jt @j_tt_j #この岩波文庫がすごい総選挙 デカルト『方法序説』 何度も何度も読み返し、今でも読み返す。デカルトが唱える「四つの準則」は私の中の柱になってる。 pic.twitter.com/bwEaQavRsn 2019-07-05 13:01:51
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選んでみました 岩波文庫解説目録(2020年版)から100冊選んでみた。 あくまで2020年版から選んだものなので、岩波文庫のベストなリストではない。あと上下巻やら全6巻みたいなものもあるので、厳密には100冊ではない。 これがなんのためのリストなのかといえば、私が岩波文庫解説目録(2020年版)を眺めてたら面白くなってしまい、気が向いたので100冊選んだものでしかない。既読(含む、岩波文庫以外で読んだもの)だと思われるものから、読んで良かったような記憶があるものを抽出している。 そんなわけで紹介しているものを全部読んだところで、生き方や人生が変わることはない。ただし自分が好きなジャンルくらいは発見できるかもしれない。それに加えて私が日本の近代以降の文化が好きなので、読むと近代以降の日本の文化を理解しやすくなるといった効果はあると思う。 意識したのはつながりで、ここは他のリストと少しだけ違
四角い「結婚披露宴」のタイトルに、手を取り合って踊る男女の挿絵……。一見、岩波文庫の本に見える、結婚式の「席次表」がTwitterで話題になっています。 ヨーロッパの古典文学のような、どこかロマンチックな物語をイメージさせるこの席次表を作ったのは、新婦の渡辺ちひろさん(@cojiromaru)。本物そっくりのレトロなデザインに加え、著者や訳者の名前が入る部分には新郎新婦の名前、あらすじが入る部分には2人のあいさつと、遊びごころも満載です。 岩波文庫そっくりの席次表。こんな本、本当にありそう……!(画像提供:やまおかさん) 大学の文学部で出会ったというちひろさんの結婚式は、新郎との共通の趣味の「読書」がテーマ。ちひろさんは、岩波文庫風の席次表の他にも、ブックマーク風の席札、洋書風の招待状などのペーパーアイテムを自らデザインしています。 当日は、席次表と共にブックマーク風の席札も置かれました(
マルベリー(桑)の若実 今年のマルベリー マルベリーに若い実がつきました 桑の実(岩波文庫) おわりに (約800文字) マルベリー(桑)の若実 今年のマルベリー マルベリーに若い実がつきました マルベリーに若い実がつきました。なんか、モジャモジャしていますね。 撮影機材:OLYMPUS SP800UZ 絞り値:f/3.3 露出時間:1/640秒 ISO-125 35ミリ焦点距離44 撮影機材:OLYMPUS SP800UZ 絞り値:f/3.9 露出時間:1/500秒 ISO-125 35ミリ焦点距離84 トリミング 撮影機材:OLYMPUS SP800UZ 絞り値:f/3.9 露出時間:1/500秒 ISO-160 35ミリ焦点距離84 撮影機材:OLYMPUS SP800UZ 絞り値:f/3.9 露出時間:1/500秒 ISO-160 35ミリ焦点距離84 撮影機材:OLYMP
知っている人は知っている、言わずと知れた名著です! ちなみに私は、最近知りました。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 セネカは紀元前1年頃(約2,000年前)コルドバで生まれた人です。 西暦50年、後に暴君と呼ばれるネロ帝の家庭教師になりました。 なんと、この本は、約2,000年前に書かれた本なんです! この本を読むとわずかではありますが、当時、ローマ帝国の中では現代と共通するような社会生活が営まれていた様子が描写されています。 2,000年前の人間が、人生の短さと時の大切さを語っていることが驚きですが、その真理は今も変わることなく受け継がれていて、2,000年もの間この本が読みつがれている事にも驚きです。 古典を読めと、様々な先人達が言っています。 それは、古典にはいつまで経っても人間が変わらない性質とそれに
どうも。takaです。今回はこちら、「タイム・マシン 他九篇 (岩波文庫)」についての感想を書いていきたいと思います。 タイム・マシン 他九篇 (岩波文庫) 内容 「この先地球ではどんな未来が待っているのか?」 タイムマシンを発明し、八十万年後の世界に行って戻ってきた時間旅行家が語る、衰退した地球の文明を描き出した不朽のSF古典です。 その他放つ光が場所によって異なる水晶について描かれた「水晶の卵」、服用するとものすごい行動が速くなる薬「新加速剤」といった話、全9篇収録されています。 タイムスリップは可能になるのか? 自分は小学生の頃、「ドラえもん」の影響でタイムトラベルに憧れ、自己紹介で「欲しい物は何か?」の欄にタイムマシンと書いていました。 歴史の教科書を見て過去を知るだけでは満足出来ず、過去に行って生の徳川家康とか、昔の暮らしをこの目で見たいと思っていました。 今はそれに加えて自分が
岩波文庫や岩波新書の「天(本の天面)」には、なぜふぞろいな段差があるのか? 製本ミスやコスト面の都合ではなく、意図的にそうしているという公式のツイートが注目を集めています。実はおしゃれ目的。 岩波書店公式Twitterによると、あのふぞろいな天は「アンカット」と呼ばれる製本手法によるもの。フランス装風のしゃれた雰囲気を出すために採用しているそうです。地(本の下面)と小口(本の開く側)と同様に、天も整えたほうが高くつきそうなものですが、アンカットの場合は紙の折り方やそろえ方に工夫が必要で、かえって製本にコストがかかるのだとか。 リプライには「コストカットだと思っていた」「『返本になったときに天をカットしてきれいにして再出荷する』説を信じてしまっていた」と驚く声が多数。「本棚から指をかけて引き出すときの感触が好き」「昔から気になっていたが、デザインと言われると急に味があるような気がしてきた(笑
【新入生のみなさんへ】「二十歳のときに、ある壮大な計画を立てた。大学の生協に置いてある岩波文庫をすべて読破しようというものだった。」『ゲームの王国』『嘘と正典』の小川哲が語る青春と読書 春、三月。新しいことがはじまる予感にあふれた、そわそわと落ち着かない季節です。世情は違う意味で落ち着きませんが、一年の中でも特殊なこの時期の、特に新入生のみなさんへ、うってつけの文章をご紹介します。小説家・小川哲氏のエッセイです。 小川哲(おがわ・さとし)氏は、1986年千葉県生まれ。ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を『ユートロニカのこちら側』で受賞し、デビュー。第2長篇『ゲームの王国』は日本SF大賞と山本周五郎賞をW受賞し、続く『嘘と正典』は2020年の第162回直木賞候補作となりました。また同作は、第7回高校生直木賞の候補作にもなっています。 ご紹介するエッセイは、全国大学生協連合会『読書のいずみ』に掲載
「本能 椎名林檎著」「無罪モラトリアム 椎名林檎著」など、椎名林檎さんの名曲を“岩波文庫”(岩波書店)風の表紙に仕上げるアイデアが「全巻揃えたい」「どこで注文できますか?」と注目を集めています。これは確かに欲しい。 このアイデアを投稿したのは、むらかみた(@mitten0730)さん。「文学的な歌詞が特徴の椎名林檎さんの音楽ですが岩波文庫にしてみたら案の定違和感無かった」とツイートしたところ、8000件以上の“いいね”を集めました。 投稿された画像には「長く短い祭り/神様、仏様」「丸の内サディスティック」「幸福論(悦楽編)」といった椎名林檎さんのシングル曲の他に「無罪モラトリアム」といったアルバム、「群青日和」「能動的三分間」といった東京事変の楽曲をモチーフにした本のカバーが写っており、ジャケット画像や歌詞などがセンス良くデザインされています。 また帯には「青一九九九 - 一〇」といったか
「岩波文庫」と聞いて、あなたはどんな印象を思い浮かべるだろうか。おそらくは、「古くからある」「難しそう」とか、「教科書的(堅い)」というものではないだろうか。 確かに、同文庫にはそういう側面がある。だが、それは別に悪いことではなく、たとえば、「古い」「難しい」は、決して「面白くない」と同義ではないのである。また、教科書的な“お堅い”(あるいは地味な)作品が数多く収録されているのも事実ではあるが(巻末に記載されている刊行の辞を読めば、同文庫の原点がある種の教養主義であるということがわかるだろう)、その一方で、いわゆる「奇書」――とりわけ幻想文学やSF、冒険小説と呼ばれるジャンルの“珍品”も結構な数が収められている、と聞いたら、改めて興味を抱く人もいるかもしれない。 そのことを私は、かつて、荒俣宏の「ぼくのお師匠さんのこと」というコラム(『稀書自慢 紙の極楽』中央公論社・所収)を読んで知った。
外が暗くなり始める頃、研修を終えたおれは、「新居(しんきょ)」たるマンションに帰ってくる。 部屋に入ると、キッチンの前に愛が立っていた。 「おかえりなさい」 振り向かれて、優しく「おかえりなさい」を言われる。 「ただいま」 と返すものの、愛の「おかえりなさい」が優しくて、うまく目線を合わすことができない。 しかしながら、眼と眼を合わせられないようではダメだと思い、キッチンの愛に目線を寄せる。 どうやら愛は、夕飯の支度をしていたようだ。 軽く微笑みかけたあとで、お料理を再開する。 玉ねぎをみじん切りしながら、 「お風呂、入ってきたら?」 「――おう」 「ちょうど今が、お湯入れが完了するところだと思うから」 そう言ってすぐに、お湯入れ完了の音がピーッと鳴った。 「じゃ、ジャストタイミングすぎねーか」 「あなたが研修から帰ってくる時間を、ちゃんと把握してたんだから」 「……おまえ、計算が上手だな
日本国内の物事を深く理解するためのヒントが、『古事記』にはたくさん詰まっている。 例えば、神社へお詣りすると、そこには神様が祭られている。「どんな神様なんだろう?」と思う。また、神話が絡んだ史跡であったり、地名であったり、といったものにも出くわす。そのあたりを紐解くための資料として、『古事記』はすごく重宝するのだ。 『古事記』については、たくさんの書籍が出版されているが、岩波文庫のコレがいいなと個人的には思う。初版は1963年。古い本ではあるけれど。 『古事記』(岩波文庫) 校注/倉野憲司 発行/岩波書店 古事記 (岩波文庫 黄 1-1) 作者:倉野 憲司 岩波書店 Amazon 『古事記』とは? 「ふることふみ」「ふることぶみ」、あるいは「こじき」と読む。音読みの「こじき」が一般的だろうか。ただ、『古事記』が正式名称であるかどうかは、よくわかっていない。序文の中に「古事記」を書名としたこ
サルマン・ラシュディの『真夜中の子供たち』というと、20世紀文学を代表する作品とされており、いわゆる名作リスト入りの常連である。ワタシのブログでも取り上げた以下のリストに入っている。 米アマゾン選定「一生のうちに読むべき100冊」邦訳リスト - YAMDAS現更新履歴 英アマゾン編集者選定「一生のうちに読むべき100冊」邦訳リスト - YAMDAS現更新履歴 英国人以外の批評家が選んだ英国の長編小説100選 - YAMDAS現更新履歴 スティーヴン・キングがお薦めする必読の50冊 - YAMDAS現更新履歴 日本ではその単行本が長らく絶版状態だったのだが、岩波文庫入りしている。 真夜中の子供たち(上) (岩波文庫) 作者:サルマン・ラシュディ発売日: 2020/05/16メディア: 文庫 真夜中の子供たち(下) (岩波文庫 赤 N 206-2) 作者:サルマン・ラシュディ発売日: 2020
トーマス・マン『魔の山 (上)』岩波文庫 つづきを読み終えた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ なし ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 つづきから最後まで8時間もかかってしまった。 (下) のほうはゆっくり読み進めたいと思う。 そしてよく見れば上下合わせて800ページではなく1100ページという怪物的な長さであった。 (以下ネタバレ有) ・・・ ・・・ ・・・ 執行草舟氏が『現代の考察』(毒を食らえの章) のなかで、「『魔の山』には毒が詰まっている」と語っていた。 読み終わってから、なんとなくではあるがその意味が理解できたように思う。 つまり、悪魔の「魔」であり、魔術の「魔」である。 前者は文明であり、後者が肉体であるように思う。 カ
都内某大型書店。 文庫本のフロアに来て、同行者の川又ほのかちゃんに、 「どこらへんが見たい?」 と訊く。 「岩波文庫。岩波文庫の新刊が見たい」 答えるほのかちゃん。 へーっ。 岩波文庫かあ。 すごいなーっ。 わたしは思わず、 「なんか、エリートっぽい」 という声を漏らしてしまう。 ほのかちゃんは眼を丸くして、 「エリートっぽいって……なに」 「ごめんごめん、ヘンなこと言って」 いちおう、謝るのだが、 「でもさ、実際エリートじゃん? ほのかちゃんって」 「それは、出身校的にってこと?」 「そだよ。だってさあ、ほのかちゃんが出た女子校より頭いい女子校、日本には存在しないじゃん」 「そ、それは誇張じゃない!? ちょっと大げさだよ、なぎさちゃん」 「ほのかちゃん」 「……なにかな」 「岩波文庫が、あなたを待ち構えてるよ」 「なぎさちゃん……」 × × × 10分以上岩波文庫の棚を凝視している、エリ
引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 簡単なあらすじ 李徴という主人公は、今でいえばキャリア官僚の地位にいて博学であった。 上下関係に嫌気を感じ、詩人になるために職を自ら棄てた。 しかしとても食べていけず憔悴しきった挙げ句、再び東へ出戻りすることに。 同期は昇進し、李徴は気がだんだんおかしくなりいよいよ発狂。そして姿を消す。 ・・・ 読み終えてすぐにトルストイ『人生論』を想起させた。 無駄なことをしているうちにあっという間に時は過ぎ取り返しがつかなくなる。 仮にこの物語が主人公の余計なプライドに対するアイロニーを示唆するものだとしたら、主人公の「詩作」は無駄だったのかもしれない。結果としては惨敗に終わり、むしろ不幸一直線となってしまったのだから。 要するに文人となり名声や地位を手にし、目の前にいる人間をひれ伏せてやりた
岩波文庫? いえ、「岩波文庫的」です-。岩波書店は29日、作家の佐藤正午さん(64)の直木賞受賞作『月の満ち欠け』を、岩波文庫をイメージした装丁とサイズで10月に刊行することを明らかにした。老舗出版社である岩波書店が自らこのようなパロディーを行うのは珍しく、担当編集者は「岩波としてもこの種の試みは初めて」と話している。 『月の満ち欠け』は、欠けた月が再び満ちるように生まれ変わりを繰り返し、愛する人との再会を願う女性の切ない魂の物語を描いた長編小説。平成29年4月に岩波書店から刊行され、同年の直木賞を受賞した。 担当編集者によると、佐藤さんは同作が直木賞候補だったころから「受賞したら岩波文庫に入れてほしい」などと冗談半分で話していたという。 ただ、岩波文庫は長い年月の評価に耐えた古典を収録しており、日本の小説も夏目漱石ら文豪の作品が中心。そのため、刊行後まだ2年半の同作を、岩波文庫ではない文
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