HOYAは、昨年夏にTOB(株式公開買い付け)で子会社化したペンタックスを本年三月末に吸収合併する。当初はペンタックスを完全子会社化する計画でしたが、合併により経営統合を加速する。ペンタックスの社名は消えるが、ブランドとしては残す。 HOYAは昨年九月末時点でペンタックス株の九〇・八%(議決権ベース)を保有。残りの株主に「合併対価」としてTOB価格と同じ一株七百七十円を払う。 (2007年10月30日 日本経済新聞を加筆・修正)【CFOならこう読む】 本件、昨年10月18日(http://cfonews.exblog.jp/6644277/)に取り上げてから、フォローの機会を逸していました。今日は休日で、いつもは休載するのですが、いつかやりますといつまでも先延ばしするのも気分が悪いので、今日取り上げることにします。 まずは子会社化したことによるのれんの取扱いについてですが、決算発表の際江間