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ブックマーク / www.e-aidem.com (26)

  • 「1日8時間×週5勤務」がきついなら、今の働き方を疑ってもいい。「週3正社員」は私にとって最良の選択だった #転職 - りっすん by イーアイデム

    1日8時間×週5日働くことが「普通」とされる中で、体力的・精神的にきつさを感じている人もいるのではないでしょうか。 以前は大企業で忙しく働いていた月岡ツキさんは、休職を経てベンチャー企業に転職し「週3日正社員」という働き方を選びました。 働き方を見直すにあたり、労働時間の減少に伴う収入低下や大企業をやめることによるキャリアパスの不安にどう向き合ったのかを振り返っていただきました。 *** 「週3正社員」になって、丸1年がたった。その前は、誰でもだいたい名前を知っている会社で、週5日会社員をしていた私。思い切って小さなベンチャー企業に転職し、週3日は「会社員の日」、あとの2日は個人の物書きの仕事などに充てる生活を1年やり切ったというのは、ちょっと感慨深い。 いわゆる“社会人”になって9年目。今でこそ「ワークライフバランスが取れている、今っぽい働き方の人」然としているが、かつては働き方に苦悩し

    「1日8時間×週5勤務」がきついなら、今の働き方を疑ってもいい。「週3正社員」は私にとって最良の選択だった #転職 - りっすん by イーアイデム
  • 忙しい中で仕事を効率よく切り上げ、「自分の時間」を楽しむために私が工夫していること #趣味と仕事 - りっすん by イーアイデム

    出勤日は仕事ばかりで1日が終わり、せっかくの休みも疲れでぐったり……。忙しく働く中で、そんなふうに過ごしている人は少なくないでしょう。 スタートアップ企業で働く会社員でブロガーの円錐さんも、かつてはそんな余裕のない日々を送っていました。しかし大好きな趣味ができたことから、「平日も休日も自分の時間を楽しめる、効率のいい働き方」を実践するようになったそうです。 *** 仕事とプライベートのどちらにも全力投球しているような、パワフルな人に憧れる。でも自分は、そんなパワフルな人間にはなれないな、とも思う。 私は3年ほど前に、今も働いているスタートアップに入社した。新しい価値を提供できるものを作っているという達成感や楽しさはあったものの、スタートアップならではのスピーディーな意思決定に急かされ、終電ギリギリに会社を飛び出すような日々は、だんだんと私を疲弊させた。 そんな折に「観劇」という趣味ができた

    忙しい中で仕事を効率よく切り上げ、「自分の時間」を楽しむために私が工夫していること #趣味と仕事 - りっすん by イーアイデム
  • 働きながら子どもの不登校と向き合い「キャリアは常に右肩上がりじゃなくてもいい」と気付いた #仕事と子ども - りっすん by イーアイデム

    フリーランスで編集やWebデザイン仕事をしているbranco MICHIYOさんに、「子どもの不登校と仕事の両立経験」についてつづっていただきました。 お子さんが小学校に入学して少し余裕が生まれ、キャリアアップを目指して動き始めたタイミングで始まった不登校。お子さんと向き合う時間の中で、自身の働き方についてあらためて見つめ直したといいます。 *** 家庭との両立でキャパオーバーになり「仕事」を減らすことに 第一子が1歳になるタイミングで転職した事業会社に、私は唯一のデザイナー兼広報の正社員として入社した。唯一のデザイン職採用というプレッシャーの中、「結果を残したい」と意気込んでいたが、予想以上に子育てとの両立は大変だった。 とにかく子どもが寝ない。さらには環境の変化に敏感で、しょっちゅう熱を出す。毎週の病院通い、遅刻早退は当たり前。一方で夫は不規則なシフト勤務で急な休みが取りづらく、さら

    働きながら子どもの不登校と向き合い「キャリアは常に右肩上がりじゃなくてもいい」と気付いた #仕事と子ども - りっすん by イーアイデム
  • モテたいと願った末に「ごめんなさい」と言う癖をやめた|黒川アンネ #わたしがやめたこと - りっすん by イーアイデム

    誰かの「やめた」ことに焦点を当てるシリーズ企画「わたしがやめたこと」。今回は、コラムニストの黒川アンネさんに寄稿いただきました。 幼い頃から、見た目や体型をからかわれることが多かったという黒川さん。それにより自信が持てず、自分に非のない場面でも、口癖のように「すみません」「ごめんなさい」を繰り返していたといいます。 しかし、ドイツ留学や知人からの一言をきっかけに、普段の口癖が自分自身の扱われ方にも影響を与えていることに気付いた黒川さんは、口癖を変えるためのさまざまな練習を開始します。 自身の口癖を見直したことにより、セルフイメージや他人とのコミュニケーションはどのように変化したのでしょうか。執筆いただきました。 *** ともかく「ごめんなさい」が口癖だった 今年6月末に『失われたモテを求めて』(草思社)を刊行した。これは、2019年ごろから月1更新(……目標なのだけれど、私が怠惰なので不定

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  • 「フルタイム勤務でないと」の思いを手放したら、今の自分も受け入れられるようになった|文・i - りっすん by イーアイデム

    文 i さまざまな事情から、以前のような働き方ができなくなった/できなくなったらどうしよう、と悩むことはありませんか。これまでの自分や理想の姿と比べてしまい葛藤してしまう人は少なくないように思います。 大学卒業後、フルタイムの正社員として働いていたブロガーのiさんも、体調不良をきっかけに休職→復職→退職を経験。働き方を変え仕事を再開してみるものの、以前のように働けなくなった自分へのもどかしさを抱いていました。その後少しずつ自分の心身を壊さない働き方のペースをつかんでいき、“今の状態”を受け止めていけるようになったそうです。 自分の思い描いていた働き方を実現させること、それをずっと続けることは、意外と難しいもの。iさんに、自身の働き方の変遷とともに、「働く」上での気持ちのあり方について寄稿いただきました。 ***身体の調子を崩してから、働くことについて長いこと葛藤やコンプレックスがあった。

    「フルタイム勤務でないと」の思いを手放したら、今の自分も受け入れられるようになった|文・i - りっすん by イーアイデム
  • "疲れている自分"に慣れていませんか? 『何もしない習慣』著者に聞く「正しい休み方」 - りっすん by イーアイデム

    「テレワークになってからなかなかオフモードになれず気が張っている感じがする」「休日はゆっくり過ごしたけど、あまり回復した感じがしない……」。最近、そう感じることはありませんか。もしかすると、知らず知らずのうちに疲れを溜め過ぎてしまっているにもかかわらず、うまく休めていないのかもしれません。 そもそも「疲れを感じてから休む」ではなく、疲れる前にあらかじめ「休む」習慣を持つことが重要だと語るのは、栄養士の資格を持ち、生活に関するカウンセリングなどを行う笠井奈津子さん。最新刊の『何もしない習慣』では、自分に合った「充電」の方法を知ることや、そのために「自分のトリセツ」をつくることを具体的な方法とともに提案されています。 日々の仕事に追われるなか、どのように休む時間を取ればいいのか。話を伺いました。 ※取材はリモートで実施しました 疲れを溜め込む前にあらかじめ「休む」予定を入れる 著書『何もしな

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  • 「思うように働けない」ときの向き合い方。『しあわせは食べて寝て待て』水凪トリさんに聞いた - りっすん by イーアイデム

    年齢を重ねてくることで直面する体調やライフステージの変化。かつてはフルタイムでバリバリと働いていた人でも、働き方や生活を見直さざるをえなくなるタイミングがどこかでやってきます。そんなとき、「元気だったらもっと働けたのかな」「あと少しだけでも働けたら稼げるのに……」とモヤモヤとした気持ちを抱いてしまうこともあるかもしれません。 漫画『しあわせはべて寝て待て』は、病気を経てこれまでのような働き方や生活ができなくなり、パートタイムで働きながら、薬膳や軽いストレッチなどを取り入れた無理のない暮らしをするようになっていく主人公・さとこを描いています。作者の水凪トリさんは、さとこと同じ病気を実際に経験されたことをきっかけに、作のアイデアを思いついたと言います。ご自身も体調を顧みず働いていた時期が長かったという水凪さんに、体と仕事のバランスについて、お話をお聞きしました。 漫画を描く楽しさを、療養中

    「思うように働けない」ときの向き合い方。『しあわせは食べて寝て待て』水凪トリさんに聞いた - りっすん by イーアイデム
  • 「最高の一日」を描いたら、仕事や将来の“なんとなく不安”から抜け出せた|文・古性のち - りっすん by イーアイデム

    文と写真 古性のち 忙しさに追われ毎日を過ごしていると、ふと「私はなんのために頑張っているんだろう?」と思ってしまうことがあります。「このままでいいのだろうか」という漠然とした焦りや不安は、多くの方に覚えがある感情なのではないでしょうか。 写真家・コラムニストの古性のちさんも、そんな苦しさを抱えてきたひとりです。幼い頃から集団生活になじめず、「組織に属さないで個として生きていく」を目指してさまざまな職を経験してきた古性さん。しかし、晴れて独立を果たしても言いようのない不安や焦りは消えず……。そんなときに出会ったあるワークショップが、働き方や生き方の道標になったといいます。 人生を見つめ直し、自分が何を欲しているのかに気付くきっかけとなった古性さんの体験を書いていただきました。 ***私は今、岡山の港町と東京の、それぞれの場所に拠点を構えながら生活している。 五感を思いきり開いて創作をしたく

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  • 時間を有効に使うには? 会社員と作家業を両立する三宅香帆さんのタスク管理術 - りっすん by イーアイデム

    文 三宅 香帆 予定していたタスクが終わらなかった……。一日を振り返るとき、そのように感じて気分が落ち込む人は少なくないのではないでしょうか。 副業趣味を含む課外活動を行うことも珍しくなくなってきた昨今。どのように日々のスケジュールを管理し、マルチタスクをこなしていくかは重要性を増しているように思います。 学生時代から文筆家・書評家として活動している三宅香帆さんは、社会人3年目となる現在も、著書の出版や雑誌・Webメディアへの寄稿を多数行うなど、精力的に活動されています。 どのように日々のスケジュール・タスク管理を行っているのか。三宅さんに執筆いただきました。 *** 会社員兼作家業。二足の草鞋を履いてもう三年目になる。 を読んだり書いたりするのが好きで、大学院生のときに一冊目のを出版した。就活では副業可能な会社を探し、新卒でいまの会社に就職した。今年は六冊目のが出るし、連載は毎月

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  • 価値観の違う人は「敵」じゃない。文学者・荒井裕樹さんと「言葉」から他人との向き合い方を考える - りっすん by イーアイデム

    最近、ちょっとしたSNSの言葉や同僚の発言にギョッとしたことはありませんか。 ここ数年、大きく社会や政治状況が変化するなか、自分と異なる価値観に出会うことも増えたように思います。コロナ禍、そうした状況に疲れや息苦しさを覚えた経験のある人も少なくないのではないでしょうか。 昨今の言葉を巡る社会状況を「非常事態」だと語るのは、障害者文化論を専門とする日文学者・荒井裕樹さん。「分かりやすい言葉」に溢れる現状に警鐘を鳴らします。 荒井さんのお話を通じて、私たちの身の回りに溢れる「言葉」から他者との向き合い方について考えました。 ※取材はリモートで実施しました SNSの言葉に脊髄反射しない 荒井さんは著書『まとまらない言葉を生きる』のなかで「言葉が壊れてきた」と綴り、「分かりやすさ」ばかり重視されるようになっている風潮に警鐘を鳴らされていました。改めて、近年の言葉をめぐる社会の変化をどのように見ら

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  • 周囲が求める“らしさ”に囚われない。『ケムリが目にしみる』著者と考える、「正しさ」と「自分」の向き合い方 - りっすん by イーアイデム

    周囲の発言や行動に違和感を抱きつつも、その場の“空気”に合わせてしまうことはありませんか。その時はやり過ごせたとしても、徐々に自身の心をすり減らし、しんどさを覚えてしまうことも少なくないはずです。 飯田ヨネさんの漫画『ケムリが目にしみる』は、周囲の反応に流され、つい合わせてしまう主人公・葉山かすみを中心に、「正しさ」について自問自答していく作品。かすみは「女の子が入れたお茶の方がおいしい」という上司の発言や、同僚との調和を求められたとき、違和感を抱いても飲み込んでしまう毎日を過ごしています。 そんな息苦しさは、彼女にとって「正しくない」ことである煙草を吸うわずかな時間にだけ忘れられます。しかし一方で、喫煙マナーを守っていたとしても「煙草なんて体に悪い」「お金もかかるし臭いもつく」という世間からの目も重々承知しており、喫煙者であることを会社の同僚にはひた隠しにしています。 喫煙に限らず、社会

    周囲が求める“らしさ”に囚われない。『ケムリが目にしみる』著者と考える、「正しさ」と「自分」の向き合い方 - りっすん by イーアイデム
  • 在宅勤務中のお昼ごはんに悩んだら。冷凍うどんの簡単レシピで乗り切ろう(梅津有希子) - りっすん by イーアイデム

    文 梅津有希子 ライターの梅津有希子です。日頃から、包丁やまな板などを極力使わず、短時間で作れる手軽な料理について研究・発信しています。 在宅ワークの普及で、お昼ごはんを家でべるようになった人も多いのではないでしょうか。テイクアウトやお惣菜なども便利ですが、毎日買ってくるのはお金もかかるしなかなか難しいですよね。 わたしはもともと自宅が仕事場のフリーランスなのですが、このコロナ禍で打ち合わせや取材もオンラインが格段に増えたこともあり、お昼ごはんも自炊が増えました。仕事の合間にべるお昼ごはんは、パパッと済ませたいもの。洗い物もなるべく最小限にしたいし、何なら鍋やフライパンすら使いたくありませんよね。 そんな面倒くさがりのわたしが重宝しているのが「冷凍うどん」。電子レンジでチンすれば調理できる、ありがたい存在です。スーパーの冷凍コーナーで、安いお店なら5個入り200円〜300円前後で買える

    在宅勤務中のお昼ごはんに悩んだら。冷凍うどんの簡単レシピで乗り切ろう(梅津有希子) - りっすん by イーアイデム
  • 息切れせず働き続けるために必要だった“平熱”の日常|文・宮崎智之 - りっすん by イーアイデム

    日々の生活や仕事を継続するなかで、ときにお酒を飲んだり、友人とパーッと遊んだり、外部の刺激を取り入れることは重要です。しかし、それらに過度に頼り過ぎてしまえば、知らず知らずのうちに心身に不調をきたすことも考えられます。 フリーライターの宮崎智之さんは、数年前まで事あるごとにアルコールに頼り、不安を打ち消すようにテンション高く仕事に取り組んできたといいます。ただ、そんな生活を続けるうち、いつしか身体はボロボロに。以来、断酒を始め、息切れしない「平熱」の働き方を模索するようになったそうです。 今回は、作家・吉田健一の言葉をヒントに、断酒してからの5年間を振り返っていただきながら、息切れしないための働き方について執筆いただきました。 破綻を迎えたアルコールに頼った生活 息切れせずに働くのは難しい。特に根が真面目な人は、息切れするまで働かなければ、働いた気がしないのではないか。少なくとも僕はそうだ

    息切れせず働き続けるために必要だった“平熱”の日常|文・宮崎智之 - りっすん by イーアイデム
  • やりたいことへの道筋は柔軟でいい。カフェから寿司職人へと夢を切り替えた、週末北欧部のchikaさん - りっすん by イーアイデム

    「いつかはこんなふうになりたい」という目標や、やりたいことを持っていても、それをかなえるための具体的な行動に踏み出すのは、なかなか難しいものです。自分なりにやっているつもりでも「これでいいのかな?」と不安になっている人もいるでしょう。 そんなとき大事なのは「やりたいことの質」をまず見極めることなのかもしれません。 人気ブログ「週末北欧部」のchikaさんは、学生時代の旅行がきっかけで「将来はフィンランドでカフェを開きたい!」という夢を持つように。しかし夢の実現に向かって行動する中で、フィンランドでの寿司職人を目指すことにしました。 カフェと寿司、というと一見かけ離れているように思えますが、chikaさんの中では「自分らしい生き方と働き方を両立できる」という、一貫してブレない軸があります。chikaさんがそのことに気付いたのは「自分が当にやりたいこと」を探すために、たくさんの寄り道をした

    やりたいことへの道筋は柔軟でいい。カフェから寿司職人へと夢を切り替えた、週末北欧部のchikaさん - りっすん by イーアイデム
  • 「すてきな食卓」をやめた(寄稿:瀧波ユカリ) #わたしがやめたこと - りっすん by イーアイデム

    誰かの「やめた」ことに焦点を当てるシリーズ企画「わたしがやめたこと」。今回は、漫画家の瀧波ユカリさんに寄稿いただきました。 瀧波さんがやめたのは「すてきな卓」であること。 以前は家族でテーブルを囲み、手料理を楽しむ……。そんな「すてきな卓」を演出することが自分の役割だ、と感じていたという瀧波さん。 ですが、あるきっかけを経て、「やめてしまっていいんだ」と思えたそう。“やめる”ようになるまでの遍歴をつづっていただきました。 *** 今、私のデスクのかたわらには、お弁当がある。夫がお惣菜屋さんで買ってきてくれたものだ。10歳の娘は、まだ塾から帰ってきていない。彼女の夕は、おにぎりと冷凍のお惣菜ときゅうりの漬物だ。これも夫が用意してくれた。 昨日の夜は、私が作った。大根と鶏肉の煮物、サラダ、ごはんと味噌汁。一昨日の夜は、カレーのデリバリー。作ることより買うことのほうが多く、私が毎晩台所に立

    「すてきな食卓」をやめた(寄稿:瀧波ユカリ) #わたしがやめたこと - りっすん by イーアイデム
  • ガチガチの働き方を“ゆるめる”鍵は弱さにある? 世界ゆるスポーツ協会理事・澤田智洋さんに聞いてみた - りっすん by イーアイデム

    何年も同じ環境で仕事をしていると、次第に自分なりのやり方やルールが生まれてきます。それは効率的である一方で、いつの間にか新しい方法を試すことに億劫になっていたり、仕事質を見失い、ただ「こなす」だけになっていたりすることも少なくないと思います。 世界ゆるスポーツ協会の理事を務める澤田智洋さんも、かつては広告業界のなかでガチガチだったと語ります。スケジュールをびっしり埋め、目の前の仕事をこなす毎日。ただ、働き始めて10年がたつ頃、ふと「なんのために仕事をしているのか」と疑問に思うように。そこへ障害を持ったお子さんの誕生も重なり、道草を大切にする働き方へとシフトされました。 現在は、スポーツや福祉の領域を中心に”社会全体をゆるめる”ために活動中。凝り固まった仕事観や働き方から抜け出すためにはどうすればいいのか。これまでの歩みとともに語っていただきました。 ※取材はリモートで実施しました 息子

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  • 仕事でベストを尽くせない産後の私を支えてくれたのは、誰かが記した「弱さ」だった(寄稿・紺) - りっすん by イーアイデム

    文 紺 産後に職場復帰し、ある程度仕事にも慣れた頃、ふと「以前の自分なら、もっと仕事にコミットできたのに」と感じた経験がある人は少なくないかもしれません。子育てをしながら働く上では、産前と同じような働き方をすることは難しいもの。そんな中で「私は役に立てているのだろうか」と、つい自分を責めてしまう場面もあるでしょう。 1児の母であり内科医として働く紺さんは、出産をきっかけに以前のようなハードな働き方を見直したそう。しかしそんな中でも時折、以前のように第一線で働けないことに、もどかしさを感じる場面があるといいます。 そんな紺さんが気持ちを切り替える手段として選んだのは、同じような悩みを抱える人たちが記した文章に触れ、自身でも書き残すこと。読むこと・書くことを通じ、産後働く中での自責感にどのように向き合ってきたのかをつづっていただきました。 出産と育児の厳しさに、医師としての自負が打ち砕かれた

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  • 誰かに頼ることは「逃げ」じゃない。自己責任論が導く「孤独」の恐ろしさを考える|吉川ばんび - りっすん by イーアイデム

    文 吉川ばんび 忙しく働いているはずなのに満足な給料が得られない、急病により思うように働けなくなった……。こうしたとき、環境や社会という大きな構造に目を向けず、全て「自分のせい」と自分を責めてしまう人は少なくないように思います。 フリーライターの吉川ばんびさんは、自身の体験やこれまでの取材経験を踏まえて、過度に「自己責任」を内面化することに警鐘を鳴らします。著書『年収100万円で生きる-格差都市・東京の肉声-』では、いかに貧困が構造的につくられているものかを指摘しました。 今回、吉川さんには自身の体験を振り返っていただきながら、自己責任論が導く「孤独」の問題と、誰かに頼ることの重要性について、ご執筆いただきました。 ***20代半ばくらいまで、私は当に「ひとり」だったのだと思う。 職場と自宅を往復するだけの毎日を送っていた当時、私はただただ「日常」を崩さないことに精一杯で、プライベートで

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  • 今の「当たり前」に流されないために。歴史を通じて自分なりのルールをつくる|はらだ有彩さん - りっすん by イーアイデム

    昨今、さまざまな領域で変化を起こそうとする動きが活発に起きています。しかし一方で、まだまだ現在の「当たり前」や「常識」に苦しんでる人も多いのではないかと思います。 テキストレーターのはらだ有彩さんは、著書『日のヤバい女の子』シリーズにて、「おかめ」や「織姫」など昔話に登場する女性たちを「私たちと変わらない一人の女の子」として読み解いていくことで、現代の「当たり前」を捉え直していきます。 今回、はらださんには歴史を知ることがご自身にとってどういった意味を持つのかということを中心に、具体的に昔話を調べる方法や、実際に理不尽な出来事に出会ったときの「抵抗」についてお話しいただきました。今、目の前の「常識」に息苦しさを覚えている人は、歴史に目を向けてみるのはいかがでしょうか。 ※取材はリモートで実施しました 「昔はもっとヤバかったんじゃないの?」と昔話に興味を持った 『日のヤバい女の子』シリー

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  • 「ニコニコする」癖を(だいぶ)やめた|文・生湯葉シホ #わたしがやめたこと - りっすん by イーアイデム

    文 生湯葉シホ 働き方や生き方を見つめ直すとき、なにかを「やめる」選択が自分にとって転機になった、という方は少なくないのではないでしょうか。 「やめたい」という思いが生まれた理由。その決断をするまでに至る過程。実際に「やめた」ことで、自身にどんな変化があったのか。悩んだ末の決断が、自分にとってどんな影響を及ぼしたのか。そんな誰かの「やめた」に焦点を当てるシリーズ企画「わたしがやめたこと」をお届けします。 今回は、ライターの生湯葉シホさんに寄稿いただきました。 ***昔から、ほんとうに言われたくないことを言われると、とっさに笑ってしまう癖があった。自覚している性格上の欠点とか、容姿のこととか、家族のこととか、分かってはいるけれどどうしようもないんだよなそれ、ということを指摘されると、決まって情けなくニコニコしてしまう。 当たり前だけど、こちらが笑っていると「あ、嫌がってないんだな」と思われる

    「ニコニコする」癖を(だいぶ)やめた|文・生湯葉シホ #わたしがやめたこと - りっすん by イーアイデム