日頃のストレスを解消しようと泣きたい人が集まり、映画や音楽などを鑑賞して涙を流そうという活動、略して「涙活」が今、注目されています。 「涙活」は意識的に涙を流す時間を作ってすっきりしようという活動で、東京・新宿区の眼鏡店では、泣きたい人たちが集まるイベントが毎月行われています。 今月のイベントには、20代と30代の会社員や自営業などの男女10人余りが参加しました。 参加者は大切な家族がいなくなったあと、一緒に過ごした日々を思い出すという悲しい内容の歌を聞いたり、動物の死などを描いた動画を見たりして涙を流していました。 30代の自営業の男性は「ふだんは思い切り泣ける場所がないので参加した。涙を流して気持ちが洗われ、すっきりした」と話していました。 また、20代の会社員の女性は「最近は泣いていなかったが、イベントが始まると涙が出てきたので驚いた」と話していました。 泣いたときの体の変化を研究し