serverspecをより柔軟に活用するためには、独自の環境にあわせてカスタマイズして利用することが必要な場面があります。本記事では、そのような場面での対応方法をいくつか紹介します。 前回の記事 で、テストコードを書いてテストを実行するところまでは実施できるようになりました。また、前回の記事で、SSH接続時の処理内容を変更したい場合にはspec_helper.rbをカスタマイズして対応が可能といったことを紹介しましたが、今回は実際のテストの実行内容に関してカスタマイズする方法について紹介します。 serverspecのResourceTypeやMatcherは非常に豊富に実装されているためこれらを活用することで非常に多くのテストコードが作成できます。 しかし、中には、標準で用意されているResourceTypeやMatcherだけではカバーしきれない場合もあります。serverspecはそ