くの生物は、過酷な環境条件のもとで長期にわたって生き延びるために、休眠状態をとることができる。線虫(Caenorhabditis elegans)の幼虫が耐性幼虫になると、摂は停止するが活動性と運動性は維持され、しかもストレス耐性となって極めて長生きし、老化しない。 環境条件が悪くなると休眠状態をとることができる生き物がいるぞ、って話は聞いたことがあると思います。クマムシとか。モデル動物でおなじみの線虫は、幼虫時代にエサがなくて個体密度が高いみたいな悪い環境にあると、耐性幼虫と呼ばれるものになります。1%SDSに数時間漬けても大丈夫。 耐性幼虫は餌をべず貯蔵した脂肪からエネルギーを得ている

  • 日本の高級キノコがスウェーデンに自生 - 蝉コロン

    Japanese gourmet mushroom found in Swedenって書いてあったら松茸のことかなと思うじゃんね。ホンシメジでした。無学なものでホンシメジの価値を知りませんが、キロあたり$1000くらいそうです。イェーテボリ大学*1の学生さんが発見!ホンシメジ! TRUE SHIMEJI、学名Lyophyllum shimeji。「香り松茸味しめじ」と言われるしめじの中でも真のしめじ。キングオブキングス、シメジオブシメジス。 学生が見つけたキノコはモレキュラーなテクノロジー*2を使って日のホンシメジと全く同一であることが判明したのです! 実は1999年にも似たようなことがあって、スウェーデンでTricholoma nauseosumと呼んでいたものが実はTricholoma matsutakeと同一だったのです。やっぱり来た松茸!どうなってんだスウェーデン。 wikipe

  • asahi.com(朝日新聞社):唾液を調べ、がん発見 慶大研究所などが新技術開発 - サイエンス

    唾液(だえき)に含まれる成分を調べ、がんを発見する技術を、慶応義塾大先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)と米カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)が共同で開発した。唾液の検査は、X線や血液の検査より患者の負担が小さく、実用化されれば症状が出にくいがんの早期発見につながる可能性がある。  UCLAが、膵臓(すいぞう)がん、乳がん、口腔(こうくう)がん患者や健常者ら215人の唾液を集め、慶応大がそれぞれのがんに特徴的な物質を探した。検出された約500種類の糖やアミノ酸などのうち、膵臓がん患者はグルタミン酸の濃度が高いなど、健常者に比べ濃度が高かったり低かったりした54物質を特定した。  これらの物質の特徴を組みあわせた解析で、がん患者を対象に、がんが判別できる精度を調べた。この結果、膵臓がんの99%、乳がんの95%、口腔がんの80%を見分けられた。年齢や性別、人種の差は、あまりなかった。  

  • ホタル異変 交雑?東日本で「2秒型」増加(産経新聞) - Yahoo!ニュース

    長野県辰野町の「松尾峡ほたる童謡公園」。約1万匹が幻想的な光跡を描く。今が乱舞のピークだ(鈴木健児撮影)(写真:産経新聞) 夏の風物詩、ホタルの光り方に変化が起きている。4秒間隔で発光するはずの東日のゲンジボタルで、最近では2秒や3秒間隔で光る個体が増えているのだ。専門家らは「他地域のホタルの流入や交雑が理由として考えられる。地域固有の特性が失われる危機だ」と指摘する。 「東京都内では、ゲンジボタルの8割が2秒間隔で光る西日型といわれている。ホタル祭りや観賞のため、遠くから違う遺伝子型のホタルを連れてきたのが原因とみられる」と日ホタルの会の古河義仁理事は解説する。 古河理事によると、日のゲンジボタルには6種の遺伝子型があり、東日型と西日型では発光パターンが異なる。東日型は4秒間隔で光るのに対し、西日型は2秒間隔。また、西日のゲンジボタルは集団行動を取りやすく、ぽつぽつ

  • 第1回 生物界全体をグループに分ける|分子生物学WEB中継 生物の多様性と進化の驚異|実験医学online:羊土社

    さて,生物界には実にさまざまな生物がいることは皆さんご存知のことと思います.生物界全体を大まかに分ける考え方はいくつかありますが,それぞれにもっともらしさがあります.ここではそのなかから2つをご紹介します. 5界分類 現在では,高校の生物でもロバート・ホイッタカーの5界分類を習うと思います(図1A).1969年に提唱されたものです.これが系統分類の1つの到達点であったと思います.これまでとの大きな違いは,従来は植物に入っていたカビやキノコの仲間の菌類を独立させて,真核生物を4界に分けたことです.多細胞生物(後生生物)のグループを,栄養摂取様式の違いから,自分で有機物を作れる植物,有機物の餌を捕まえる動物,有機物を吸収する菌類に分ける.従属栄養であるという観点からは,菌類は植物より動物に近いという認識です. 6界分類 トーマス・キャバリエ=スミスは生物の分類に大きな貢献をし,2004年に第2

    第1回 生物界全体をグループに分ける|分子生物学WEB中継 生物の多様性と進化の驚異|実験医学online:羊土社
  • 植物:6週間の「記憶力」京大グループ調査 - 毎日jp(毎日新聞)

    京都大生態学研究センターの工藤洋教授らの研究グループは、植物が適切な時期に花を咲かせるために過去約6週間の気温を“記憶”していることを突き止めた。桜の開花の正確な予想や気温変化に強い農作物の開発につながることが期待され、近く米科学アカデミー紀要(電子版)に発表する。 植物が花を咲かせる時期を決める開花遺伝子は60以上見つかっているが、自然の中での具体的な働きはほとんど分かっていない。研究グループは植物が長期的な温度変化を感じ取り、最適なタイミングで花を咲かせていると想定。自生しているハクサンハタザオの葉を採取し、開花遺伝子情報の運び役であるリボ核酸の量を2年間にわたり1週間おきに測定した。 得られたデータと気温の変化を積分などを使った統計学的手法で解析。その結果、植物が過去約6週間の気温を参考にして開花時期を調節していることが分かったという。【広瀬登】

  • 高校生物の教科書には消化の話がほとんど出てこない | 5号館を出て

    入学したての1年生に生物学を教える関係上、高校でどんな生物学を学んできたかを知る必要があって、文科省の検定済教科書を読むことがあります。 数年前に発見して愕然とした事実があります。それは、「高校生物では消化についてほとんど習わない」ということです。我々のからだの中には消化のために道や胃や腸という器官があるという記述ほほとんどの教科書に載っていますが、消化器系のどこでどんなものがどのように分解され、べたものがどうなっていくのかということに関する記述のある教科書はほとんどありません。たまに、アミラーゼ・ペプシン・トリプシンなどの消化酵素の名前が出てくる教科書もありますが、それらが口や胃や小腸で働くとか書いてありましたが、何を分解するのかについては触れず、単に酵素活性がもっともたかくなる「最適pH」の話をするために出てくるだけです。 私が生物学において、もっとも重要だと考えるものが二つあって

    高校生物の教科書には消化の話がほとんど出てこない | 5号館を出て
  • カイダコのメスは何で殻を持っているのか?その謎が解明される(オーストラリア・日本) : カラパイア

    なぜカイダコ(アオイガイ)のメスには殻がついているのか? 「この殻は卵がある程度の大きさになるまで保護する育房の働きがあるからだ」というのが最も一般的な見方だった。 だが、捕者から身を守るには薄すぎるため、この説も信憑性にとぼしく、何百年も前から生物学者を悩ませてきたという。 今回、オーストラリア、メルボルンのビクトリア博物館の研究者、ジュリアン・フィンは、日の漁師が捕まえたカイダコを使い、実際に日海に面した島根県の沖泊港に潜ってこの謎を解明すべく実験を行ったそうだ。

    カイダコのメスは何で殻を持っているのか?その謎が解明される(オーストラリア・日本) : カラパイア
  • 『人工細菌誕生』の論文を解説してみる

    「人工細菌誕生」のニュースで話題となった論文 "Creation of a bacterial cell controlled by a chemically synthesized genome" Gibson. D. G. et. al. Science. 2010 について,生物学を学ぶが,合成生物学の専門家ではない@popeetheclownが解説を試みました. 続きを読む

    『人工細菌誕生』の論文を解説してみる
  • langsam : non-coding RNAはそんなにないかもしれないよ - livedoor Blog(ブログ)

    ついさっきNature Newsを見ていて、ちょっと気になった話題。個人的にはこの手の話題ってここ数年変わってきた生物全体の捉え方に関わるような感じもするし、またこのブログで科学的な話題もたまには扱いたいなということで簡単に触れておきます。ただ、厳格な科学的事実というよりは科学研究の先端における論争の話なので、話半分程度で読むのがよいし、面白い話ではないです。 → Existence of RNA 'dark matter' in doubt : Nature News と、その前に簡単に門外漢ながら背景を説明しておくと、世の中にいる生物はタンパク質を発現し、そういったタンパク質によって構成されていますが、タンパク質の情報は細胞核内(一部ミトコンドリア)にあるDNA上の遺伝子にコードされています。この遺伝子からmRNAが転写され、リボソームによってタンパク質に翻訳される。これが有名なセント

  • 植物や動物、魚に昆虫まで!Webで見られる「図鑑」を集めてみた - はてなニュース

    道端で出会った植物や生き物の名前を知りたい時、また動物園や植物園に出かける際のおともにも便利な「図鑑」。ただ眺めているだけでもわくわくしますよね。今回は、ネットで見られる動物や植物の「図鑑」を集めてみました。 ■動物、魚、虫、植物…「生き物全般」の図鑑 まずご紹介するのは、生き物全般について調べられるサイトです。 ▽http://www.tbs.co.jp/seibutsu/zukan/ ▽インターネット図鑑『自然界』 これらのサイトでは、ほ乳類、鳥類、魚類といった種類や見た目、生息している地域などから、様々な生き物を検索できます。 ■「植物」の図鑑 続いては花や野菜、キノコなど「植物」について学べるサイトです。 <花> ▽HugeDomains.com - Shop for over 300,000 Premium Domains こちらの「花図鑑」では科名や50音順、分類や季節で花を検

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  • 人間の想像力に挑戦状を叩きつけた、シュールファンタスティックな生物ベスト10 : カラパイア

    かなり個性的な造詣をしている地球上の生物ベスト10なのだそうだ。中には人間の想像力をフル稼働しても「この発想はなかったわ」的なものも。既出のものも含めてざっくりおさらいしてみることにしようそうしよう。 【Top 10 Fantastic and Surreal Creatures】より 10.ホライモリ イモリの一種ホライモリは、洞穴生物で「オルム」とも呼ばれている。体長は約30cm。前肢の趾は3、後肢の趾は2。嗅覚と側線感覚によって地下水の中に住む小さな甲殻類などを捕するが、生命に乏しい洞窟で暮らすため、極めて長期間の絶に耐えることができる。 9.ムラサキダコ(Tremoctopus violaceus) 外敵に襲われると収納されていた巨大なマントを開くというムラサキっぽい外見をしたタコ。 映像 8.グラスフロッグ(Glass frog) カラパイアでは常連メンバー、ベネズエラで

    人間の想像力に挑戦状を叩きつけた、シュールファンタスティックな生物ベスト10 : カラパイア
  • asahi.com(朝日新聞社):まるで地球外生命? 酸素なしで生きる多細胞の動物発見 - サイエンス

    酸素なしで生きる胴甲動物の顕微鏡写真。染色してあり、左下の横棒の長さは20分の1ミリ(BMCバイオロジー誌から)  【ワシントン=勝田敏彦】ギリシャ・クレタ島に近い地中海の海底の堆積(たいせき)物から、酸素なしで生きる動物が見つかった。一部の細菌など単細胞生物が、酸素なしで生きることは知られているが、多細胞の動物は初めて。イタリアとデンマークの研究チームが英オンライン生物誌BMCバイオロジーに発表した。  チームが調査した堆積物は、塩分濃度が特に高い水がたまったところの下にあり、普通の海水との接触がなく酸素が全く含まれない。だが、この10年間で3回調査した結果、軟らかい体を硬い殻のようなもので包む1ミリ以下の小動物(胴甲動物)3種類が生きていることがわかった。  これらは、堆積物の中で一生を過ごしており、酸素なしでも生活のためにエネルギーを得る機能を進化させているらしい。  英テレグラフ紙