ゲームクリエイターのZephyrZZZ氏は5月13日、CPU肉料理ゲーム『CPU-Chef』をPC(itch.io)向けに無料公開した。 CPUで肉を焼く料理ゲーム『CPU-Chef』PC向けに無料配信開始。パソコンへの負荷を管理して、客のオーダー通りの焼き加減でステーキを振る舞う
『ブラストドーザー』に影響を受けた壊し屋アクションゲーム『Instruments of Destruction』正式リリース。重機や車両に、二足歩行ロボやミサイル搭載戦車、『塊魂』風の機械など使える乗り物は多数 5月10日、車両やロボットを操作してひたすら建物を破壊するアクションゲーム『Instruments of Destruction』がPC(Steam)に向けて正式に発売された。 使用できる機体は重機や車両だけでなく、空飛ぶブルドーザーやロケットランチャーを搭載した戦車、二足歩行型のメカなどバリエーションがさまざまで、50以上のミッションに挑むことができる。また、自分だけの車両を作るキャンペーンも収録されているようだ。 本作において、プレイヤーはテストパイロットとして「シャープ・インダストリーズ」に入社し、離島や前哨基地などワールド内を巡り、建物や廃墟などを破壊する壊し屋となる。 冒
まず「東京ゲームダンジョン5」で驚かされたのは、インディーゲームイベントとして成長する加速度的な早さである。2024年5月4日に浜松町の都立産業貿易センターで行われた本イベントは、3階と4階、ふたつのフロアを使った大規模なものになった。そんな会場にあふれんばかりのクリエイターと来場者が集まっている。そんな風景は、3階だけで開催していた昨年からは想像できないものだった。 東京ゲームダンジョンは2022年8月に初めて開催された新興のイベントである。発足してまだ2年目にも満たない。にもかかわらず、膨大な数のクリエイターのゲームを来場者が遊ぶ光景は、すでに今の日本のインディーゲームシーンにとって最重要のイベントへ成り上がった風格すら漂わせていた。 そして極めてシンプルな(同時にさまざまなイベントが見すごしがちである)コンセプトを根拠にしてきたことが、今日の成長につながっている。そのコンセプトこそが
初めてのプレスリリースを出した結果 なんとご連絡した6メディア中4メディアに掲載いただけました! その時に行ったこと、注意したことをまとめていきます。 掲載いただけたメディア ・電ファミニコゲーマー/1300リポスト/4300いいね ・プレスリリースから1時間以内に掲載、Xに投稿する際に動画を使用 ・Game*Spark/21リポスト/83いいね ・電ファミニコゲーマーさんの次に掲載、Xに投稿する際に画像を使用 ・AUTOMATON/260リポスト/880いいね ・Game*Sparkさんの次に掲載、Xに投稿する際にGIFを使用 ・ファミ通 ・土曜日に送って次の営業日である火曜日に掲載、Xに投稿する際に動画を使用 プレスリリースを書く時に参考にしたサイト こちらからテンプレートをダウンロードして、使用させていただきました。 プレスリリースの内容は、こちらのテンプレートを自分のゲームの内容に
2023年2月にUnity Japanの代表に就任した大前氏は、2010年ごろから「Unity」が日本で浸透するために尽力してきた人物で、Unity Japanの立ち上げにも関わってきた。かつてはゲームプログラマーとしてフロム・ソフトウェアで『デモンズソウル』などの開発に取り組み、またUnityでは『COGEN』の開発などに携わっていた経歴も持つ。 そんな大前氏がゲーム開発者との連帯を深めるべく、電ファミニコゲーマーを通じ、彼が聞き手を担う連載企画が進行していた。上述したような経歴を持つ大前氏の視点から、現在のゲーム開発についてや、ゲームを作っていく生き方などについて、いろいろな話ができれば面白いのではないか──と考えていたのだ。 しかし準備を進めていた最中の2023年9月、Unity本社が発表した新料金ポリシー「Unity Runtime Fee」がゲーム開発者を中心に大きな混乱を招いた
個人開発者Lizardry氏が手がけた『Refind Self』。2023年11月14日に、PC(Steam)/モバイル版がリリースされ、2024年夏にはNintendo Switch版も発売される。『Refind Self』は、性格診断ゲームだ。本作でプレイヤーはひとりのロボットとなり、2Dマップを探索。ゲーム内でとる行動によって性格が診断され、最終的にどのようなタイプなのかを結果を知ることとなる。 弊誌では、『Refind Self』の開発者Lizardry氏と、PLAYISM代表の水谷俊次氏にインタビューを実施。パブリッシャーと個人開発者がどのような意見を交わし、ひとつの作品を生み出したのかを訊いてきた。 ―― まずは自己紹介をお願いいたします。 Lizardry氏: Lizardryです。個人開発でゲームを作っています。代表作は『7 Days to End with You』という
以前、twitterで海外の方が「日本のインディーゲームをもっと遊びたいのでSteamで販売してほしい」と、ストアのTips付きで呼びかけるツイートを見かけました。内容は好意的でしたが、Steamで長年色々やってきた私には、なんというか「Youtuberになりたいなら気軽に始めてみるといいよ!」と同種の危うさに思えます。 もちろん何も調べず始める人はいないでしょうし、調べて進んで何かあっても自己責任です。ただ、Steamで1作品売ってみたけど辛い……という発信、開発の心を折られたと思しき事例もお見受けします。 本稿では私がSteamでゲームをリリースした経験を元に「いかにSteamが(特にセルフパブリッシュするのは)おすすめじゃないか」という、極めて偏った視点から語ります。 前提:Steamなら必ず売れる、とは限らないSteamではレビュー数に50前後をかけた数字が実際の売り上げ本数「目安
皆様、たくさんいいねやコメント、反応して頂いてありがとうございます。 私には、もうお金も仕事も夢も希望もありません。 ので、残ったこの想いを伝えさせてください。 私は、インフィニットゲームになる前から持病をもっており、通院しながらゲーム制作をしていました。 おわかりのとおり、私はゲーム会社やゲームの学校に行っていません。そんな体力も知力もないからです。 ですが、ゲームを作ってあの時楽しかったゲームの体験をみんなに届けたいと思って精一杯生きてきました。 私はゲームが好きな平凡な人でしたが、持病のため友達がおらずゲーム制作ばかりしていました。 そんな中、細々と続けていた仕事(アルバイト)の職場で居場所がなくなり、失業保険をもらいながらゲームを制作していました。 このときできたのが、「アインズソード」。アインは、ドイツ語で「一」の意味です。 一番初めの時の楽しかった時を忘れないように、一人でも負
わくわくゲームズは4月5日、『Sidereal Wanderer(サイドリアルワンダラー)』を4月23日発売予定と告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込800円。発売にあわせてローンチセールも予定されている。 『Sidereal Wanderer』は、宇宙船の船長となって銀河に散らばる反乱軍を鎮圧していく、宇宙船シミュレーションゲームである。本作の舞台は、人類が宇宙へと進出した世界だ。ある時デルタ宇宙域にて、駐在宇宙軍が独立を宣言し、地球連合との独立戦争が発生する。事態に対し、地球連合は新造の小型戦艦1隻を派遣。同艦に、物資/人材の現地調達を前提とした、全面解決を命じる。本作でプレイヤーは、地球連合の新造小型戦艦の船長として、デルタ宇宙域へ出発。宇宙域に存在するすべての敵基地と敵船を粉砕し、駐在宇宙軍が独立を阻止することとなる。宇宙域での孤独な戦いが描かれる。 地
KOTAKE CREATEは3月30日、『8番のりば』のストアページを公開した。対応プラットフォームはPC(Steam)。4月末から5月のどこかでリリース予定とされている。「8番ライク」なる一大ジャンルを作り上げたともいえる『8番出口』の続編が、正式発表されたようだ。 『8番のりば』は、永遠に走り続ける電車からの脱出を目指す、『8番出口』の続編となる短編ウォーキングシミュレーターだ。本作の前作に相当する『8番出口』は、無限に続く地下通路からの脱出を目指す、短編ウォーキングシミュレーターである。主人公が閉じ込められている地下空間では、異変がたびたび発生。そうした異変には法則性がある。異変を見逃さないこと。異変を見つけたら、すぐに引き返すこと。8番出口から外に出ること。無限に続く地下通路で間違い探しをしながら脱出を目指す、奇妙な空間へ迷い込んでしまった体験が描かれていた。 本作『8番のりば』は
ゲーム翻訳最前線:第4回は伊東 龍さんと「ホロウナイト」。「固有名詞を無理に日本語化するとダサくなる」現象と,開発側との対話の重要性 ライター:伊東 龍 あなたが普段何気なく日本語で遊んでいる,海外で制作されたゲーム。その裏側には,翻訳者たちの大いなる迷いと決断があった――。 本連載「ゲーム翻訳最前線」は,海外ゲームの日本語化を担うさまざまなゲーム翻訳者の皆さんにご登場いただき,ローカライズに頭を悩ませたフレーズについて,訳決定までの思考回路を解説してもらう企画だ。プレイヤーの皆さんも翻訳者になったつもりで,「このシーンはどう日本語にするのがいいだろう?」と考えてみてほしい。最後には記事中に登場した重要単語をまとめるコーナーもあるので,ついでに英語学習もしてみよう。 第4回を担当するのは,「Salt and Sanctuary」や「The Cosmic Wheel Sisterhood」で
『Rise of the Ronin』は、「仁王」や「NINJA GAIDEN」で有名なTeam NINJAによる幕末オープンワールドアクションRPGである。本作にはより激しい表現を含むCERO Z版と表現がマイルドになるCERO D版があるが、本レビューはSIEからCERO D版のレビューコードの提供を受けて行っている。また、記載の内容は、Ver1.01に沿ったものとなる。 暗殺された風雲児、攘夷に燃える松陰の弟子たち、開国を迫る異人たち、京の都の治安を担う新選組…… 激動の幕末に生きる彼らと縁を結び、友として苦難を乗り越え、その悲劇的な運命を変えることすらできる。あるいは敵となり、互いの意地をぶつけ合うことができる。さらに関係を深めて恋人となり、のちの世を共に生きる誓いを立てることもできる。 そんな究極の歴史体験を提供してくれる本作は、歴史ゲーというジャンルにおいて本作以前と以後で見方
昨今のゲーム業界では、大企業の相次ぐレイオフなどが目立つ。そうした影響もあってか、インディー開発元の開発資金確保競争も激化。閉鎖に追いやられるスタジオも出ている。一方で、インディーゲームのヒット例や支援の流れからは希望も見出せそうだ。 Image Credit: Kelly Sikkema on Unsplash 昨年から今年にかけて、ゲーム業界関連で大きな話題となったのが、相次ぐ大規模レイオフだろう。昨年にはUnity TechnologiesやEpic Gamesなど、名だたるゲーム関連企業を筆頭に多数のレイオフが相次いだ。ゲーム業界のレイオフ情報を集計する個人サイトvideogamelayoffs.comによると、2023年だけでおよそ1万人がゲーム関連の職を失っているとの概算になる。今年に入ってからも、Riot Gamesなどをはじめとしたレイオフの波は止まらない。特に大企業におい
Discord社は3月19日、埋め込みアプリSDK(ソフトウェア開発キット)を公開した。同開発キットでは、Discord内でプレイ可能なゲームなどのアクティビティを開発することが可能となっている。 Discordはコミュニケーションツールだ。ユーザーは自由にサーバーを立てて、ほかのユーザーとの集いの場にできる。同ツールではテキストでのチャットのほか、音声による複数人でのボイスチャットや映像配信も可能だ。 またDiscordでは「アクティビティ」として、ボイスチャットに参加している人とともに、さまざまなゲームをプレイすることができる。現在ではお絵かき伝言ゲーム『Gartic Phone』や、ポーカーを最大7人までプレイできる『Poker Night』など、19種のアクティビティが展開中。ボイスチャットで会話をおこないつつ、ゲームをしたり一緒に動画を見たりといった活動が可能となっている。 そし
Steamを運営するValveは、「Steam Deckで最もプレイされたゲームトップ100」を公開しました。 対応作品の幅に驚き!好きなゲームがリストにあれば、知らず購買欲がそそられるかも今回公開されたリストはデイリーアクティブプレイヤー数の多さを基準とし、2023年3月から2024年3月までが集計期間となっています。 10位:『Red Dead Redemption 2』9位:『Stardew Valley』8位:『Grand Theft Auto V』7位:『サイバーパンク2077』6位:『パルワールド(Palworld)』5位:『ELDEN RING』4位:『ホグワーツ・レガシー』3位:『デイヴ・ザ・ダイバー』2位:『Vampire Survivors』1位:『Baldur's Gate 3』 栄えあるトップは『バルダーズ・ゲート3』で、続いて『Vampire Survivors』
皆様、はじめまして。holo Indieチームです。 突然ですが、「holo Indie(読み:ホロ インディ)」というプロジェクトをご存じですか? 「holo Indie」は、「ゲームクリエイター・サポートプログラム」を利⽤して制作された、ホロライブプロダクション所属VTuberの⼆次創作ゲーム向けのブランド名です。 今回は「holo Indie」のことを皆様にもっと知ってもらいたい! ということで、「holo Indie」誕生秘話や、これからの展開についてお話しようと思います。 「holo Indie」に関するQ&Aや、ゲームの応募~審査~配信までの流れも紹介しますので、クリエイターの皆様も是非ご一読ください。 ◆「holo Indie」とは?「holo Indie」は、「ゲームクリエイター・サポートプログラム」を利⽤して制作された、ホロライブプロダクション所属VTuberの⼆次創作ゲ
Huge Tails Studioは3月13日、『ナルもふ!』のSteamストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けにリリース予定。ストアページ内では、数枚のスクリーンショットが公開されている。 『ナルもふ!』は、可愛い男の子ナルが変身能力を駆使して世界を巡る、もふもふ探索アクションアドベンチャーゲームである。本作の主人公ナルは、可愛らしい容姿の男の子だ。本作で彼は、ある日突然召喚される。しかし、可愛らしい容姿から女の子と勘違いされてしまい、天界から奈落の底へ捨てられてしまうという。本作ではそんな彼が、天界を目指して冒険。「クソガキ天使」への復讐や個性的な獣人たちとの出会いが、探索の中で描かれるようだ。 ナルは変身能力を活用して、天界を目指していく。本作でナルは、獣人たちから力を授かるという。公開されているスクリーンショットでは、ナルにネズミやネコのような耳が生えたイラストなどが
ニンテンドーeショップにて3月11日、Nintendo Switch向けに予約受付中だったパズルゲーム『Manga Girls 美少女回転パズル』のストアページが突如削除された。本作のキーアートに使用されたイラストに問題があった可能性があるようだ。 『Manga Girls 美少女回転パズル』は、国内デベロッパーのMASKが手がけるパズルゲーム。美少女の描かれたイラストがお題として提示され、正しいイラストになるように、25分割されたイラストの各パネルを回転させるシンプルな作品だ。3回まで使える、パネルを1列正しい方向にできるヒント機能も用意されており、クリア時間によって3段階で評価が決定する。 本作は3月14日配信予定として、3月7日からニンテンドーeショップにて予約受付が開始。ただ翌3月8日になって、本作のキーアートに使われた女の子のイラストについてあるX(旧Twitter)ユーザーが、
“何も語らない作品”は,いかにしてプレイヤーを引きつけ,導くのか。国内外でファンを増やし続けるジェッペ・カールセン氏のゲームに迫る ライター:津雲回転 国内外を問わず,近年リリースされるゲームは懇切丁寧な導入部や操作ヘルプが用意されていることが多く,「何も分からないまま,どこかに放り出される」ことは少ない。これは著名なデベロッパによる大作はもちろん,小規模なチームによって開発されるインディーゲームにすら当てはまり,ものによっては序盤〜前半ぐらいが丸々チュートリアルという形で実装されていたりもする。 また,大がかりなチュートリアルがなくても,複数のゲージやパラメーターを画面内に配置し,現在のプレイ状況を分かりやすくさせるのは,ごく一般的な手法だ。 これは昔に比べてハードウェアの性能が向上するとともに,ゲームというメディアが成熟したことで,より複雑で重厚な作品を作りやすくなったからであるし,ゲ
パブリッシャーのPlaystackは3月6日、ローグライクデッキ構築ポーカーゲーム『Balatro』の売り上げが50万本に到達したと発表した。PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売されてから、ちょうど10日での記録とのこと。 『Balatro』は、トランプのポーカーを題材にしたデッキ構築ローグライクゲームだ。本作にてプレイヤーは、デッキからトランプのカードを8枚引き、そこから5枚選択してポーカーの役を作る。すると役やカードの種類によってスコアが入り、これを繰り返し規定ラウンド数以内でステージクリアに必要なスコアを稼ぐことが基本的な流れ。回数に制限があるが、不要なカードを捨てて新たなカードを引くことも可能だ。 ステージをクリアするとショップが現れ、ジョーカーカードやタロットカードなどをランダムに提示された
ビサイドの最新作「FruitMountain(フルーツマウンテン)」公開しました! どこかで見た事がある?気もするけれど、ちょっと違う感じの3Dパズルゲームです😄 今週末のTIGSで試遊できますので、ぜひ遊びに来てください #TIGS #フルーツマウンテン #fruitmountain #bexidehttps://t.co/IKC97Z7N3k — NANJI Kazunori (@torotiti) March 1, 2024 『フルーツマウンテン』は、『どこでもいっしょ』開発元として知られるビサイドによる『スイカゲーム』ライクの新作3D物理パズルゲーム。 フルーツをお皿に投げ入れて、積み上げていくゲームとなっており、同じ種類のフルーツをくっつけると大きなフルーツに変化する。またフルーツがお皿からこぼれ落ちるとゲームオーバーだ。 (画像はSteamより)(画像はSteamより)(画像
東京ゲームショウ2024では協賛企業のサポートの下、インディーゲーム開発者がインディーゲームコーナーに無料でリアル出展できる「Selected Indie 80」枠を設けます。 下記の応募資格や応募条件等をご確認いただき、「Selected Indie 80」にぜひ自身のタイトルをご応募ください。 事務局にてエントリータイトルを審査し、出展社を決定いたします(80タイトルを選出予定)。決定した出展社はゲームアイデアを競うプレゼンテーションイベント「センス・オブ・ワンダー ナイト 2024」(SOWN2024)の候補にも自動エントリー。アイデアに優れた8タイトルを審査会にて選定し、その開発者をSOWNファイナリストといたします。ファイナリストは、TGS会期2日目(9月27日)に予定しているSOWN2024にて、自身のタイトルについてプレゼンテーションしていただきます(グランプリには3,000
本稿は事前にレビューキーをご提供いただき、執筆しています。 『プリコラージュ -IDOLIZED-』は、失踪したKPOPアイドル「セナ」の情報を求めて、SNSの投稿を探索(ネットストーキング)して真実を明らかにする謎解きアドベンチャーゲーム。画像の気になる箇所をクリックし、リンクをたどって新たな情報を見つけていく。 本作の開発は、個人でもゲームを制作しているHIJIKI氏がディレクターを務めた。筆者が本作に注目していたポイントは、KPOPアイドルが登場し、韓国発のダウンロード販売プラットフォーム「STOVE」でも体験版を配信している点だ。発売後に韓国市場でどのような反応があるかを見てみたい。 本作のセナはKPOPアイドルグループに所属しているが、出身地は東京都で、日本人メンバーのようだ。物語の舞台も東京か、その周辺である。セナがアイドルオーディション番組で激しい競争を勝ち抜いてデビューした
shadowloveプロジェクトは2月15日、『1234 つなげるパズル』を2月20日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはiOS/Android。ブラウザ向けの期間限定再公開も検討されているようだ。 『1234 つなげるパズル』は、数字を繋げて大きな数を作成していく、パズルゲーム作品だ。本作でプレイヤーは画面内の数字が書かれたボールを順につなげて、大きな数字の作成とハイスコアの達成を目指す。本作では、3つ以上の数字をなぞって繋げると数字が合体。元になった数字の中で一番大きい数字よりも一つ大きな数字が、最後に繋いだ数字に近い場所へ生み出される。たとえば234を繋げた場合には、元の234が消えて5が画面内に出現。9876と繋げた場合には、10が生み出される。シンプルなルールに従って、大きな数字を作るのだ。 要素としては、数字の合体により空いたスペースには、上から新しいボールが登場。
『ドロップ麻雀牌』は、落ち物パズルと麻雀を組み合わせた作品だ。画面中央のフィールドに上から麻雀牌を落とし、くっつけて役を作り、その役の点数がそのまま獲得スコアになる。落とす麻雀牌は、実際の麻雀と同じ計136枚からランダムに供給され、次に来る1枚はあらかじめ提示される。麻雀牌の挙動には物理演算が導入されている模様。そして、積み上がった麻雀牌がフィールドから溢れてしまうとゲームオーバーだ。 具体的なゲームの流れとしては、まずは面子を4つ作り、最後に雀頭を作って和了(あが)る。面子とは、たとえば同じ種類の牌で1・2・3と順に数字が並ぶ順子や、5・5・5あるいは中・中・中といった同じ牌を3つ集めた刻子のこと。また、刻子が完成した後にさらに同じ牌を引いた場合には、槓(カン)をして同じ数字4つの槓子にすることも可能だ。そして雀頭は、同じ牌2枚の組み合わせのことである。 フィールドに麻雀牌を落とすなかで
同人誌即売会での販売や交流を描くゲーム『CIRCLE = CIRCLE』Steamストアページが公開。本のジャンルや会話でキャラクターとの関係が変化、気難しそうなお客さんなどリアルな同人イベント描写に期待 独立系デベロッパーのShibamaru Gamesは2月15日、同人誌即売会に参加するシミュレーション・アドベンチャーゲーム『CIRCLE = CIRCLE』のSteamストアページを公開した。 本作の対応プラットフォームはPC(Steam)となり、2024年内に発売される予定だ。 (画像はSteam:CIRCLE = CIRCLEより)『CIRCLE = CIRCLE』は創作系同人誌即売会に参加するシミュレーション・アドベンチャーゲームだ。プレイヤーは即売会に参加する作家となり、本を売ったり、自身のブースに訪れたキャラクターと会話をしていくこととなる。 作中には個性豊かなキャラクターが
——最初に簡単な自己紹介をお願いします。 KOTAKE CREATEと申します。以前はゲーム会社で3Dアーティストとして開発をしていましたが、『8番出口』がヒットしてくれたので、昨年末に会社を辞めて、今は個人開発者としてゲーム開発に取り組んでいます。 ゲーム会社に勤務していた頃はVFXやエンバイロメントを4~5年ほど担当していました。主なDCCツールはMayaで、一番得意なのはマテリアルとエフェクト系でしたね。 ——大ヒットした『8番出口』について質問していきたいと思いますが、まずは開発者のコタケさんご自身の言葉で「どのようなゲームか」を説明していただけますか? 「無限に続く地下通路にある異変に気付きながら脱出するゲーム」です。ホラージャンルに含めるかどうかは……個人的には微妙なラインだと思っています。 ——制作期間はどれくらいだったのでしょうか。 プロトタイプ作成や構想を練る期間が総計半
Kenta Cho is a Japanese indie game developer, who has been active since the 1980s. He became well-known in the West in the early 2000s with a series of bullet hell shoot-em-ups. In 2021 he created a total 139 games, which is one hell of a lockdown project. In early 2024 his game Paku Paku went viral, as “1D Pac-Man”, a year after it was made. I reached out to him with some questions and he was gra
2月9日、自ら「ホラー嫌い」と公言する作者が8年かけて制作したホラーゲーム『アクアリウムは踊らない』が、公式Xアカウントにて完成したことが報告された。正式リリースについては近日発表される予定で、前編が無料で公開されている。 完成したよ…蒸発した4人見てるか… https://t.co/j46ijOvEb4 — アクアリウムは踊らない🐠ホラー嫌いが作るホラゲ (@aqua_dance_) February 9, 2024 公式Xアカウントの投稿によると、本作は友人4人を含めた5名で制作される予定であったが、作者の橙々氏の情熱が友人のやる気をはるかに上回ってしまい、一人取り残されてしまったという。その結果、橙々氏が8年もの間、約4000時間を費やして本作を完成させた。 この投稿には、「創作モンスター」、「素晴らしい」、「制作過程がホラー。完成おめでとう」と、一人で完成までこぎつけた作者を称賛
ツクールシリーズ HUNTER OF DEVIL ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア) 『ツクールシリーズ HUNTER OF DEVIL』のレビュー行くぞ……。 パブリッシャー:Gotcha Gotcha Games 機種:Switch ジャンル:アクション 発売日:2024/2/1 価格(税込):550円 『アクションゲームツクールMV』で制作された8bit風のアクションゲームだ。オーソドックスなステージクリア型の構成になっているぞ。 一見するとそこそこ面白そうに見えるんだが、雑極まりない作りでこれを「高難易度アクション」と呼んで売るんじゃねぇ!という完成度。ツクールシリーズはデキのバラつきが激しく、もっとしっかりパブリッシングしてくれと常々思っていたが、こういう物が出てくるといよいよだな……と悲しくなったぜ! 凄く読み辛いテロップでなんかス
『饿殍:明末千里行』のデモ版2.0が公開されたのを記念して、日本語に対応している中国語のインディーゲームを取りあげてみました。ノベル/ADVを中心に後半には他ジャンルも加えています。 近日登場(NVL/ADV) 饿殍:明末千里行(飢えた子羊) 飢饉と戦乱で荒廃する明朝末期を舞台にした時代物ノベル。悪行を自覚する盗賊の男と人売りに売られる少女、二人の微妙な関係が歴史の暗い部分を背景にして描かれる。渋くまとめられたグラフィックと清濁併せ呑むふたりの生きざまが魅力。零创游戏は前作に『葬花:暗黑桃花源』と『二分之一』がある。 また、パブリッシャーの2P Gamesは後述する『亿数追忆』『井域:喀洛之血』も担当しているほか、『昭和米国物語』も控えていて日本語化に積極的。 电器街的咖啡店(電気街の喫茶店) 日本橋のメイドカフェをこだわりのドット絵で描くアドベンチャー/シミュレーションゲーム。4人のヒロ
はじめにSNS(twitter)でPCゲームについて追えるタイムラインを構築するとSteamレビューに関する話題が目につくことが非常に多く感じます。 「日本人の不評レビュー比率が高い!」「ウケ狙いで不評レビューを書くやつがいる!」「圧倒的好評を開発者は目指している!」等々…。 私もゲームをSteamで販売している身ですが、こういった話題は統計データの好評/不評の比率だけを見て話をしているケースやそもそもデータに基づかず感情論のみで議論されているケースが多いように感じていました。 せっかく議論するならSNSのマウンティングの道具としてではなく、より良いゲームを作るためにユーザーがどういった点を不満に思っているのか吸い上げを行ったほうがゲーム品質向上の役に立つのではないかなと考えました。 そこで私がゲームを出している周辺環境に絞って「何故その人は不評レビューを書くに至ったか」を調べて見ると面白
Epic Gamesストアにて2月2日、『Doors: Paradox』の無料配布が開始された。配布期間は2月9日午前1時まで。同時刻から開始される次回の無料配布タイトルも公開されており、『ドキドキ文芸部プラス!』と『ロストキャッスル』の二本立てとなる予定だ。なお無料配布タイトルは期間内にEpic Gamesストアのライブラリに追加することで、配布期間終了後も保有しプレイ可能となっている。 『Doors: Paradox』 『Doors: Paradox』は癒し系脱出ゲームと標榜されている作品だ。舞台となるのは「扉」が配置された3Dジオラマ風のさまざまなステージ。ステージごとに異なるギミックが用意されており、周囲を観察したり、謎を解いたりしながら“脱出”を目指す。Steamユーザーレビューでは644件中93%が好評とする「非常に好評」ステータスを得ている高評価作品だ。 同作の配布期間は2月
個人開発者SOMI氏は1月30日、自身が発売したSteamゲームのレビューについて投稿。そのレビューは、ゲームを称賛する内容ながら、「返金済み」ステータスがついているというもの。この投稿が注目を集めているようだ。 絶賛しているのに返金しているレビュー SOMI氏は、韓国を拠点とする個人ゲーム開発者だ。重厚な物語を意欲的な構造をもって届けるところに強みをもつ。ゲームの尺は長くないながら、濃厚なゲーム体験を提供する開発者である。そんな同氏が1月18日に発売したのが、『未解決事件は終わらせないといけないから』である。 『未解決事件は終わらせないといけないから』では、警察を退職して12年が経過した元警部・清崎蒼と謎の人物の対話や回想を通じて、ある少女が行方不明事件となった経緯を紐解いていく。会話の発言者や時系列を並べ替えながら、事件の真相を紐解いていく独自の手法、そしてそこから導き出される物語など
今さらだけど「Slay the Spire」を通じて“デッキ構築ローグライク”の死ぬほどおもしろい魅力を伝えたい ライター:つきひ 「このゲームに出会って人生が変わった」 皆さんにはそう思える作品があるだろうか? 程度の差こそあれ,ゲームは人生に多大な影響を与える。最高におもしろかった。とても感動した。何千時間と遊んでもやめられない。 誰しもそうした作品が1つはあるだろう。 私にとってはそれが「Slay the Spire」(以下,StS)だった。 MEGA CRIT GAMESが2017年に公開した本作は,PC / PS4 / Xbox One / Switch / iOS / Androidで遊べる“デッキ構築ローグライク”だ(ジャンル名はローグライクカードゲームなどとも呼ばれる)。 ゆったりと遊べるターン制カードゲームにして,無限の奥深さが味わえる本作は,同ジャンルの火付け役であり,
インディー開発者のMr. PodunkianことArthur Lee氏は1月26日、ライフシミュレーションゲーム『Sunkissed City』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年第4四半期に配信予定。 Lee氏は、『Stardew Valley』のバージョン1.4〜1.6の開発に携わっていたことで知られる人物。2022年6月に同チームを離れ、その後自身の新作を開発していることをSNS上で発信していた。今回その新作のタイトルが『Sunkissed City』に決定し、ゲーム概要と共にSteamストアページが公開された。 『Sunkissed City』は、海沿いに存在するApollo Cityという都市を舞台にするライフシミュレーションゲームだ。ソロプレイおよびオンライン・画面分割での協力プレイに対応。主人公であるプレイヤーは、Pico社が進めるPeco
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