22.8. iptables の設定を保持する(iptables-save と iptables-restore)ここまで解説してきたように、パケットフィルタリングや IP マスカレードを設定するには、iptables コマンドを実行します。しかし、このままではシステムを再起動すると、設定したルールはすべて消去されてしまい、もう一度 iptables コマンドを実行してルールを再設定しなければなりません。そのために、現在設定されているルールをファイルに書き出して保存しておくツールが iptables-save です。設定を保存するにはリダイレクトを使用して保存するファイル名を指定します。 また、ルールを変更した場合などに iptables-save で保存したファイルを読み込んで変更を元に戻すツールが iptables-restore です。設定を読み込むには保存した設定ファイル名を指定し