「9.11」同時多発テロから5年たった今年8月、英当局が米国行き旅客機を同時爆破するテロ計画の容疑者として21人を緊急逮捕する事件が起こった。英国を拠点にリスク分析を行う小松氏は、特に「9.11」以降、国際経済は、経済的要因に加えて、安全保障、国際政治という新たな観点を取り入れずに分析することはできないとして、複眼的な情勢分析を行い、世界中で急拡大する格差のうち、何よりも機会にチャレンジする意欲を奪う機会格差に関して対策の手を打たないとテロが続き、国際経済を危機に陥れると警告した。 小松氏は、セミナーの冒頭、「9.11」以降、原油価格の高騰や戦後最大の規模に膨らみ続ける米国の財政・貿易赤字、欧州中央銀行の金融引き締めの行き過ぎといった懸念材料だけでなく、安全保障がらみでも産油国などでの内戦やテロの激化懸念、主要国におけるテロ再発脅威、緊張を高めるイラン・北朝鮮の核問題など、国際経済を危機に
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