離婚して別居している中学生の娘が遊びに来た際、シンナーを与えたとして、毒劇物取締法違反に問われている愛知県西尾市、無職今野由香被告(33)の初公判が7日、津地裁四日市支部で開かれ、今野被告は起訴事実を認めた。 検察側は冒頭陳述で「娘には2歳の時からシンナーを吸わせていた」と述べた。 起訴状によると、今野被告は6月15日夜、西尾市の自宅で娘にシンナー約20ミリ・リットルを与えたとされる。 検察側は冒陳や論告などで、今野被告は10年以上前から自宅などでシンナーを吸引しており、「娘が2歳の時、誤って吸ったのをきっかけに、ビニール袋などにシンナーを入れて吸わせるようになった。5歳の時まで繰り返し与えた」と指摘した。