高層ビルから見たイスラエル・テルアビブ(Tel Aviv)市内(2007年6月28日撮影)。(c)AFP/JACK GUEZ 【11月12日 AFP】都市部の道路で車から吐き出される一酸化炭素ガス(CO)は、都市生活のストレスを軽減してくれているのかもしれない。イスラエルのテルアビブ大(Tel Aviv University)の研究チームが、このような論文を同大のウェブサイト「American Friends of Tel Aviv University」に発表した。 イツァク・シュネル(Itzhak Schnell)教授のチームは、健康な成人36人にテルアビブ市内の歩道を歩いてもらったあと、バスに乗って市場に買い物に行ってもらい、この間に吸ったCOの量を測定した。COはにおいも色もない有毒ガスで、高濃度の場合は人を死に至らしめることがある。 その結果、30分ごとの吸引量は約1~15ppm