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書評の検索結果1 - 40 件 / 2805件

  • 【更新】創作する人は必読!書評家が下読みで感じた「応募小説の問題点」がめちゃくちゃタメになる

    杉江松恋@5/3博麗神社例大祭し29-a @from41tohomania 職業は書評を中心としたライター業です。東方project奮戦中につき、ツイートは東方成分多し。現在は地霊殿中です。普通の日常報告についてはブログでどうぞ。他に言及する話題は古典芸能や、翻訳ミステリーについてなど。フォローもリムーブもご随意に。【新規】ゲラなどの送付物はプリントアウトでいただけると助かります。 mckoy.cocolog-nifty.com/hansei/ 杉江松恋@3/31東方名華祭A-06 @from41tohomania 下読み中。すごもり生活の反映なのか、作者の私生活をそのまま描いたものが散見される。でもね、あなたがよほどの有名人ではない限り、私生活は平凡で退屈な題材なのです。日常をそのまま書いておもしろい作品は存在するが、それは文章が素晴らしいから。文章の天才でないのなら物語性で工夫しないと

      【更新】創作する人は必読!書評家が下読みで感じた「応募小説の問題点」がめちゃくちゃタメになる
    • 土井善晴さん『スヌープ・ドッグのお料理教室』書評|晶文社

      「監房から厨房へ」と帯に謳っている。スヌープ・ドッグというヒップホップ界の超大物らしい――というのはわたしが全然知らなかったからである――ラッパーが、料理書を書いた。アルバム4000万枚、ユーチューブ再生100億回超……とある。養老孟司先生の『バカの壁』が440万部だから、10倍以上の破壊力だ。記載されるレシピはスヌープ・ドッグが生まれながらに食べてきたものではない。ボス・ドッグと呼ばれるようになってからの彼の好みは、札束のように天井までおもいっきり積み重ねたパンケーキ。そう、ここに収まるレシピはこれまで食べたくても食べられなかったセレブの贅沢パーティー料理、特製ソール・フードなどのプラチナレシピだ。 法律家であり美食家であったフランス人のプリア・サヴァランが書いた「美味礼讃」に「あなたが普段から食べているものを教えて欲しい。あなたがどんな人であるか、言い当ててみせよう」という言葉を、私は

        土井善晴さん『スヌープ・ドッグのお料理教室』書評|晶文社
      • 【確定】文章力本の四天王がついに出そろった。 - BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで

        いまちょうど『文章力が、最強の武器である。』という本を読み終えたところです。 これで、ついに出そろいました。 長らく追い求めていた「文章力」の理想郷。 どうやらそこには、4人(冊)の四天王がいらっしゃったようです。 これまで「文章力」「文章術」「書き方」と検索して、約20冊近く読んできました。 その中から選び抜かれた四天王をご紹介します。 入門編『文章力が、最強の武器である。』藤吉 豊 https://amzn.to/3njBbiF 最初に四天王の1人目、入門編で待ち構えているのがこの『文章力が、最強の武器である。』。 まず何と言っても、章立てがすごく魅力的なんですよね。 第1章は、文章力が劇的に上がる「3つの視点」。 おもしろい わかりやすい 読みやすい この3拍子が揃った文章こそが、「良い文章」なのだと筆者は語っています。 その後、先ほどの3拍子それぞれを伸ばしていくための考え方・型・

          【確定】文章力本の四天王がついに出そろった。 - BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで
        • 書評家が本紹介TikTokerけんごをくさし、けんごが活動休止を決めた件は出版業界にとって大損害(飯田一史) - エキスパート - Yahoo!ニュース

          2021年12月9日、書評家の豊崎由美がTwitter上に と書き込み、これを受けて本紹介動画を投稿するTikTokerの代表格であるけんごがやはりTwitterにおいて と応答。また、 とTikTokでの活動休止を発表した。 筆者はこのことは出版業界にとって大きな損失だと考える。 ■2021年に女子中高生にけんごが与えた影響はきわめて大きかった今年発表された毎日新聞社と全国学校図書館協議会(全国SLA)による学校読書調査の結果を見ると、中高生女子に対するけんごをはじめとするBookTokerの影響力は一目瞭然である。 「学校図書館」(全国学校図書館協議会)2021年11g都合45pより引用 「今の学年になってから読んだ本」の上位に来ている『桜のような僕の恋人』『あの花が咲く丘で君とまた出会えたら。』『余命10年』などの作品およびその書き手、以前から学校読書調査上で人気があったが、TIkT

            書評家が本紹介TikTokerけんごをくさし、けんごが活動休止を決めた件は出版業界にとって大損害(飯田一史) - エキスパート - Yahoo!ニュース
          • 豊崎由美氏「TikTokみたいな、そんな杜撰な紹介で本が売れたからってだからどうした」「書評書けるんですか?」~それへの反響

            長谷川 翔一 / 編集とマーケティング @haseshout アメリカでは、TikTokでBooktokというハッシュタグが生まれ、週に1万部売れる書籍も登場してきているそう。 本の魅力を、情報や書評ではなく、表情、行動、態度で伝えるやり方、めちゃくちゃ面白いし、成果に繋がっているそうです。 「DearMedia Newsletter」より pic.twitter.com/aUMruT0W23 2021-03-26 09:47:40

              豊崎由美氏「TikTokみたいな、そんな杜撰な紹介で本が売れたからってだからどうした」「書評書けるんですか?」~それへの反響
            • 書評:なぜ男女の賃金に格差があるのか|安田 洋祐

              さきほど2023年度のノーベル経済学賞の会見が行われ、労働経済と経済史を専門とする クラウディア・ゴールディン氏|ハーバード大学教授 の受賞が発表されました。おめでとうございます🎉 Ill. Niklas Elmehed © Nobel Prize Outreach女性の受賞は、エリノア・オストロム氏(2009年)、エステル・デュフロ氏(2019年)に次いで3人目、女性の単独授賞は初めての快挙となります。 受賞理由は「女性の労働市場における成果についての私たちの理解を前進させた」(for having advanced our understanding of women’s labour market outcomes)こと。 詳しい解説については、こちらの公式ウェブサイトをご参照ください。 さて、大変タイムリーなことに、ゴールディン氏の研究の集大成とも言える翻訳書『なぜ男女の賃金に格

                書評:なぜ男女の賃金に格差があるのか|安田 洋祐
              • 書評『つみたて投資の終わり方』取り崩し方考察 - FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

                良い本が出ました。著名FPカン・チュンド氏の『つみたて投資の終わり方』です。Kindle自費出版本ですが、内容はしっかりしていて、Unlimitedでも読めるので、一読の価値ありでした。 つみたて投資の終わり方 100年生きても大丈夫!: 人生後半に向けた投資信託の取り崩しメソッドを解説! 作者:カン・チュンド Amazon 情報が少ない取り崩し方法 持ち続けるのも良くない、急いで売るのも良くない 期待リターン3%のポートフォリオを推奨 4%ルールでは厳しい 預金:リスク資産の比率を維持して取り崩し いろいろ参考になる 情報が少ない取り崩し方法 ここ数年、インデックスファンドを使った積立投資が、老後資金の作り方のベストプラクティスとして普及してきました。つみたてNISAなどの制度も整い、eMAXIS Slimなど投信の低コスト化も進みました。 このように資産形成についてはツールも情報も充実

                  書評『つみたて投資の終わり方』取り崩し方考察 - FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記
                • 【書評】『頭がいい人のChatGPT&CoPpilotの使い方』 の『プロンプト』事例集が秀逸!(神田敏晶) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                  KNNポール神田です。 『頭がいい人のChatGPT&CoPilotの使い方』橋本大也 著を読んだ。 これは、ChatGPTの使い方がよくわからなかった人への再入門するのにピッタリな書籍だと思う。 この書のとてもユニークな点を述べるとするならば、著者の橋本大也氏の、『ChatGPT』や『Copilot』に対する、使い勝手の良い方法が、具体的な『プロンプト』として数多くの事例を散りばめられている点に尽きる。 そして、それらが、事例を元に、仕事で必要な調べ物を『調査』させ、『考え』させ、『要約』させ、『分類・整理』させ、『シミュレーション』させることができることをステップバイステップで進めている。最終的に多岐にわたるプレゼンの場での『グラフ』や『ダイアグラム』『映像』による表現にまで網羅している。 ■この本の『プロンプト』を『写経』するだけで、ビジネスパーソンのAIニーズに対応なによりも、ビジ

                    【書評】『頭がいい人のChatGPT&CoPpilotの使い方』 の『プロンプト』事例集が秀逸!(神田敏晶) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                  • 書評・感想記事の書き方について - 基本読書

                    なんとなく、一度僕の書評・感想記事の書き方についてまとめておこうかと思った。先日下記のようなブログに関する記事を寄稿したところ、幾人かがこれに触発されてブログを書いてくれたようで、個人的に嬉しかったから、というのが大きい。 blog.hatenablog.com 書評(でも感想でもなんでもいいんだが)の書き方の正解を教えるとかそういうわけではなく、単純に僕がどうやって記事を書いているのか、書くときに何を考えているのか、ということの簡単なまとめである。人によって感想ブログといっても書き方は全然違うはずで、書き方の違いを見比べてみるのもおもしろいんじゃないか。 手順 当たり前だが一度通読する。その時点でブログに書くかどうかを検討して(書かないことも多い。あまりおもしろくないな、と思ったり、おもしろいと思ってもタイミングを逃すこともあるし、書きづらくてスルーしてしまうこともある)、載せる、となっ

                      書評・感想記事の書き方について - 基本読書
                    • 年間500冊読む文芸オタク・書評家が全部で1万円以内で選ぶ、20代のうちに読んでいて心底よかった本10冊|みんなでつくる!暮らしのマネーメディア みんなのマネ活

                      こんにちは、書評家の三宅香帆です。 2024年現在、30歳の私は、年間約500冊の本を読んで生活しています。今回は、自分が20代のうちに読んでおいて良かった本を紹介します! 選定条件は「トータルの金額が1万円以内」であることのみ。ジャンルや出版年は関係なし。その中で、ただただ私が「この本は20代のうちに読めて良かったな」と感じた本を選びました。 例えば高価なものを買う時に「早く買っておいたほうが、日割りで計算するとお得になる!」なんて言ったりしますよね。それと同じように、私は本を読むことに関しても「早く読んでおいたほうが、後々の人生へのプラスの影響を考えると、コスパが良いよ!」なんて思います。 今20代の方だけでなく、これから20代になる方にも、そしてそんな方が周りにいる方の参考にもなったら嬉しいです!

                        年間500冊読む文芸オタク・書評家が全部で1万円以内で選ぶ、20代のうちに読んでいて心底よかった本10冊|みんなでつくる!暮らしのマネーメディア みんなのマネ活
                      • 【書評】「Linuxで動かしながら学ぶTCP/IPネットワーク入門」手を動かしてTCP/IPを学びたい人におすすめの一冊 | DevelopersIO

                        こんにちは。CX事業本部MAD事業部のYui(@MayForBlue)です。 最近読んだ「Linuxで動かしながら学ぶTCP/IPネットワーク入門」という本が、楽しくTCP/IPに入門できて良いなと思ったのでご紹介させていただきます。 本の目次 はじめに TCP/IP とは Network Namespace イーサネット トランスポート層のプロトコル アプリケーション層のプロトコル NAT ソケットプログラミング おわりに 付録 環境構築 シェルの基本的な使い方 この本を読んで学べること この本ではTCP/IPのネットワーク、パケットの流れを手元の仮想環境を使って学ぶことができます。 環境については、Network Namespace という、ネットワーク設定を分割して管理できるLinuxカーネルの機能を使います。 用意した環境の中で、通信を行うコマンドを自分で打ち込み、パケットの流れを

                          【書評】「Linuxで動かしながら学ぶTCP/IPネットワーク入門」手を動かしてTCP/IPを学びたい人におすすめの一冊 | DevelopersIO
                        • [書評] ハッキングAPI ―Web APIを攻撃から守るためのテスト技法

                          サマリ ハッキングAPI―Web APIを攻撃から守るためのテスト技法(2023年3月27日発売)を読んだ。本書は、Web APIに対するセキュリティテストの全体像と具体的なテスト方法を記載している。ペンテスターは、APIの検出、APIエンドポイントの分析、攻撃(テスト)を行う必要があり、そのために必要な情報がすべて記載されている。また、実習のためのツールと「やられサイト」を複数紹介し、具体的なトレーニング方法を解説している。単にツールやサイトの使い方の説明にとどまらず、本格的なペネトレーションテストの考え方を説明している。 本書の想定読者はAPIのペネトレーションテストを実施するペンテスター及びペンテスターを目指す人であるが、API開発者やウェブアプリケーション脆弱性診断員にとっても有益な内容を多く含む。 重要事項説明 本書の監修者の一人(洲崎俊氏)と評者は知人関係にある 評者が読んだ書

                          • 書評が書けない

                            本をうなずきながら読む 読み終わってみたが、とくに書くことがない おもむろに書き出してみてもダイジェストにしかならない 1+1=2という記載に疑問のもちようがない イスラムはこういう教え、キリスト教はこういう教え、仏教はこういう教え そういうもんなんだから読んで書けと言われてもまとめるだけになってしまう そういえば、大学のレポートや卒論も参考文献のダイジェストを「思われる」、「考えられる」で締めて考えたフリをしているだけだった 人気の書評ブログの言葉づかいをまねてみても上手に書けない 「書き続ければ上手くなる」。みんなこういう。文章が上手いやつに限ってこういうことをいう けれど、上手いやつは最初からキラリと光るものをもってる。問題意識というか、物事を力強く疑うことできる体力というか、明らかに他の人とは違う原石をもってる 昔から自分にはそういうものがなかった。読書感想文も目も当てられないほど

                              書評が書けない
                            • 【書評】『プログラマーのためのVisual Studio Codeの教科書』はVS Code使いに是非読んでいただきたい1冊! #VSCodejp #VSCode | DevelopersIO

                              こんにちは、Mr.Moです。 圧倒的な人気を誇る高機能エディター Visual Studio Code(以下、「VS Code」)の使い方をまるっと習得できてしまう1冊。『プログラマーのためのVisual Studio Codeの教科書』を拝読し素晴らしい内容でしたので紹介していきたいと思います! 書籍・著者情報 下記からも購入が可能です。電子版もありますよ! プログラマーのためのVisual Studio Codeの教科書 | 川崎 庸市、平岡 一成、阿佐 志保 |本 | 通販 | Amazon 下記は著者の方々の情報になります。(上記のマイナビBOOKS ページより抜粋。筆者陣が錚々たる顔ぶれですね) 川崎 庸市(かわさき よういち) 株式会社ZOZOテクノロジーズ開発部所属のエンジニア。過去には、国内モバイルベンチャーや大手インターネットサービス企業にて大規模サービスの基盤プラットフ

                                【書評】『プログラマーのためのVisual Studio Codeの教科書』はVS Code使いに是非読んでいただきたい1冊! #VSCodejp #VSCode | DevelopersIO
                              • 京大の博論を元にした本が東大紀要の書評でフルボッコされてる件

                                日本の大学、特に文系の学問に対する風当たりが厳しい昨今、文系の学者達は自分たちの存在意義を示そうと必死だ。大学で行われている文系の研究は、どう役に立つかはともかく、それ自体研究としてちゃんとしたものなんだ!ということは前提となっているし、みんなそう信じている。文系の先生達は決してSTAP細胞のようなデタラメをやっているのではないと。 だが、それは本当か? 証拠はあるのか? 最先端の研究は専門家でさえ評価が難しい。たとえばアインシュタイン。一般・特殊相対性理論を作ったけど、時代の先を行き過ぎていて正当な評価がされなかったそうで、ノーベル賞は他の業績に対して与えられた。文系の研究も基本的には同じで、研究の良し悪しを判断できる人は極少数だ。だから、知らないうちにトンデモない研究がはびこっていて、それに社会的評価が伴っていても、ほとんどの人にはわからない。専門家が厳正に評価してくれていることを信じ

                                  京大の博論を元にした本が東大紀要の書評でフルボッコされてる件
                                • 【書評】ゼロトラストネットワーク | DevelopersIO

                                  オペレーション部 江口です。 以前から気になっていた「ゼロトラストネットワーク」の翻訳版がオライリーから発売されました。 https://www.oreilly.co.jp/books/9784873118888/ 早速読んでみたのでレビューしてみたいと思います。 書籍の概要 最近新しいセキュリティの考え方として注目されている「ゼロトラストネットワーク」について取りあげた書籍です。 ゼロトラストネットワークの概念、どのように構成するか、認証をどうするべきかなどを解説し、またGoogleやPagerDutyでの実際のシステムの事例などを紹介しています。 目次 1章 ゼロトラストの基礎 2章 信頼と信用の管理 3章 ネットワークエージェント 4章 認可の判断 5章 デバイスの信頼と信用 6章 ユーザーの信頼と信用 7章 アプリケーションの信頼と信用 8章 トラフィックの信頼と信用 9章 ゼロト

                                    【書評】ゼロトラストネットワーク | DevelopersIO
                                  • 書評:並行プログラミング入門 - Software Transactional Memo

                                    TL;DR 並行処理を実装する人のこれからのスタンダードになる一冊。買い。 並行プログラミング入門 ―Rust、C、アセンブリによる実装からのアプローチ 作者:高野 祐輝 オライリージャパン Amazon 買ったら思いの外早く届いたのでパラパラと読み始めたら一気に読み終えてしまった。 総評 敢えて雑な喩え方をするなら The Art of Multiprocessor Programming (通称TAoMP本) の内容を薄めてRustやアセンブラや計算モデルを足したような本だった。 日本語の書籍としてはかなり珍しくWait-Free, Lock-Free, Obstruction-Freeの違いなどを適切に論じており、TTAS Lock, MCS Lock, TL2といった日本語では希少な情報が書かれているレアな本である。これらに付いて論じている日本語の本は知る限り (TAoMP本と昔僕

                                      書評:並行プログラミング入門 - Software Transactional Memo
                                    • 『リベラリズムはなぜ失敗したのか』(原書房) - 著者:パトリック・J・デニーン 翻訳:角 敦子 - 宇野 重規による解説 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                                      著者:パトリック・J・デニーン翻訳:角 敦子出版社:原書房装丁:単行本(264ページ)発売日:2019-11-21 ISBN-10:4562057106 ISBN-13:978-4562057108 内容紹介: 多くの民主主義国家で不平等が拡大し、強権政治が台頭し、リベラリズムが機能不全となっている。注目の政治学者が政治、経済、教育、テクノロジーといった様々な分野で見られる問題を検証し、失敗の原因と是正をさぐる。 ヨーロッパ各地の極右政党、トランプ大統領誕生、ブレグジット……リベラリズムとデモクラシーはもう終わりなのか? 2018年7月にオバマ元米国大統領がフェイスブックで称賛、いまもアメリカで話題を読んでいる政治学書が日本でも先日翻訳出版された。政治学者・宇野重規による解説を公開する。 リベラリズムは死に体か?昨今、リベラリズムやデモクラシーの衰退を説く本は多い。無理もないだろう。これま

                                        『リベラリズムはなぜ失敗したのか』(原書房) - 著者:パトリック・J・デニーン 翻訳:角 敦子 - 宇野 重規による解説 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
                                      • 書評「危険人物をリーダーに選ばないためにできること」。選挙前には必ず読むべき一冊です - 勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ

                                        危険人物をリーダーに選ばないためにできること――ナルシストとソシオパスの見分け方 作者:ビル・エディ 発売日: 2020/06/27 メディア: 単行本(ソフトカバー) 最近発売された本ですが、さきほど読み終わりました。 この本、なぜ、ヒトラーやスターリン、毛沢東などが間違ってリーダーに選ばれてしまったのか、あるいは、トランプがなぜ選挙に勝ったのかについて、 「誤った対立を煽る政治家に対し、なぜ選挙民が騙されてしまい、その後でどのようなことがおきるのか」 について詳しく書かれています。 具体的には 架空の危機がある→それを引き起こした悪者がいる→それを退治するヒーロー・ヒロインは私だ という三段論法で、民衆を掴むわけです。また、支持派がそれでも過半数を超えないに、支持派でないひとたちをどのように分断させて、自分の支持をひっくり返さないかという手法も詳しく紹介されています。 女帝 小池百合子

                                          書評「危険人物をリーダーに選ばないためにできること」。選挙前には必ず読むべき一冊です - 勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ
                                        • 【書評】「インフラ設計のセオリー」新人インフラエンジニアが押さえておくべき内容が詰まった一冊 | DevelopersIO

                                          「難しい本ばっかり読んで眠くなってませんか?いい本ありますよ!」 ご機嫌いかがでしょうか、豊崎です。 育成チームのリーダーを行なっている都合から、エントリー向けのインフラエンジニアの書籍を読むことが多くなっています。本日は、その中で読んだ、「インフラ設計のセオリー」という本についてご紹介させていただきます。 基本的にはIPAの非機能要求グレードに沿って特に重要な項目を説明していく内容になっています。 インフラエンジニアを始めるときに、教科書として読んでおけば 成長曲線が変わったんじゃないかな? と感じました。それくらい基礎的な知識の習得とイメージ付けには最適だと思います。 具体的には、非常に有益なドキュメントではあるものの、圧倒的な文章量で睡魔を送り込んでくる非機能要求グレードの活用について図や絵を多く交えて非常に理解しやすい文章で説明をしてくれます。 内容はしっかりしているのに、とても読

                                            【書評】「インフラ設計のセオリー」新人インフラエンジニアが押さえておくべき内容が詰まった一冊 | DevelopersIO
                                          • 【書評】『ITエンジニアの英語術』- 必要なのは5秒でチャットする力 – | DevelopersIO

                                            はじめに 海外旅行大好き chicca です。 英語で話したいけど、何を言ったらいいかわからない。 頭では思いつくけど、単語が口からでてこない。 このような経験は英語学習者が一度は通る道ではないでしょうか? そんなときにお勧めな本がこちらです。 ITエンジニアの英語術/Amazon ITエンジニアが現場でチャットのやりとりをすることをベースに早く英語を話すコツを紹介しています。 英語を難しく考えすぎず、シンプルに会話を進められるようになる1冊です。 見出し PROLOGUE 世界で通用する英語力が身につく5秒チャット CHAPTER 1 短くして5秒チャット CHAPTER 2 分割して5秒チャット CHAPTER 3 言い換えて5秒チャット CHAPTER 4 質問して5秒チャット CHAPTER 5 短縮して5秒チャット EPILOUGE 5秒チャットの先にあるもの ポイント 読んでみ

                                              【書評】『ITエンジニアの英語術』- 必要なのは5秒でチャットする力 – | DevelopersIO
                                            • 「反穀物の人類史」書評 - やっぱ国家ってロクなもんじゃねえな - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                              世界史を見る視点が大きく変わる壮大な文明論 「反穀物の人類史――国家誕生のディープヒストリー」ジェームズ・C・スコット著(みすず書房)を読みました。 紀元前4000年から紀元前2000年の時期に、我々の祖先が作り上げた「国家」という仕組みがどのように成立したか、その中で穀物がどのような役割を果たしたかを、考古学・人類学のファクトを元にし壮大で大胆な仮説が提示されています。 その中で国家が民を支配していく中で、税が課され、兵役や労役が課され、疫病が流行り、ロクなもんは食えず、人間が自分たちをどんどん不幸な方向に追い込んでいく様が描かれます。 賛否はあると思いますが、「何だ、やっぱ国家ってロクなもんじゃねえな」という感想を持つ人もいるかもしれません。 1. なぜ国家は生まれたのか 本書の筆者ジェームズ・C・スコットはイェール大学の人類学者・政治学者。東南アジアをフィールドとし、地主や国家の権力

                                                「反穀物の人類史」書評 - やっぱ国家ってロクなもんじゃねえな - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                              • 【書評】荘園を知れば日本中世史が圧倒的にわかる!伊藤俊一『荘園-墾田永年私財法から応仁の乱まで』 - 明晰夢工房

                                                荘園 墾田永年私財法から応仁の乱まで (中公新書) 作者:伊藤俊一 中央公論新社 Amazon 学問とは本来面白いもの、ということがこの本を読むとよくわかる。本書『荘園-墾田永年私財法から応仁の乱まで』は、荘園という一見地味で硬いテーマを扱っているが、その中身はといえば古代から中世末期にいたるまでのダイナミックな社会変動、土地制度にまつわる有名無名の人々の営みである。なにしろこの時代、人口の大部分は農民であり、荘園は農民の生活と労働の場であるから、荘園を知ることは中世社会そのものを知ることにもなる。荘園という覗き窓からみえてくる中世社会は、こちらの想像以上に活力と刺激に満ちている。これが面白くないはずがない。 荘園の実態は時代によって異なるが、第二章を読むと、摂関期における荘園は、江戸時代の農村とは異世界といえるほど違っていたことがわかる。天災が頻発し、古代社会の秩序が破壊されるなか、台頭

                                                  【書評】荘園を知れば日本中世史が圧倒的にわかる!伊藤俊一『荘園-墾田永年私財法から応仁の乱まで』 - 明晰夢工房
                                                • 書評『TypeScriptとReact/Next.jsでつくる 実践Webアプリケーション開発』 - uhyo/blog

                                                  皆さんこんにちは。今回は、2022年7月25発売の『TypeScriptとReact/Next.jsでつくる 実践Webアプリケーション開発』を読み終わったので、書評という形で感想と紹介を述べたいと思います。筆者はもともと技術書を読まず「ネットでいいやん」派だったのですが、このたびTypeScript入門書を出版したこともあり、それを過去の話として葬り去るべく技術書を読んでいくことにしました。せっかくなので、読んだ技術書の感想等を紹介します。 おことわり: この記事では、「筆者」とはこの書評を書いた人を指し、『TypeScriptとReact/Next.jsでつくる 実践Webアプリケーション開発』を書いた人たちのことは「著者ら」と呼びます。また、この記事の内容はすべて筆者の個人的な見解であり、本の内容や本を読んで得られる知識について何らかの保証をするものではありません。 筆者について筆者

                                                    書評『TypeScriptとReact/Next.jsでつくる 実践Webアプリケーション開発』 - uhyo/blog
                                                  • 書評『HTML解体新書』 - uhyo/blog

                                                    皆さんこんにちは。今回は、2022年4月19日発売の『HTML解体新書』を読み終わったので、書評という形で感想と紹介を述べたいと思います。筆者はもともと技術書を読まず「ネットでいいやん」派だったのですが、このたびTypeScript入門書を出版したこともあり、それを過去の話として葬り去るべく技術書を読んでいくことにしました。せっかくなので、読んだ技術書の感想等を紹介します。 おことわり: この記事では、「筆者」とはuhyoのことを指し、『HTML解体新書』の筆者たちのことは「著者ら」と呼びます。また、この記事の内容はすべて筆者の個人的な見解であり、本の内容や本を読んで得られる知識について何らかの保証をするものではありません。 筆者について筆者はTypeScriptとReactを専門とするフロントエンドエンジニアで、HTML歴は17年です。物心ついたときのHTMLバージョンはHTML4.01

                                                      書評『HTML解体新書』 - uhyo/blog
                                                    • 高齢者向けサービスにおけるUIデザイン|『高齢者のためのユーザインタフェースデザイン』の書評

                                                      現在、本業・副業ともにWEBデザイナーとしてデザイン・コーディングをしているゆるけーです。 本業で携わっているWEBサービスが割と高齢者向けのサービスで、ITリテラシーやUIが今の自分と考え方が異なるよなーと思っているなか、『高齢者のためのユーザインタフェースデザイン』という書籍に出会いました。 高齢者関係なく普通にアクセシビリティの観点でも重要な視点がたくさんあり、とてもいい書籍だったので、ざっくり大事だと思った箇所を抜粋しつつ自分で探した事例等をざっと記事にまとめていきますー。 視覚 高齢者になると視力が低下する傾向があります。ただ、視力の低下=フォントを大きくするだけではありません。 視力の低下は老眼や光覚の減少などより複雑です。 主な視力の低下の具体例は以下のような点。 老眼:近く・遠くのものの焦点が合わない 周辺視野のぼやけ:画面の端に気づきにくい 中心視野の損失:画面の中央が暗

                                                        高齢者向けサービスにおけるUIデザイン|『高齢者のためのユーザインタフェースデザイン』の書評
                                                      • 豊崎由美≒とんちゃん on Twitter: "TikTokで感想を発している人のおかげで本がたくさん売れ、版元も著者も書店も大喜びという素敵滅法界に水をさすツイートをして、申し訳ありませんでした。 大変貴重なご意見の数々、ありがとうございます。今後の書評活動の参考にさせていただきます。"

                                                        TikTokで感想を発している人のおかげで本がたくさん売れ、版元も著者も書店も大喜びという素敵滅法界に水をさすツイートをして、申し訳ありませんでした。 大変貴重なご意見の数々、ありがとうございます。今後の書評活動の参考にさせていただきます。

                                                          豊崎由美≒とんちゃん on Twitter: "TikTokで感想を発している人のおかげで本がたくさん売れ、版元も著者も書店も大喜びという素敵滅法界に水をさすツイートをして、申し訳ありませんでした。 大変貴重なご意見の数々、ありがとうございます。今後の書評活動の参考にさせていただきます。"
                                                        • 内田樹氏によるホ・ヨンソン詩集『海女たち』の書評に異議を表明します - ASANOT BLOG / アサノタカオの日誌

                                                          2020年5月2日の西日本新聞に、内田樹氏によるホ・ヨンソン詩集『海女たち』(姜信子・趙倫子訳)の書評が掲載されました。その内容に異議を表明します。以下は出版元にて本書の編集を担当した立場にある、しかしながらあくまで一個人としての見解です。 個人や組織を非難・批判する内容ではありません。また、コロナ禍の大変な時期に書評掲載にご尽力いただいたすべての皆様への感謝の気持ちを片時も忘れたことはありません。今日の言論やメディアのあり方に対する問題提起として、投稿します。 . 内田樹氏による、韓国済州島の詩人であるホ・ヨンソンの詩集『海女たち』の書評は、率直に言って一語たりとも読むべきところのない内容で、この情報を共有すべきかどうか悩みました。私がなぜ、ここまで強い言葉遣いで語りはじめるのか、自身の考えを少し丁寧に述べさせていただきます。本書の内容に関してはこちらを参照してください。 そもそも、80

                                                            内田樹氏によるホ・ヨンソン詩集『海女たち』の書評に異議を表明します - ASANOT BLOG / アサノタカオの日誌
                                                          • 『わけがわかる機械学習』中谷秀洋(著)の書評 - StatModeling Memorandum

                                                            僕が中谷さんと初めて会ったのはみどりぼんの読書会で、初めて話したのは岩波DSの打ち合わせだったと思います。今でもそんなに親しくはないと思います。しかし、中谷さんのブログは10年ぐらい前から読んでいました。自然言語処理を中心とする機械学習に関連する理論(の解釈)・論文レビュー・数値実験の記事が多く、他のブログでは見られない独特かつ理解の深い内容で、毎日勉強させてもらっていました。今でも何度も読むべきブログです。その中谷さんが機械学習についてまるごと一冊書いたものが本書になります。もともと買うつもりでしたが、献本いただいたので簡単にご紹介いたします。 わけがわかる機械学習 ── 現実の問題を解くために、しくみを理解する 作者: 中谷秀洋出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2019/08/28メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 目次は以下になります。 0章: はじめ

                                                              『わけがわかる機械学習』中谷秀洋(著)の書評 - StatModeling Memorandum
                                                            • 【書評】ついにでた!日本初のAWS認定試験プロフェッショナルレベル対応の書籍は、充実した模擬問題と解説を使って学習できます! | DevelopersIO

                                                              はじめに 皆さんこんにちは。石橋です。先日AWS認定試験のアソシエイトレベル3つの試験に合格し、プロフェッショナルレベルの学習をはじめました。 今回は、先日6/27に発売された日本初のAWS認定試験プロフェッショナルレベルに対応した書籍である、『AWS認定ソリューションアーキテクト -プロフェッショナル 試験特性から導き出した演習問題と詳細解説』を購入し、読ませて頂きましたので、レビューをさせて頂きます。 『AWS認定ソリューションアーキテクト -プロフェッショナル 試験特性から導き出した演習問題と詳細解説』 そもそもAWS認定試験とは AWS認定資格とは、AWS上で構築/開発/運用などの技術的な専門知識を問うAWS公式の資格です。 資格は現在12種類存在します。 Foundational, Associate, Professionalの順に難易度が高くなり、Specialiyはその名の

                                                                【書評】ついにでた!日本初のAWS認定試験プロフェッショナルレベル対応の書籍は、充実した模擬問題と解説を使って学習できます! | DevelopersIO
                                                              • App Storeにある書評アプリを全部試した私が、オススメする書評アプリ

                                                                おすすめの本を聞かれた時や、どんな本を読んできたか振り返りたい時にすぐに参照できるので、書評アプリをよく利用してます。 その過程で、今Appstoreにある書評アプリを全部試したので、その中で、一番おすすめする書評アプリを紹介します。 (ちなみに私は、主に漫画の書評を書くのに利用しています) 各アプリの紹介をする前に、私が書評アプリに求める機能を記述しておきます。 ■書評アプリに求める機能(優先度順) 1.作品検索時のサジェスト機能バーコードリーダーよりも断然利用頻度高い。というかバードコードリーダーって読み込みにひと手間掛かるし、実物がないと検索できないし、いらない子だと思っている。 2.購入日順や評価点順等のソート機能出版社やレーベル名、少女漫画や少年漫画等の括りでもソートできるとなおよい。ひと手間掛かってしまうが、自分でタグ付けできる機能があればそれで代用できる。 3.新刊の発売通知

                                                                  App Storeにある書評アプリを全部試した私が、オススメする書評アプリ
                                                                • 学術書の類を読むときはプロによる書評も一緒に読め

                                                                  ブレグマン(2021)『Humankind 希望の歴史』を勝間さんがブログで紹介しているが、その記事のブコメが地獄と化している。 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/katsumakazuyo.hatenablog.com/entry/2021/08/12/162845 「なんとなくだが俺はこう思う」「著者はチェリーピッキングしててクソ」みたいな主張がエビデンスなしに書かれており(そもそも君たち原書読んだ?)、それらにスターが当然であるかのように集まっている。これらは理性的な議論でもなんでもなくただのエコーチェンバー現象である。やはり、ブコメという文字数制限があるメディアできちんとした議論を行うのは無理があることが分かる。 こういう学術書やそれに近いものを読むときに私が習慣としていることがある。本を読む前にプロによる書評を読め。 ここでのプロというのは、新聞でそう

                                                                    学術書の類を読むときはプロによる書評も一緒に読め
                                                                  • 『宗教の起源』書評 - 宗教はすごく「気持ちいい」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                                    なぜ宗教ははじまり、なぜ人間に必要とされたのか 『宗教の起源――私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか』ロビン・ダンバー著(白揚社)を読みました。 タイトル通り、なぜ宗教は発生し、なぜ人間は宗教を必要とし、宗教の本質とは何なのかを明らかにしていく本です。 かなり面白かったので、今回ブログでも紹介したいと思います。 1. 人類学や心理学、脳科学から宗教を分析する 本書の筆者はロビン・ダンバー氏はイギリスの進化心理学者、人類学者で、もともと霊長類行動の研究者だった方です。 猿やチンパンジーの研究をする延長線上で、同じ霊長類ということで人間の進化の研究に携わるようになりました。 その中で筆者は宗教がどう人間社会や人間自身の発達に関わってきたのか、そしてなぜ人間には宗教が必要だったのか、という点に関心を持ちました。 本書はこれまでの彼の数々の研究や著作をもとにまとめられた本です。 そのため宗教へのア

                                                                      『宗教の起源』書評 - 宗教はすごく「気持ちいい」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                                                    • 書評『良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門』 - uhyo/blog

                                                                      皆さんこんにちは。今回は、2022年4月30発売の『良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門』を読み終わったので、書評という形で感想と紹介を述べたいと思います。筆者はもともと技術書を読まず「ネットでいいやん」派だったのですが、このたびTypeScript入門書を出版したこともあり、それを過去の話として葬り去るべく技術書を読んでいくことにしました。せっかくなので、読んだ技術書の感想等を紹介します。 おことわり: この記事では、「筆者」とはこの書評を書いた人を指し、『良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門』を書いた人のことは「著者」と呼びます。また、この記事の内容はすべて筆者の個人的な見解であり、本の内容や本を読んで得られる知識について何らかの保証をするものではありません。 筆者について筆者はフロントエンドエンジニアで、TypeScriptとReactを専門としています。業務では何だかんだで設計の番

                                                                        書評『良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門』 - uhyo/blog
                                                                      • 書評 『Agile Testing Condensed Japanese Edition』 〜アジャイルテストの一冊目として最適〜|hgsgtk

                                                                        Janet GregoryとLisa Crispinによる2019年9月発行の書籍『Agile Testing Condensed』の日本語翻訳版です。アジャイルにおいてどのような考えでテストを行うべきなのか簡潔に書かれています! Janet氏とLisa氏といえばAgile Testing DaysのYouTubeチャネルでも頻繁に登場しAgile Testingについてわかりやすい解説をしてくださってる 本書は訳者まえがきにあるが、著者たちの3冊の本(『Agile Testing: A Practical Guide for Testers and Agile Teams』、『More Agile Testing: Learning Journeys for the Whole Team』そして『Agile Testing Condensed: A Brief Introduction』

                                                                          書評 『Agile Testing Condensed Japanese Edition』 〜アジャイルテストの一冊目として最適〜|hgsgtk
                                                                        • 書評:GitHub Copilot とのペアプロ TDD でつくるローグライク RPG - 若くない何かの悩み

                                                                          本記事は「GitHub Copilot とのペアプロ TDD でつくるローグライク RPG」の書評です。題名にローグライクRPGとあるのでゲーム開発の本なのかなと思ってしまいますが、本題は仕様の端的な表現をもたないシステムを LLM を使って真っ当に開発する方法の解説だと思います。タイトルにローグライクRPGと書いていることでゲーム開発に興味のない人の興味を失わせてしまい損をしている気がします。 背景 最近の LLM の流行を受けて私も Chat-GPT や GitHub Copilot といった LLM を開発で利用しています。端的に仕様を表現できるシステムは LLM に質問して実装を得る方が自分で実装するより圧倒的に速く正確であるという感想を抱いています。ただ端的に仕様を表現できるシステムばかりではありません。えてして価値を生んでいるシステムというのは端的な仕様の表現が存在しないもので

                                                                            書評:GitHub Copilot とのペアプロ TDD でつくるローグライク RPG - 若くない何かの悩み
                                                                          • グーグルも実践。目標設定と成果指標によるマネジメント:書評 | ライフハッカー・ジャパン

                                                                            OKR=目的(O)+重要な結果指標(KR)OKRの構成は非常にシンプルで、1つの「目的(O:Objectives)と、2~3個の「重要な結果指標(KR:Key Results)」でできているのだそうです。 ポイントは、定性的な「目的(O)」と、数値などで表される「重要な結果指標(KR)」の両方を併せ持つということ。 MBO(Management by Objectives)に代表される一般的な目標管理手法は、目標として指標や評価項目を管理していくものの、目的については管理しません。 そのため目標を追いかけていくなかで、つい目的を見失ってしまうことがあるわけです。 なお、目的の共有の大切さは、しばしば「レンガ積みの寓話」で語られるそうです。 むかしある旅人が、3人のレンガ積み職人にこう尋ねました。 「ここでいったい、何をしているのですか?」 1人目のレンガ積み職人は、「レンガを積んでいるんだ

                                                                              グーグルも実践。目標設定と成果指標によるマネジメント:書評 | ライフハッカー・ジャパン
                                                                            • スティーヴン・ピンカーに対する除名請願運動とその顛末 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                                                                              7月の上旬にアメリカ言語学会(LSA)に対して「ピンカーの言動はLSAの代表にふさわしくなく,LSAの目的からいって受け入れられないものであり,『アカデミックフェロー』や『メディアエキスパート』の地位からの除名を求める」という請願が行われるという騒動が勃発している. このブログではピンカーの著書や講義について紹介してきており,またこのような「キャンセル・カルチャー」について,アメリカのアカデミアの雰囲気についてのルキアノフとハイトの本やミラーの徳シグナリングの本の書評も載せてきたこともあり,私も無関心ではいられない.簡単に紹介しておこう. 請願 docs.google.com 7月1日付で600名弱の署名付き公開書簡がLSA宛てに出されている. これは言語学者のメンバーによる公開書簡であり,スティーヴン・ピンカーをLSAの『アカデミックフェロー』や『メディアエキスパート』の地位からの除名を

                                                                                スティーヴン・ピンカーに対する除名請願運動とその顛末 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                                                                              • 【書評】世界一流エンジニアの思考法 | DevelopersIO

                                                                                はじめに こんにちは。データアナリティクス事業本部ビッグデータチームのkasamaです。 普段は主にデータ分析基盤エンジニアというポジションでお客様のデータ分析基盤構築を支援しています。 ある日、書店に立ち寄った際に目に止まってパラパラ読んでいると、もの凄く刺さる内容がいくつも書いてあったため思わず購入し、あっという間に読み終わりました。最初から最後まで勉強になると思うことばかりなので、今回は紹介させていただきたいと思います。ブログとしてアウトプットすることで、より理解を深めようという目的があります。 書籍情報 世界一流エンジニアの思考法 2023年10月23日発売 著 者 牛尾剛 発行所 株式会社文藝春秋 目次 第1章 世界一流エンジニアは何が違うのだろう? - 生産性の高さの秘密 第2章 アメリカで見つけたマインドセット - 日本にいるときにはきづかなかったこと 第3章 脳に余裕を生む

                                                                                  【書評】世界一流エンジニアの思考法 | DevelopersIO
                                                                                • なぜ我々は「ORGANISM」に心奪われるのか? VRChat史に残る衝撃をSF作家と書評家が語り尽くす

                                                                                  Home » なぜ我々は「ORGANISM」に心奪われるのか? VRChat史に残る衝撃をSF作家と書評家が語り尽くす なぜ我々は「ORGANISM」に心奪われるのか? VRChat史に残る衝撃をSF作家と書評家が語り尽くす VRで、私たちは何を見ているのだろう。 旅行で知らない土地へ行ったけれど、どこかで見た気がする。逆に、馴染みの場所へ足を運んでも、ふと目を離した瞬間、一度も来たことがないような気さえしてくる。デジャヴめいて、私たちの中には存在しない、「場所」をつくったひとびとの時間の痕跡。空間の幽霊。それこそが「見たことがないはずなのに、懐かしい」というあの感情を、遠くから呼ぶ……。 VRChatのワールド「ORGANISM」はまさにそんな空間だ。クリストファー・ノーラン「インターステラー」のような情景。広大なリミナル・スペース。「かつてのロシア」的なモチーフが散りばめられた巨大なオ

                                                                                    なぜ我々は「ORGANISM」に心奪われるのか? VRChat史に残る衝撃をSF作家と書評家が語り尽くす