2019年に覚醒剤を使ったとして、覚醒剤取締法違反(使用)罪に問われた住所不定の派遣社員の男性被告(45)に対する判決公判が19日、名古屋地裁であり、板津正道裁判長は「警察官が被告に出した飲み物に覚醒剤を混ぜた疑いが残る」として、無罪を言い渡した。 判決によると、被告は19年12月5日に愛知県警東海署に逮捕されて取り調べを受けた際、警察官が用意した紙コップに入ったお茶や水を約5時間の間に計20~30杯飲んだ。翌日、病院で採尿された尿から覚醒剤成分が検出された。
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