熱帯に生息する、世界最長の貝とされる「エントツガイ」が国内では初めて、沖縄県の西表島で見つかりました。専門家は、生態を明らかにする貴重な発見だとしています。 この「エントツガイ」は、沖縄県の委託を受けて去年10月、西表島で生物調査を行っていた沖縄県環境科学センターの小澤宏之博士などが、マングローブ林で見つけたものです。 「エントツガイ」は、石灰質の長い管を作り、その中に住む貝で管の長さは1.5メートル以上になり、世界最長の貝とされています。 フィリピンなどの熱帯に生息していて、国内で確認されるのは初めてだということで、先月、沖縄生物学会の学術誌で発表されました。 貝類の生態に詳しい国立科学博物館の芳賀拓真研究主幹は、「エントツガイの生態はよく分かっておらず、海の底で生きている様子をとらえたのは世界で初めてで、生態を明らかにする第一歩となる貴重な発見だ」と話しています。
働きアリの中にニートのような「働かないアリ」がいるって知っていましたか?このアリは一日中ボーッとしているか、身体の手入れをしているそうですが…。メルマガ「生物学博士いいなのぶっちゃけていいっすか?」の著者、生物学博士・いいなさんは、この「働かないアリ」のいる集団の方が長続きするいう意外な事実ついて言及しています。 北海道大などの研究チームが発表 コロニー(集団)の中に必ず2~3割いる働かない働きアリは、他のアリが疲れて動けなくなったときに代わりに仕事をし、集団の長期存続に不可欠だとの研究成果を、北海道大などの研究チームが16日、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表した。 これまでの研究で、働くアリだけのグループを作っても、必ず働かないアリが一定割合現れることが確認されている。 仕事をする上では非効率な存在で、働かないアリがいることが謎だった。 自然界では、働きアリが全て同時に働
鹿児島大学は、鹿児島県出水市の干潟で採集したハゼの仲間の尻びれに、体長1ミリ余りの新種の甲殻類が付着しているのを発見し、おしりにかじりつくような様子から「NHKみんなのうた」の人気キャラクターにちなんで、和名を「オシリカジリムシ」と命名しました。 鹿児島大学の上野大輔准教授によりますと、去年5月、鹿児島県出水市の干潟で採集した「チワラスボ」と呼ばれるハゼの仲間の尻びれに、小型の甲殻類がくっついているのを、大学院生が見つけました。 体長1.3ミリほどで茶色の体に甲羅を持ち「カイアシ類」のグループと考えられていますが、あごの形などが特徴的で、上野准教授は新しい科の新種と結論づけ、24日、イギリスの学術誌に掲載されました。 学名は発見場所の不知火海で見つかったことから「コレフトリア・シラヌイ」と名付け、和名については、あごを使って尻びれにかじりつくような姿から「NHKみんなのうた」の人気キャラク
全国5つの動物園のカピバラたちが、お湯につかる長さを競う「長風呂対決」で、静岡県伊東市の動物園のカピバラが優勝し、訪れた観光客の人気を集めています。 伊東市の「伊豆シャボテン動物公園」はカピバラの飼育に風呂を利用していて、1歳のメスの「ポル」は園内一の風呂好きです。 「ポル」は今月8日、埼玉県や栃木県、長崎県、それに石川県の動物園のカピバラたちとそれぞれの動物園で湯につかる長さを競う「長風呂対決」に出場しました。 去年は2位でしたが、ことしはゆったりとお湯を満喫し、1時間58分38秒の記録で2位に大差をつけて優勝しました。「伊豆シャボテン動物公園」のカピバラが優勝するのは7年ぶりだということです。 動物園ではカピバラの群れが風呂を楽しむ様子を毎年冬から春にかけて公開していて、飼育員から「ポル」が長風呂対決で優勝したことが伝えられると、訪れた人たちから拍手が送られました。 神奈川県から訪れた
※青森1年生のママ、無茶をしすぎたと反省。 車が通らない道を選んで散歩してましたが、 除雪がしっかりしているところに散歩ルート変更。 家の駐車場も除雪は大変ですが 何より大変なのはドッグランの整備。 冬はこのように大雪で除雪が毎日一時間くらいかかるし 夏は夏で毎週芝生を整備しなくてはいけません。 このドッグランは作る前、業者の方からも 整備が大変なのでお勧めはしないと言われたのですが 不思議とドッグランの整備(除雪)楽しくてしょうがないです ハチといちごが楽しんでくれればいいなぁ という想いで日々整備してます。 ◼︎いちごのチャンネル登録はこちら https://www.youtube.com/channel/UCB4thvlrI2fqL7YgPGUk1zA?view_as=subscriber ◼︎ラインスタンプはこちら https://line.me/S/sticker/781
3年前、ノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑さん。 体を守る「免疫」の仕組みの研究に長年取り組み、がんの治療薬の開発に貢献するなど世界をリードする成果をあげ続けてきました。 その本庶さんの研究室には1つの伝説がありました。 かつて、本庶さんが与えたテーマと全く関係ない「魚」の研究で、あの世界的科学雑誌「nature」の表紙を飾った若手研究者がいたらしい。 しかも実験していたこと自体、本庶さんに内緒にしていたらしい。 なぜこっそり“裏実験”を行っていたのか。 当時の若手研究者に真相を尋ねると、とかく埋もれがちな若い才能やアイデアを伸ばすヒントが見えてきました。 (大阪拠点放送局 記者 稲垣雄也) その研究者に会いに、大阪大学の研究室を訪ねました。 生命機能研究科の近藤滋 教授です。 近藤さんが本庶研に所属していたのは、25年ほど前。 当時の研究室は本庶さんの指示のもと、グループごとにテーマ
宇宙空間などの極限環境でも生存できるといわれる微生物「クマムシ」と超電導量子ビットの間に、量子特有の現象である「量子もつれ」を観察した──こんな研究結果を、シンガポールなどの研究チームが論文投稿サイト「arXiv」で12月16日に公開した。量子もつれ状態を作るためにほぼ絶対零度まで冷やされたクマムシは、その後生命活動を再開したという。 量子もつれは複数の量子による特有の相関で、量子コンピュータの計算アルゴリズムにも重要な役割を果たす。量子的な現象は小さく冷たい物体でなければ観察が難しいことから、生物のような大きく複雑で熱い物体に、量子の性質は現れにくい。研究チームは、量子力学の立役者の一人であるニールス・ボーアが遺した「生物で量子実験を行うのは不可能」という主張に注目し、普通の生物では耐えられない環境でも生き続けるクマムシに白羽の矢を立てた。 研究チームはまず、クマムシを「クリプトビオシス
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