午前中、[MP]の原稿書き。 XML::Parserの簡単な例をいくつか作って解説の文章を書く。 こういう技術的な読み物(規格や規約ではなく、技術者の興味を引くような読み物)を書いていると、いつも考えることがある。 こんなことを書いても誰の役にもたたないんじゃないか。こんな当たり前のことを書いても… それに対する、自分の中での反論: いや、そうでもない。 このような当たり前のことをつまらないと思う人もいるだろうが、 これをきっかけとして学び始める人もいるのだ! 自分が知っていることは過小評価し、知らないことは過大評価する過ちは誰でもおかすだろう。 自分が知っていることは、誰にでも簡単なことのように思えるのだ。 だから説明が不十分になり、不親切になり、相手ができないと怒ってしまう。 逆に知らないことは過大評価してしまう。 自分が知らないことを怖がって、ありがたがって、詳しく知ろうとしない。