原子力安全保安院の議事録のひどさをわかりやすく（2）09年六ヶ所再処理施設、高レベル廃液・漏えい報告 : 座間宮ガレイの世界「原子力安全・保安院の議事録のひどさをわかりやすく」シリーズ、第2回は、前回と同じく2009年の第30回保安部会・議事録を読みます。前回の（1）は「09年、柏崎刈谷原子力発電所の放射性ガス漏えい報告」を読みましたが、今回は、「六ヶ所再処理施設」の「高レベル廃棄物トラブル」です。 ※内容は、09年当時のものです。 ■議事録からの引用はじめ。 「「『六ヶ所再処理施設』 に関する最近の状況について」を御報告させていただきます。」 まず、担当者が議題を述べ、報告が始まりました。 「2007 年 11 月からガラス固化施設のアクティブ試験を開始しておったところでございますけれども、」 言葉が難しいので、専門用語は読みながら、ざっくり理解していきます。 「案内のとおり、ガラス溶融炉における流下停止がありました。」 きっと「ガラス溶融炉における流下停止」は異常事態ですので、「案内のとおり」という言葉は穏
