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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (20)

  • 「生きた化石」脊椎動物の1位はガー、桁違いに遅い進化が判明

    米フロリダ州のレインボー川のロングノーズガー。ロングノーズガーは、西はテキサス州、北はカナダのケベック州にかけて生息している。(PHOTOGRAPH BY ALEX MUSTARD/NATURE PICTURE LIBRARY) チャールズ・ダーウィンが1859年に「生きた化石」という言葉を作って以来、多くの種がこの称号を手にしている。けれどもこのほど、脊椎動物ではガーという魚が最もその名にふさわしい生物であることが明らかになった。しかも、他を大きく引き離しての一等賞だ。論文は2024年3月4日付けで学術誌「Evolution」に発表された。 ガーは鋭い歯をもつ魚雷のような姿の魚で、長い歳月の間にほとんど変化していないことで知られる。現生の7種のガーには、古代のガーの化石と驚くほど多くの類似点がある。そこで、米エール大学のチェイス・ブラウンスタイン氏とトーマス・ニア氏が率いる研究チームが、

    「生きた化石」脊椎動物の1位はガー、桁違いに遅い進化が判明
  • 200年ぶりに大西洋でコククジラを目撃、「とんでもないこと」

    コククジラ(写真はメキシコ、バハカリフォルニア州の海を泳ぐメスとその子ども)は1700年代後半以降、捕鯨によって大西洋からはほぼ一掃されてしまった。(PHOTOGRAPH BY HIROYA MINAKUCHI/MINDEN PICTURE) 3月1日、調査のために米国マサチューセッツ州の沿岸を飛行しているとき、研究者たちは、予想すらしていなかったものを発見した。1頭のコククジラが、この種としては200年以上も目撃されていない場所で潜水し、浮上したのだ。 米ニューイングランド水族館の科学者たちは最初、眼下にいるのはセミクジラだと考えた。セミクジラはこの地域で絶滅の危機にあるため、定期的に監視されている。 しかし、しばらく時間をおいた後、もっとよく見ようと元の場所に戻って撮影すると、灰色の体には斑点があり、頭部は細長い三角形だとわかった。どちらもコククジラの特徴だ。 3月1日に目撃されたコク

    200年ぶりに大西洋でコククジラを目撃、「とんでもないこと」
  • 脳でトラウマ記憶がつくられる仕組みの一端、マウス実験で解明

    強い恐怖の体験をいつまでも忘れられない「トラウマ記憶」が脳でつくられる仕組みの一端を解明したと、自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)などの共同研究グループが発表した。マウスの動物実験で、恐怖の体験をすると脳の「前頭前野」に新しい神経細胞ネットワークができることを確認。研究成果は心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの難治性精神疾患の治療法研究につながる可能性もあるという。 トラウマ記憶は突然呼び起こされ、フラッシュバックとも呼ばれる。実生活にさまざまな不自由を強いることがある。これまでの研究で大脳皮質の前頭前野が関わり、多くの神経細胞の集団によって保持されていることなどは分かってきた。しかし、脳神経細胞の情報処理ネットワークの構造は複雑でトラウマ記憶ができる詳しいメカニズムは解明されていなかった。 生理学研究所の揚正和准教授、鍋倉淳一所長や大阪大学産業科学研究所の永井健治教授のほ

    脳でトラウマ記憶がつくられる仕組みの一端、マウス実験で解明
  • 光合成による水の分解、「最大の疑問」をついに解明、定説覆す

    植物のタンパク質にレーザーで刺激を与え、その結果起こるプロセスをX線で捉えることによって、科学者らは光合成反応に未知の段階が存在することを発見した。画像はX線で透視したハグマノキの葉。(IMAGE BY NICK VEASEY, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 光合成は地球の生命にとって不可欠だ。生態系の基礎をになう植物は、これによって自らの栄養を得ている。しかし、光合成がどのような仕組みで行われているのかについては、まだ正確にはわかっていない。 今回、ふたつの新たな実験によって、光合成の中でも特に難しい反応のひとつである水の分解における謎の一端が明らかになった。 水の分子が分解されると、酸素が空気中に放出される。「われわれ全員が依存している、あらゆる高等生物にとって不可欠な酸素は、まさに光合成の副産物なのです」と語るのは、米ローレンス・バークレー国立研究所の化学者で、ひとつ

    光合成による水の分解、「最大の疑問」をついに解明、定説覆す
  • カメは夜も「日なたぼっこ」、初の世界調査で明らかに

    米国マサチューセッツ州ブリッジウォーターにあるワイマン・メドー保護区の倒木で、夜に甲羅干しをするトウブニシキガメ。(PHOTOGRAPH BY TIM LAMAN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) ある暖かい春の夜、オーストラリア北東部の沿岸都市タウンズビルのロス川で、2人の科学者がカヌーに乗り込んだ。2人は膝にカメラを乗せ、手に双眼鏡を持ち、カヌーで川を進む。 程なく、2人は奇妙なものに気付いた。淡水ガメのクレフトマゲクビガメが、まるで日光浴をするように、月明かりを浴びていたのだ。 「当時はあまり気にしていませんでした」とオーストラリア、ニューイングランド大学の生態学者エリック・ノードバーグ氏は振り返る。「誰も見たことがないものを発見することは、最近ではめったにありませんから」 しかし、2017年のその夜に見た光景について周囲に尋ねてみると、カメが夜に陸へ上がって甲羅

    カメは夜も「日なたぼっこ」、初の世界調査で明らかに
  • 世界最古のコウモリの骨格を発見、しかも新種、5200万年前

    このほど新たに記載された新種のコウモリ「イカロニクテリス・グンネリ(Icaronycteris gunnelli)」の骨格。米国ワイオミング州南西部で発掘され、現在はカナダのトロントにあるロイヤル・オンタリオ博物館に収蔵されている。(PHOTOGRAPH BY ROYAL ONTARIO MUSEUM) コウモリの世界最古の骨格2点が新種であることがわかった。コウモリの化石記録で欠けていた部分のひとつを埋めると同時に、コウモリの進化に関する新たな手がかりとなる発見だ。どちらの骨格も、米国ワイオミング州南西部にある古代の湖底だった場所から発見された。「フォッシル・レイク(化石の湖)」と呼ばれるこの場所には、約5200万年前の亜熱帯の湖の生態系と周囲の森林がまるごと保存されている。 新種のコウモリ「イカロニクテリス・グンネリ(Icaronycteris gunnelli)」の体重は約25グラム

    世界最古のコウモリの骨格を発見、しかも新種、5200万年前
  • ティラノサウルスに「唇」があった可能性、なぜ唇が重要なのか

    このイラストに見られるように、ティラノサウルス・レックスなどの肉恐竜には、鋭い歯を覆う軟組織があったようだ。唇は、獲物を狙う際に使う歯を守り、歯の水分を保つうえで役立つ。(ILLUSTRATION BY MARK P. WITTON) 白亜紀の肉恐竜ティラノサウルスと言えば、恐ろしい歯と口がまず思い浮かぶだろう。ティラノサウルスは、博物館の展示や恐竜世界の復元図、そして『ジュラシック・パーク』などの映画で、バナナほどもある大きさの歯をのぞかせた姿で描かれてきた。しかし、古生物学者たちによると、実際のティラノサウルスや多くの肉恐竜には、歯を覆う唇があったようだ。(参考記事:「ティラノサウルスは実は3種いた、新たな論文が物議、議論白熱」) 複数の団体の古生物学者の合同チームが、3月30日付けで学術誌「Science」に発表した論文で、ティラノサウルスやアロサウルスなどの肉恐竜には、現在

    ティラノサウルスに「唇」があった可能性、なぜ唇が重要なのか
  • 金星の火山は活動中、探査中に火口が拡大、30年前の画像から発見

    NASAの金星探査機「マゼラン」が1990年代に収集した観測データから作成された火山「マアト山」のシミュレーション画像。(PHOTOGRAPH BY NASA/JPL) 科学者たちは半世紀も前から、金星の火山が噴火しているところを観察したいと夢見てきた。この底知れぬ高温の天体は硫酸の雲に包まれているが、過去の探査ミッションによって、表面に多数の火山があることが明らかになっている。 そして今回、約30年前に使命を終えた金星探査機が記録していた表面地形のデータから、貴重な情報が得られた。金星表面の火口が8カ月の間に変形、拡大し、溶岩があふれる様子がとらえられていたのだ。 研究結果は2023年3月15日付けで学術誌「サイエンス」に発表された。論文の著者の1人である米アラスカ大学フェアバンクス校の惑星科学者ロバート・ヘリック氏は「噴火により溶岩湖が形成されたのだと思います」と語る。 ヘリック氏らは

    金星の火山は活動中、探査中に火口が拡大、30年前の画像から発見
  • オオミズナギドリは台風に向かって飛び身を守る、海鳥で初の知見

    に多くみられる海鳥のオオミズナギドリが、台風の中心へ飛ぶことを重要な手がかりとして、陸へ飛ばされないようにしていることが分かった。海鳥で初めての知見で、名古屋大学など日英の研究グループが発表した。野生動物に機器を取り付け生態の情報を記録する「バイオロギング」などの手法を用いた。野生動物の台風に対する行動が分かったのは珍しいという。 野生動物の台風への対応は、観察が難しい。特に海鳥は陸の生物よりはるかに強い風にさらされているはずだが、どう過ごしているのかは未解明だった。 そこで研究グループは新潟県の離島、粟島で繁殖するオオミズナギドリを対象に調査した。翼を広げた幅は120センチ程度。捕者に襲われる恐れがあり、平地から飛び立つのも苦手のため、通常は陸の上を飛ばない。雛を育てるのは台風シーズンの8~11月で、何らかの対応をしていると予想された。2008~18年に計401羽について、緯度と経

    オオミズナギドリは台風に向かって飛び身を守る、海鳥で初の知見
  • 世界初のプログラマー、19世紀の伯爵夫人エイダ・ラブレス

    1835年、20歳のエイダ・ラブレスの肖像画。母親譲りの数学的な厳密さと父親譲りの想像力を合わせもつ女性だった。(IAN DAGNALL COMPUTING/ALAMY) 1833年夏のとある月曜の夜、17歳のエイダ・バイロンは母アナベラとともに、英国の数学者チャールズ・バベッジの家を訪ねた。その12日前に上流社会の夜会でバベッジに会ったバイロン嬢は、彼が製作しているという機械の説明に心を奪われていた。 その機械は青銅と鋼鉄でできた手回し式の装置で、何層もの歯車と、ハンマー状の金属製のアームと、番号のついた数千個の円盤を使い、自動的に数式を解くことができた。バベッジが「階差機関(Difference Engine)」と呼ぶこの機械は未完成で、高さ80cmほどの小さな試作機しかできていなかったが、ガラガラと音を立てて回転し、難しい数式の答えをはじき出した。 バベッジは、階差機関が完成すれば、

    世界初のプログラマー、19世紀の伯爵夫人エイダ・ラブレス
  • 上下の歯が生えそろったカエル、はじめて確認、唯一無二

    進化理論「ドロの法則」に反して、失われた歯を再び進化させたフクロアマガエル属の1種ガストロテカ・グエンテリ(Gastrotheca guentheri)の標。手のひらに乗る程度の大きさだ。米フロリダ自然史博物館蔵。(PHOTOGRAPH COURTESY OF ZACH RANDALL, FLORIDA MUSEUM OF NATURAL HISTORY) フクロアマガエル属の1種ガストロテカ・グエンテリ(Gastrotheca guentheri)は、手足が長く、目の上の角が特徴的だ。さらに不思議なことに、G・グエンテリの顎には歯が完全に生えそろっている。 ちょっと待った、カエルに歯なんてあっただろうか? 実はあるのだ。多くのカエルは、上顎に数の歯をもっている。しかし、現存する約7000種のカエルのほぼすべては、下顎の歯をもっていない。その唯一の例外がG・グエンテリであることを初めて

    上下の歯が生えそろったカエル、はじめて確認、唯一無二
  • 太陽系に未知の惑星、99.6%存在、天の川の方向

    一部の天文学者たちは、太陽系外縁のどこかに、地球のおよそ6倍の質量をもつ惑星が潜んでいると考えている。(CALTECH/R. HURT (IPAC)) 太陽系にまつわる謎のなかでも特に興味深いのは、海王星の外側に巨大な氷の惑星が当にあるのかどうか、という問題だ。もし実在すれば太陽系第9の惑星となることから、仮に「プラネット・ナイン」と呼ばれているが、この仮説は、提唱された当時から賛否両論を巻き起こしてきた。一部の小さな天体が描く奇妙な軌道から推定されたものだからだ。 そんななか、米カリフォルニア工科大学の天文学者であるマイク・ブラウン氏とコンスタンティン・バティギン氏は、もしプラネット・ナインが実在するとすれば、これまで考えられていたよりも地球に近く、より明るく、見つけやすいだろうという分析結果を発表した。両氏による論文は、学術誌「Astronomical Journal」に8月22日に

    太陽系に未知の惑星、99.6%存在、天の川の方向
  • コロナ禍で野良ネコたちに何が起きているのか

    イスタンブールで最も古い地区のひとつであるエミノニュに暮らす野良ネコ。このエリアでは、新型コロナウイルス関連の規制により、数ヶ月間ほとんど人がいない状態が続いた。 PHOTOGRAPH BY ELIF OZTURK, ANADOLU AGENCY/GETTY IMAGES トルコのイスタンブールは、野良ネコが多いことで有名だ。 魚屋やレストランの前でくつろいだり、歴史的な建物のまえでたたずんだりしている彼らは、ドキュメンタリー映画やインスタグラム、そして観光客が撮るスナップ写真の被写体となってきた。しかし、観光客が目にするのは、この街の野良の動物たちが直面する厳しい現実の一部にすぎない。(参考記事:「世界の街ネコを旅する 写真15点」) 「島に引っ越してきた当時、たくさんのネコやイヌが冬にべ物を求めてさまよっているのを見かけました」と、ジェム・アースラン氏は語る。 イスタンブール沖、クナ

    コロナ禍で野良ネコたちに何が起きているのか
  • 本当はおぞましいアラジン、映画と原作どう違う?

    ディズニーによるリメイク版の『アラジン』(2019)では、極小スペースに暮らしながらも宇宙レベルのスーパーパワーを持つランプの精ジーニーを、ウィル・スミスが演じている。(COURTESY AF SRCHIVE, ALAMY) 大ヒットしたディズニー・アニメ映画『アラジン』が米国の劇場で公開されたのは1992年。貧しいけれど美しい心をもった孤児アラジンが、空飛ぶ魔法の絨毯に乗り、ランプの精に助けられ、独立心旺盛なお姫様と出会う大冒険の物語である。名作となったこの映画は、ブロードウェイでミュージカル化もされ、さらに実写版のリメイク作品が先月、米国で公開された。だが、この映画のアラジンは一体どれくらい原作に忠実なのだろう? 物語の由来から中身まで、原作を知らない人には驚きの10のトピックスを紹介しよう。(ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニーはナショナル ジオグラフィックパートナーズの主要株主です

    本当はおぞましいアラジン、映画と原作どう違う?
    okumuraa1
    okumuraa1 2019/06/09
  • 深海でじっとしていると長生きに、最新研究

    深海には、数百年生きる生物がいる。(PHOTOGRAPH BY REINHARD DIRSCHERL, ALAMY) もしあなたがベニサンゴだったら、死ぬまでにやってみたい夢を全てかなえる時間は十分にあるだろう。ただし、ベニサンゴにできることは大きく限られているのだが。 500年生きるベニサンゴをはじめ、一部の海洋生物は驚くほど長生きする。それに比べたら、人間の寿命などあっという間だ。なぜそんなに長生きなのか。このほど学術誌「英国王立協会紀要B」に掲載された論文が、長寿の秘密に迫った。 深海生物は長生き 論文の筆頭著者でスペイン、バルセロナ大学の博士候補生イグナシ・モンテロ・セラ氏は、研究仲間とともに過去の研究記録を掘り起こし、世界中に生息する200種以上の生物の推定寿命を調べた。すると、サンゴ、海藻、海綿、ウミトサカなどの動かない生物、つまり付着生物が、深い海にすむほど長寿である傾向が明

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    okumuraa1 2018/04/07
    回復に数百年かかるのか、なかなかニキビ治らないなとか思ってたが、小さなことだったのか
  • 珍しい犬「ヤブイヌ」を撮影、コスタリカで初

    コスタリカのタラマンカ山脈に仕掛けられたカメラトラップには、珍しいヤブイヌの姿が写っていた。(PHOTOGRAPH COURTESY OF JOSÉ F. GONZÁLEZ-MAYA, DIEGO A. GÓMEZ-HOYOS, AND JAN SCHIPPER) 生物学者のジャン・シッパー氏は、ジャガーが写っていないかと期待しつつ、コスタリカのタラマンカ山脈に仕掛けたカメラトラップ(自動撮影装置)の粗い写真を調べていた。(参考記事:「中南米に残るジャガー信仰、人をのみ込む秘薬」、「ジャガーがワニをとらえた決定的瞬間、15秒の早業」) しかし、ジャガーではない動物が写っていて仰天した。それはずんぐりした小型の希少肉動物で、コスタリカに生息していることすら知られていないものだった。 その動物、ヤブイヌ(Speothos venaticus)の写真がパナマより北で撮影されたのは初めてだ

    珍しい犬「ヤブイヌ」を撮影、コスタリカで初
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    okumuraa1 2017/12/11
    これ犬なの?
  • 処刑、掃討、性暴力、世界で最も弾圧されている民族ロヒンギャ

    「踊れ!」 怯える少女に、兵士が銃を振り回しながら命令した。水田で兵士らに取り囲まれているのは、女性や少女ばかり。ミャンマーに住む少数民族ロヒンギャである。14歳のアフィファさんも、そのなかにいた。2016年10月のある朝のことだ。 ミャンマー国軍の兵士たちは、国境警備施設で9人の警察官を殺害した武装集団を捜索しているとして、アフィファさんの住む村を襲ったのだ。村の男たちは身の危険を察して森へ逃げ込み、女性と子どもたちだけが残されて恐怖にさらされた。 屈辱的な身体検査の後、アフィファさんは2人の若い女性が水田に連れ込まれるのを目にした。続いて兵士らはアフィファさんに向かって、手で喉を掻き切るしぐさをして「今すぐ踊らないと殺す」と脅した。アフィファさんは、涙をこらえながら体を揺らし始めた。兵士らはそれに合わせて手拍子をはじめ、なかには携帯電話を取り出して動画を撮影する者もいた。 クトゥパロン

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    okumuraa1 2017/09/03
  • 奇妙な新種カエルを発見、ブタ鼻で地中暮らし

    新発見のブパティ・インドハナガエルは、成体になってからほとんどの期間を地中で過ごす。一方、オタマジャクシは滝の裏側で岩に吸い付いて4カ月間生きる。(PHOTOGRAPH BY JEGATH JANANI) インドの西ガーツ山脈で、珍しいカエルの新種が見つかった。光沢のあるうす茶色の皮膚、淡い青色で縁取られた目、そして、ブタのようなとがった鼻を持つ。 科学者たちはこの新種をブパティ・インドハナガエル(Nasikabatrachus bhupathi)と名付けた。尊敬を集めた爬虫両生類学者であり、2014年に西ガーツ山脈で命を落とした研究仲間、スブラマニアム・ブパティ博士に敬意を表した命名だ。新種として記載した論文は、学術誌「Alytes」の最新号に発表された。(参考記事:「【動画】超ミニ新種カエル7種を発見、鳴き声も」) 新たに仲間入りした両生類は奇妙な姿に見えるかもしれないが、風変わりな解

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    okumuraa1 2017/08/29
  • 嘘の国を売った史上最悪の詐欺師、270人が死の入植

    ナショナル ジオグラフィックの書籍『世界をまどわせた地図』で紹介する国、島、都市、山脈、川、大陸、種族などは、どれもまったくの絵空事だ。しかし、かつては実在すると信じられていたものである。なぜだろう? それらが地図に描かれていたからだ。 神話や伝承として語り継がれていたものもあれば、探検家の間違いや誤解から生まれたものもある。なかには、名誉のため、あるいは金銭を集めるための完全な「でっち上げ」すらある。その代表例として、ここでは「ポヤイス国」の物語を紹介する。史上最悪の詐欺師グレガー・マグレガーによる嘘の国だ。 世界一の大ぼらふき、グレガー・マグレガー 1822年頃のヨーロッパは不景気の中にあり、コロンビアやチリ、ペルーなどの南米の国々はチャンスを期待する投資家たちの人気を得つつあった。それらの国の国債は利回りがよく、見逃せないもうけ話だったのだ。そんな時代に、モスキート・コースト国のジョ

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    okumuraa1 2017/07/24
    映画にできそう、探せばあったりして
  • 植物はイモムシを共食いさせて身を守る、初の発見

    底なしの欲を持つイモムシから身を守るため、イモムシたちを共い行為に走らせる能力を持つ植物が存在する。(参考記事:「カマドウマの心を操る寄生虫ハリガネムシの謎に迫る」) オンラインジャーナル「Nature Ecology and Evolution」に発表された新たな研究によると、イモムシにべられそうになった植物は、防御反応として自分の味をひどく悪くする物質を発することがあるという。イモムシは、あまりのまずさに思わず仲間のイモムシをべてしまう。 「その防御効果は極めて高く、イモムシは葉をべることにストレスを感じるようになり、こんなものをべるよりは仲間をべたほうがましだと思ってしまうのです」と、米ウィスコンシン大学マディソン校の動物学研究者で、今回の論文を執筆したジョン・オロック氏は語る。論文によると、同種のイモムシを共いに走らせるこのような防御方法は、これまで知られていなかっ

    植物はイモムシを共食いさせて身を守る、初の発見
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    okumuraa1 2017/07/13
    同じ種類の仲間だったら、欲しい栄養素が全部備わってるとかそういうこと?
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