熱中症とみられる症状を訴え、JR東日本の運転士が病院に搬送された。過去にも同様の事象があり、対策が講じられてきた。それでも、乗務中は乗客の目もあって「水が飲みにくい」という。夏本番となった今、運転士の熱中症を防ぐことはできるのか。 JR東日本によると、7月27日午後0時45分ごろ、JR羽越(うえつ)線遊佐(ゆざ)駅(山形県遊佐町)で、30代の男性運転士がSOSを発した。「これ以上、運転は難しい」。手のしびれや高熱、おびただしい汗。熱中症のような症状だった。 列車が出発したのは16分前…
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