100万タイトルを越えるケータイ小説が投稿されたコミュニティサイト「魔法のiらんど」のプロデューサー、伊東おんせん氏が書いたケータイ小説の今が一番わかる本である。ケータイ小説というと、携帯電話で読める小説をすべて含むが、以下の3種類に分けられる。 もともと携帯電話向けに書かれてない小説を携帯サイトに掲載したもの。 プロの作家が専用に書いたもの。月額会費など、コンテンツに料金が発生しているタイプや、サイトのアクセス数向上が主目的で無料で読めるタイプがある。 ユーザーが投稿したもの。その中で人気の高いものは書籍化されることがある。このうち最も注目を集めているのが3番。今やケータイ小説=魔法のiらんどと言っても、決して過言ではない勢いがある。 10代の女性を中心に、おびただしい数の小説が日々投稿され、その中には1日数十万アクセスを稼ぐもの、書籍化され、数十万部を突破するものがある。魔法のiらんど