女子中高生らに数千円を払って裸の写真を撮ったり、体を触ったりする「プチ援交(援助交際)」と呼ばれる手口の犯行が横行し、福岡県警が今年に入って少なくとも20人以上を摘発していたことがわかった。 携帯電話などの交流サイトを通じ、男が少女と「取引」するケースが大半で、友人を紹介していた少女もいるという。多数の余罪があるとみられる男もおり、県警は取り締まりを強めている。 県警博多署が9月、県青少年健全育成条例違反容疑などで逮捕した久留米市の男(32)は、県内の女子高生(16)と携帯電話のサイトで知り合い、メールで「プチ援交しよう」と持ちかけた。女子高生は数千円の約束で応じ、車内で裸の写真を撮られ、胸なども触られたという。