こんにちは、すずきです。 6月20日10時から行われたカドカワ株式会社の株主総会に出席したので、概要をまとめておきます。 直近決算説明会資料:2018年3月期 通期決算説明資料 株主総会資料:第4期定時株主総会招集ご通知 2017年株主総会:クリエイターに対する敬意は会社全体に備わっている――カドカワ 2017年株主総会の内容まとめ 業績は増収減益。来期は増収増益予想ですが、減益トレンドを反転させるだけの大きな環境変化が見当たらない割に、ハードルを高めに設定しています。 分野別にみると、Webサービス(ニコニコ)分野が減収減益で足を引っ張っているのが目立ちますが、売上最大の出版分野も減収減益なのが悩ましいところ。 ▼ここ一年の主な動き 2017年9月25日 9.25けもフレ事件(ニコニコ大百科) 10月1日 「クリエイター奨励プログラム」がニコニコ生放送に対応 12月12日 ドワンゴ川上会
2011年09月01日 作家を潰す『特典』商法 (1) カテゴリ:明日のための一年戦争 最近のラノベ原作アニメのDVDやBlu-rayの特典には、原作者による外伝などの冊子が入ることが多くなっています。 これが恒常化したのは、おそらく『とある魔術の禁書目録』シリーズ。外伝の『とある科学の超電磁砲』なども含め、初回版に入っている原稿の総量を合わせるとどうやら文庫本2冊ぶんぐらいになる模様。しかしながら、これは『速筆という異能』を持つ鎌池和馬という原作者だから出来ることで、他の作家がそうそう真似できるものではありません。 が。 いま、この『特典商法』が作家を潰そうとしています。 ごく最近でしたら、『IS《インフィニット・ストラトス》』の作者である弓弦イズルさんが、OVAの特典小説を落としました。他、ここ最近アニメ化された作家さんの連載が止まり続きを待たされているファンも多いと思います。 しかし
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