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  • 産総研:真核生物誕生の鍵を握る微生物「アーキア」の培養に成功

    発表・掲載日:2020/01/16 真核生物誕生の鍵を握る微生物「アーキア」の培養に成功 -生物学における大きな謎「真核生物の起源」の理解が大きく前進- 私たち人間を含む真核生物の祖先に最も近縁な微生物を深海堆積物から培養することに世界で初めて成功した。 培養した微生物は「アーキア」と呼ばれる微生物系統群に属し、他の微生物との共生に依存した生育をすること、真核生物に特有とされてきた遺伝子 (例えばアクチンやユビキチン等を作る遺伝子) を多く持つこと、細胞外に非常にユニークな触手状の長い突起を伸ばすこと等が明らかとなった。 細胞構造や生理学的特徴ならびに生命史を踏まえ、真核生物の誕生について新しい進化説 (E3 model) を提案した。 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 松永 是)超先鋭研究開発部門の井町寛之主任研究員、国立研究開発法人産業技術総合研究所(理事長 中鉢 良治)生物プ

    • 日本人の多くは風邪を記憶した免疫細胞が新型コロナも攻撃、「ファクターX」の可能性 理研が発見 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

      サイエンスクリップ 日本人の多くは風邪を記憶した免疫細胞が新型コロナも攻撃、「ファクターX」の可能性 理研が発見 2022.01.04 内城喜貴 / サイエンスポータル編集部 日本人に多い特定の白血球の型を持つ人は、風邪の原因となる従来型のコロナウイルスを記憶した免疫細胞が新型コロナウイルスの感染細胞も認識して攻撃することが分かった。免疫細胞の1つ「キラーT細胞」が2つのコロナウイルスに共通する分子「エピトープ」に反応することを理化学研究所の研究グループが突き止めた成果だ。新しいタイプの治療薬開発につながる可能性もあるという。 日本の新型コロナの感染者数が欧米と比べて少ないのは日本人特有の要因「ファクターX」があるのではないかと指摘されている。研究グループはこの特定の白血球型「HLA-A24」がファクターXの1つである可能性もあるとしている。日本国内でも感染力が強いとされるオミクロン株の感

        日本人の多くは風邪を記憶した免疫細胞が新型コロナも攻撃、「ファクターX」の可能性 理研が発見 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
      • JAXA・名大など開発の「デトネーションエンジン」宇宙空間での実証実験に成功

        【▲ S-520-31号機で打ち上げられた回転デトネーションエンジン(推力約500N)が、世界で初めて宇宙空間で稼働する瞬間を捉えた画像(Credit: Nagoya University, JAXA)】宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2021年7月27日、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所において観測ロケット「S-520-31号機」の打ち上げを行いました。同日朝5時30分に打ち上げられたS-520-31号機は約4分後に最高高度235kmへ到達し、打ち上げから約8分後に内之浦の南東海上へ着水しています。 今回打ち上げられたS-520-31号機は「深宇宙探査用デトネーションエンジンシステム」の実証実験を目的としていました(デトネーションエンジンについては後述)。8月19日、JAXAはS-520-31号機に搭載されていた「回転デトネーションエンジン」(RDE:Rotating Detonatio

          JAXA・名大など開発の「デトネーションエンジン」宇宙空間での実証実験に成功
        • 無料で宇宙ステーション補給機「こうのとり」の操作を体験できるゲーム「HTV GO!」で宇宙飛行士気分を味わってみた

          国際宇宙ステーション(ISS)に食料や水などの物資を届ける役割を担う、宇宙ステーション補給機(HTV)「こうのとり」の操作をゲームで体験できる「HTV GO!」がJAXAから無料で公開されています。PC版とスマートフォン・タブレット版が公開されているので、宇宙飛行士気分でこうのとりの操作を体験しました。 「こうのとり」とロボットアームを自分で動かしてみよう!宇宙船運用体験ゲーム「HTV GO!(β版)」 | 新型宇宙ステーション補給機(HTV-X) | JAXA https://iss.jaxa.jp/htv-x/news/others/200626.html 宇宙船運用体験ゲーム「HTV GO!」をプレイするには上記のURLにアクセスし、PC版またはスマートフォン・タブレット版のリンクをクリックします。今回はPC版をプレイしてみました。 スタート画面から「クリックしてスタート!」をクリッ

            無料で宇宙ステーション補給機「こうのとり」の操作を体験できるゲーム「HTV GO!」で宇宙飛行士気分を味わってみた
          • サイバー攻撃 大手電機メーカーや大学も 中国人民解放軍指示か | NHKニュース

            JAXA=宇宙航空研究開発機構がサイバー攻撃を受け中国人民解放軍の指示を受けたとみられるハッカー集団の関与が疑われている問題で、三菱電機や日立製作所、複数の大学も攻撃を受けていたことが関係者への取材で分かりました。警視庁は日本に滞在歴がある中国共産党員の男がJAXAへのサイバー攻撃に使われたレンタルサーバーを偽名で契約したとして、書類送検する方針です。 警視庁によりますと、JAXA=宇宙航空研究開発機構が2016年にサイバー攻撃を受けその際に日本国内のレンタルサーバーが使われ、日本に滞在歴があるシステムエンジニアで中国共産党員の30代の男が偽名で契約していたことが分かりました。 捜査関係者によりますとサーバーを使うためのIDなどはオンラインサイトを通じて「Tick(ティック)」とよばれる中国のハッカー集団に渡り中国人民解放軍の指示で攻撃が行われたとみられています。 サイバー攻撃は日本のおよ

              サイバー攻撃 大手電機メーカーや大学も 中国人民解放軍指示か | NHKニュース
            • 宇宙と地上、レーザー光で通信 筑波大発ベンチャーが世界初の商用化へ

              筑波大学発の宇宙ベンチャー企業、ワープスペース(茨城県つくば市)は31日、レーザーを用いた宇宙における光通信ネットワークサービスを、早ければ令和6年冬に始めると発表した。実現すれば、民間企業で世界初の商用化となる。防災や軍事・安全保障などさまざまな分野で活用が期待されており、将来は月と地球を結ぶ光通信の実用化も目指している。 通信速度は「電波の十数倍」新サービス「ワープハブ・インターサット」は、光通信が可能な衛星を3基を地上から8千~2万キロの中軌道に打ち上げ、400~1千キロ上空の低軌道を周回する人工衛星間の通信を中継を経て、地上に電送する。ワープスペースの衛星と地上局はそれぞれ受光器と発光器を付け、近赤外線のレーザー光で互いの位置を探索し、合致すればデータをやり取りする仕組みだ。 従来の電波を使った衛星画像電送では、使用する電波の周波数に制約があり、地上で送受信できる設備場所も限られる

                宇宙と地上、レーザー光で通信 筑波大発ベンチャーが世界初の商用化へ
              • 忍び寄る先制核使用の恐怖 プーチン大統領は本気なのか:時事ドットコム

                ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊のブチャ。家屋は軒並み破壊され、軍用車両の残骸が放置されていた=2022年4月5日【AFP時事】 「ロシアは世界で最も強力な核保有国の一つだ。直接攻撃する者は敗北と悲惨な結果につながる」。ロシアによるウクライナ軍事侵攻は、プーチン大統領の米欧に対する恫喝(どうかつ)とともに始まった。民間人に対する無差別攻撃と「虐殺」、街の大規模破壊と焦土化。日々目を覆いたくなるような情報が飛び込んでくる。 ロシア軍による化学兵器の使用が現実味を帯びる中、「核の脅威」はウクライナを支援する西側へのけん制で済むのか、それともその先に真の恐怖があるのか。日本記者クラブでの会見に登壇した東京大学先端科学技術研究センター専任講師の小泉悠氏と一橋大学大学院教授の秋山信将氏の分析をまとめた。(構成:時事通信総合メディア局 宮坂一平) 【時事ドットコム取材班】プーチン大統領は法廷に立つ

                  忍び寄る先制核使用の恐怖 プーチン大統領は本気なのか:時事ドットコム
                • やきとり缶、宇宙食に ISS採用、無重力でも存在感?:朝日新聞デジタル

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                    やきとり缶、宇宙食に ISS採用、無重力でも存在感?:朝日新聞デジタル
                  • マツダの人見氏、水素燃焼エンジンでは冷える面積が大きなロータリーよりレシプロの方が有利なのは否定できない

                      マツダの人見氏、水素燃焼エンジンでは冷える面積が大きなロータリーよりレシプロの方が有利なのは否定できない
                    • はやぶさ2カプセル、緊張の開封 5.4gの黒い砂に「言葉ない」:朝日新聞デジタル

                      小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に持ち帰った小惑星の砂の本格的な分析が、今年6月から行われている。砂の中から、どんな有機物が見つかるのだろうか。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の津田雄一・プロジェクトマネージャに今後の展望などについて聞いた。 小惑星「リュウグウ」から帰って来たはやぶさ2が、カプセルを地球に落としたのは昨年12月6日。大気圏に再突入したカプセルは、夜空に火球のような光跡を残しながら落下し、すぐ回収された。 その9日後の15日、神奈川県相模原市のJAXA宇宙科学研究所で、カプセルの本格的な開封作業が始まった。クリーンルームで作業にあたるのは分析チームの数人。砂は入っているのか。津田さんはその瞬間を別の部屋でモニターを見ながら待っていた。

                        はやぶさ2カプセル、緊張の開封 5.4gの黒い砂に「言葉ない」:朝日新聞デジタル
                      • NISTのサイバーセキュリティーレームワークって? 構成要素や機能を解説

                        企業がデジタル化を進めるにあたり、セキュリティリスクへの対策は向き合わざるを得ない課題となっている。しかし、高度化するテクノロジーを背景に、さまざまなセキュリティリスクが存在する時代へと移り変わる中で、網羅的にリスクを把握することは難しくなっている。そうした状況下において、先進的な企業で活用が進む、米国NISTが運営するサイバーセキュリティフレームワークについてこの記事では解説していく。 NISTによるサイバーセキュリティフレームワーク策定の背景 企業におけるセキュリティ対策は、その企業の所在する国内のセキュリティ事情にも大きな影響を及ぼすことになりかねない。そのため、国が主導し、遵守すべきセキュリティ対策のフレームワークやポリシーを作成しているケースがある。日本国内においても、経済産業省およびIPAが「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」を公開している。このガイドラインでは、サイバー攻

                          NISTのサイバーセキュリティーレームワークって? 構成要素や機能を解説
                        • 小惑星リュウグウから持ち帰った石、有機物の特徴を確認 JAXA | 毎日新聞

                          小惑星リュウグウの試料に特定の波長の光を当て、顕微鏡で観察された含水鉱物の粒子(中央下の赤い部分)=MicrOmega/IAS/CNES 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから持ち帰った石を特殊な顕微鏡で測定したところ、有機物が含まれている特徴が確認されたと発表した。リュウグウは有機物に富む天体とみられていたが、探査機による上空からの観測でははっきりと分かっておらず、より確かな証拠となった。6月から始まる試料の詳細な分析で、生命の材料物質の起源を探る研究にも期待が集まる。 物質に光を当てると、その一部は吸収されるが、物質の種類によって吸収される光の波長には違いがある。JAXAは、フランスから提供された「近赤外分光顕微鏡」で、さまざまな波長の光をリュウグウの石に当てて観察。吸収光の波長から、炭素を含む有機物や、含水鉱物の特徴を確認した。

                            小惑星リュウグウから持ち帰った石、有機物の特徴を確認 JAXA | 毎日新聞
                          • 日本のロケット成功ゼロ 昨年、18年ぶり 後継機開発難航 イプシロン失敗響く | 毎日新聞

                            日本版GPS衛星「みちびき」を搭載して発射されたH2Aロケット44号機=鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターで2021年10月26日、本社ヘリから上入来尚撮影 人工衛星を打ち上げる日本の輸送ロケットの2022年の成功回数が、18年ぶりにゼロになった。世界の22年の発射実績は11月までに過去最多を更新している。世界の宇宙ビジネスが活況を呈する中、日本が取り残されかねない。 日本が運用している輸送ロケットは、三菱重工のH2A▽H2Aの輸送力を増強したH2B▽宇宙航空研究開発機構(JAXA)のイプシロン――の3種類ある。さらにJAXAは、H2A、H2Bの後継機としてコストを半減させたH3を開発している。H2A、H2BとH3は大型の液体燃料ロケットで、より小型のイプシロンは固体燃料を使う。 最大の誤算は、H3の開発が難航したことだ。当初は20年度の発射を目指したが、主エンジンでトラブルが相次ぐなど

                              日本のロケット成功ゼロ 昨年、18年ぶり 後継機開発難航 イプシロン失敗響く | 毎日新聞
                            • 産総研、ディープラーニングで赤外線画像の色を復元する技術

                                産総研、ディープラーニングで赤外線画像の色を復元する技術
                              • 日産は燃料電池であえてSOFC開発、ドローンで鍛えクルマへ

                                「液体で燃料を充填し、高効率に電気を生成できる固体酸化物型燃料電池(SOFC)を実用化できれば、移動体である自動車にとって有用なエネルギー源の1つになる」(日産自動車EVシステム研究所主管研究員の加藤崇氏) 日産自動車が、車への将来の搭載に向けて、SOFCの開発に力を入れている。SOFCは、トヨタ自動車の燃料電池車(FCV)「MIRAI」や韓国・現代自動車の同「NEXO」が採用している固体高分子型燃料電池(PEFC)とは異なる技術に基づく電源である。 SOFCは電解質にジルコニア系セラミックスを用いる。固体高分子膜を用いるPEFCの作動温度が70~90℃なのに対し、SOFCのそれは600~1000℃と高い。このため燃料の内部改質が可能で、エタノールなどの液体を燃料として使える可能性がある。理論上の発電効率もPEFCの30~40%に対して、40~65%と高い。 現状のFCVは水素ガスを燃料と

                                  日産は燃料電池であえてSOFC開発、ドローンで鍛えクルマへ
                                • 実は「ロボットがやれること」ばかり、農業はロボット導入のフロンティア

                                  フリーランスのサイエンスライター。1970年生。愛媛県宇和島市出身。1993年に広島大学理学部地質学科卒業。同年、NHKにディレクターとして入局。教育番組、芸能系生放送番組、ポップな科学番組等の制作に従事する。1997年8月末日退職。フリーライターになる。現在、科学技術分野全般を対象に取材執筆を行う。特に脳科学、ロボティクス、インターフェースデザイン分野。研究者インタビューを得意とする。 やれることばかりの農業分野 しばしば「サービスロボットでは、どの分野が面白いと思うか?」と聞かれることがある。筆者はいつも「物流と農業と調理」と答えてきた。物流分野については言うまでもないだろう。もともと物流分野は十分に構造化が進んでいて、自動化機器が多数入っている。当然、ロボットも入れやすい。 実際にアマゾンは言うまでもなく、先だっても日用品卸最大手のPALTACや、ファーストリテイリング(ユニクロ)に

                                    実は「ロボットがやれること」ばかり、農業はロボット導入のフロンティア
                                  • 日本版フェアユース再考のすすめ ~「著作権法50周年に諸外国に学ぶデジタル時代への対応」出版にあたり

                                      日本版フェアユース再考のすすめ ~「著作権法50周年に諸外国に学ぶデジタル時代への対応」出版にあたり 
                                    • BCIの操作が得意な人と苦手な人の脳神経回路の使い方は異なる、京大などが発見

                                      京都大学(京大)と国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は、「ブレイン・コンピュータ・インタフェース(BCI)」の操作が得意な人と苦手な人では、脳の神経回路の使い方が異なることを発見したと発表した。 同成果は、京大大学院 医学研究科の花川隆教授(NCNP IBIC先進脳画像研究部 特任部長兼任)、産業技術総合研究所の笠原和美研究員らの共同研究チームによるもの。詳細は、英科学誌「Nature」系の生物学を扱うオープンアクセスジャーナル「Communications Biology」に掲載された。 BCI技術は脳機能を代替する技術として期待されており、BCI技術が完成すれば、病気や怪我によって手足の動作が不自由になった人が、身体を動かさなくても頭の中で想像するだけで、PCなどの情報機器を使えるようになることなどが期待されている。また、BCIで駆動するロボットアームなどで脳卒中患者のリハビリ

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                                      • 半導体で“日台連合”実現か?受託生産最大手のTSMC、つくばに開発センター新設へ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                        半導体受託製造(ファウンドリー)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が、2021年内にも茨城県つくば市に先端半導体製造の技術開発センターを新設する計画が分かった。日本の製造装置・素材メーカーと共同開発に乗り出す。また、北九州市を有力候補として25年をめどに工場建設を検討する。日本政府も支援する。第5世代通信(5G)や人工知能(AI)に使う先端半導体は米中貿易摩擦の主戦場であり、関連産業の強い日本の立地優位性が見直されつつある。 TSMCはつくば市に先端半導体の微細化やパッケージ技術の共同開発拠点をつくる。東京エレクトロンやSCREENホールディングス、信越化学工業、JSRなどが参画するとみられる。また、産業技術総合研究所(産総研)や新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)も協力する。 拠点内にパイロットラインを構築し、さらなる微細化に必要な成膜・洗浄技術のほか、チップを積層する3

                                          半導体で“日台連合”実現か?受託生産最大手のTSMC、つくばに開発センター新設へ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                        • 宇宙で使えるライオンの「すすぎが簡単なハミガキ」--宇宙初の“泡立たない泡”になった背景と開発の苦難

                                          宇宙開発においては、画期的な研究や新たな発見、それにつながる探査機などの最先端技術が注目されがちだ。しかし、そうした発見やテクノロジーを支える宇宙飛行士たちの「宇宙での暮らし」に関わるところは、あまりピンと来ないところも多い。 そんな中、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2020年、宇宙生活での課題や困りごとを「Space Life Story Book」としてまとめ、それらを解決する生活用品のアイデアを募集した。結果、9件のアイデアが選定され、現在国際宇宙ステーション(ISS)に生活用品として搭載されている。 その1つがライオンの「すすぎが簡単なハミガキ」だ。普段、地球にいる我々は毎日何気なく歯を磨いているが、国際宇宙ステーションなどの微小重力の閉鎖環境で過ごす宇宙飛行士は歯みがきに大きな困りごとを抱えていたという。 そこで長年にわたってオーラルケアを研究し、製品開発してきたライオンが、

                                            宇宙で使えるライオンの「すすぎが簡単なハミガキ」--宇宙初の“泡立たない泡”になった背景と開発の苦難
                                          • 水素100%で発電するエンジン、三菱重工らが安定燃焼の手法を確立

                                            三菱重工エンジン&ターボチャージャ(MHIET)が水素を燃料とするエンジンについて、水素利用率100%で安定燃焼できる条件を見出したと発表。今回の成果を生かし、1MW級水素エンジンの実用化を目指す方針だ。 三菱重工エンジン&ターボチャージャ(MHIET)は2020年1月21日、産業技術総合研究所(産総研)との共同研究において、開発した水素を燃料とするエンジンについて、水素利用率100%で安定燃焼できる条件を見出したと発表した。 MHIETはディーゼルエンジンやガスエンジンを母体とする水素エンジンの開発と実用化に向けた取り組みを進めている。産総研とは2019年度から共同で研究を進めており、今回は改良した単気筒エンジンを、産総研の「福島再生可能エネルギー研究所」(福島県郡山市)に設置し、試験運用を実施した。 水素は、可燃範囲が広く燃焼速度が大きいという特徴がある。そのため、バックファイアやノッ

                                              水素100%で発電するエンジン、三菱重工らが安定燃焼の手法を確立
                                            • クレヨンから酒まで!?「木」の使いみちが広がる意外なワケ | NHK | ビジネス特集

                                              木を使うことに対して、皆さんは、どんなイメージを持っていますか。「ぬくもりがあって気持ちがいいけれども、木を切ることは環境破壊につながるのでは…」。実は私もそう思っていました。しかし、今、環境のために木の利用を拡大することが大切だと言われているんです。どういうことなのでしょうか?(経済部記者 川瀬直子) 3月、東京・代官山の書店で開かれた展示会。テーマは、「ウッドチェンジ」。木の使いみちを広げようという林野庁のキャンペーンの一環で開かれました。 会場にはスギの繊維を糸にして作ったマスクや木材を顔料にしたクレヨン、それに間伐材を薄く削ったストローなどが展示されていました。

                                                クレヨンから酒まで!?「木」の使いみちが広がる意外なワケ | NHK | ビジネス特集
                                              • 新型コロナN501Y変異株の感染力の強さ、スパコン富岳が解明

                                                  新型コロナN501Y変異株の感染力の強さ、スパコン富岳が解明
                                                • JAXA | 「こうのとり」9号機に搭載した生鮮食品について

                                                  1.「こうのとり」への生鮮食品搭載の目的 ISS計画では、補給船を保有する国が分担してISSに長期滞在する宇宙飛行士に生鮮食品(果物及び野菜。以下同じ)を届けています。JAXAでは、国産生鮮食品を調達し、「こうのとり」でISSに輸送、宇宙飛行士に提供することにより、宇宙飛行士が抱える長期宇宙滞在による様々なストレスを緩和し、パフォーマンスの向上に繋げたいと考えています。 また、併せて、“食”という身近なテーマを通じてISS/宇宙飛行士の活動を多くの人に身近な存在として認識いただくとともに、「こうのとり」ならではの国産生鮮食品の輸送を生鮮食品の産地の皆さまとともにアピールすることにより、ISSプログラムにおける日本のプレゼンスが向上することを期待しています。 2.選定方法 都道府県農林水産省担当者連絡協議会を通じて全国の都道府県に、生鮮食品(野菜、果物に限る)に関する情報提供(特産、収穫の時

                                                    JAXA | 「こうのとり」9号機に搭載した生鮮食品について
                                                  • はやぶさ2カプセル 神奈川 相模原のJAXA施設に到着 | はやぶさ2 | NHKニュース

                                                    探査機「はやぶさ2」の、小惑星の砂が入ったとみられるカプセルは、最終目的地である神奈川県相模原市のJAXA=宇宙航空研究開発機構の施設にトラックで到着しました。 オーストラリアの砂漠地帯で6日に回収された、探査機「はやぶさ2」のカプセルは、7日夜、飛行機でオーストラリアを出発して、8日午前7時すぎに羽田空港に到着しました。 そして、トラックに積み替えられ、最終目的地である神奈川県相模原市のJAXA宇宙科学研究所に午前10時半すぎに到着しました。 トラックが到着すると、関係者が出てきて手を上げたり、拍手したりしたほか、「大漁」と記された大きな旗を手に記念撮影をするなどして喜んでいました。 そして、荷台からカプセルが入った金属製のケースが慎重に運びだされ、建物の中に運び込まれていました。 研究所には専用の施設が設けられていて、外気に触れることなく中のサンプルを取り出したり、顕微鏡や機器で分析し

                                                      はやぶさ2カプセル 神奈川 相模原のJAXA施設に到着 | はやぶさ2 | NHKニュース
                                                    • 「月へ着陸、探査」に800億円 文科省が予算要求へ:朝日新聞デジタル

                                                      ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                        「月へ着陸、探査」に800億円 文科省が予算要求へ:朝日新聞デジタル
                                                      • 「宇宙戦争」にJAXA動員/「極超音速誘導弾」 敵基地攻撃兵器の開発協力

                                                        日本政府は「島嶼(とうしょ)防衛のため」と称して、南西諸島地域に、違憲の敵基地攻撃兵器=「スタンド・オフミサイル」(長距離巡航ミサイル)の配備を計画しています。このうち、音速の5倍以上に加速する「極超音速誘導弾」の開発に宇宙航空研究開発機構(JAXA)が組み込まれており、同機構の「軍事化」と、日本の「宇宙戦争」参戦の懸念の声が強まっています。 防衛省によれば、極超音速誘導弾の研究協力に関して、2016年にJAXAと防衛装備庁が取極(とりきめ)を締結。25年度の研究終了を目指しています。17~18年度にかけて、JAXA角田宇宙センター(宮城県)で、推進装置である「デュアルモード・スクラムジェットエンジン」の燃焼試験を実施。さらに、現時点では、「飛しょう体の各要素についての共通技術課題を段階的に解明している」としており、本体=「飛しょう体」の研究協力を行っていることを明らかにしました。また、極

                                                        • ニュータイプになった初音ミクはどこへ向かうのか  “VOCALOIDじゃないミク”の開発者に聞く

                                                          VOCALOIDの代名詞と言っても過言ではない「初音ミク」が、VOCALOIDとは別のソフトウェアとして登場した。これまでとは音質や機能も変わり、イメージイラストも新衣装にリニューアルされた彼女は、一体どこへ向かうのか。 11月27日、クリプトン・フューチャー・メディア(CFM)が歌声合成音源「初音ミク NT(ニュータイプ)」を発売した。これまでVOCALOID用の音源としてリリースしてきた初音ミクを、今回は自社開発のオリジナルソフト「Piapro Studio NT」用の音源として大きく作り替えている。 新型ミクはVOCALOID上では動かない。歌声を合成するエンジンも、VOCALOIDに使われているものではなく、産業技術総合研究所(産総研)と共同で新たに開発したものを採用した。 オリジナルの歌声合成エンジンを作るに至った経緯や、初音ミクの新規イラストについて、開発者であるCFMの佐々木

                                                            ニュータイプになった初音ミクはどこへ向かうのか  “VOCALOIDじゃないミク”の開発者に聞く
                                                          • 宇宙も光通信、速度5G級 人工衛星間を大容量で - 日本経済新聞

                                                            宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2021年度中にも人工衛星間の通信に光を使ったシステムの運用を始める。データの伝送速度は電波を使う従来の通信の7倍以上で、現在の高速通信規格「5G」に迫る水準となる。宇宙で大容量の光通信が普及すれば、インターネット接続や月周回基地との交信など新たな用途も期待される。日常生活でスマートフォンやパソコンでネットを利用する場合、情報が載ったデジタル信号を光に変換し、

                                                              宇宙も光通信、速度5G級 人工衛星間を大容量で - 日本経済新聞
                                                            • コーヒー由来のカフェ酸が半導体デバイスの性能を向上。産総研と筑波大が発表

                                                                コーヒー由来のカフェ酸が半導体デバイスの性能を向上。産総研と筑波大が発表
                                                              • 世界有数の宇宙飛行士でも、給与は普通の職員と同じ…野口聡一さんのJAXA退職が示す「日本方式の限界」 JAXAを辞めなければ、次の飛行のチャンスはない

                                                                5月25日に東京都内で開かれた退職記者会見で、野口さんは、次々と感慨深い言葉を口にした。 「後進に道を譲りたい」 「(JAXAにいて次の飛行ができる可能性は)限りなくゼロに近い」 「民間人として宇宙へ行ける可能性は半々ぐらい」 「燃え尽き症候群的なものがある」 「JAXAは温かい組織。心地良かった。そのまま心地よく終わるよりも、民間や世界に出て行って、もう一度もまれてみるのが良い」 「JAXAを嫌いになって辞めるわけではない」 定年まで踏みとどまるか、それとも気力も体力もあるうちに、次のキャリアへ転身すべきか。多くのサラリーマンが直面する問題だ。野口さんもそんな揺れる思いを抱いていたように感じられた。そして野口さんが選んだのは新たな道。今後は民間宇宙旅行の水先案内人やガイド役、大学での研究など、幅広い場での活動を目指すという。 さっそく6月20日には、NECグループのシンクタンク「国際社会

                                                                  世界有数の宇宙飛行士でも、給与は普通の職員と同じ…野口聡一さんのJAXA退職が示す「日本方式の限界」 JAXAを辞めなければ、次の飛行のチャンスはない
                                                                • はやぶさ2試料解析の舞台裏 まさかのゴロゴロ、容器がない/下 | 毎日新聞

                                                                  探査機「はやぶさ2」は2020年12月、「多くてこれくらいだろう」と事前に想定された量をはるかに超える小惑星リュウグウの砂や石を地球へ届けた。これからリュウグウの砂粒一つずつの特徴を記録する「カタログ」を作るキュレーション作業が本格化する。はやぶさ2が持ち帰ったリュウグウの物質をめぐる動きを紹介する2回目は、キュレーション作業のとりまとめ役である臼井寛裕(ともひろ)・宇宙航空研究開発機構(JAXA)地球外物質研究グループ長に、カタログ作りの舞台裏や地球外物質を分析する面白さを聞く。【永山悦子/オピニオングループ】 はやぶさ2が地球へ届けるリュウグウの物質の当初の目標量は、0.1グラムだった。10年に先代はやぶさが小惑星イトカワから持ち帰ったカプセルの中には、目に見えないほど小さな物質しか入っていなかったため、「(はやぶさ2では)目に見える物質が入っていてほしい」「ティースプーン1杯くらいは

                                                                    はやぶさ2試料解析の舞台裏 まさかのゴロゴロ、容器がない/下 | 毎日新聞
                                                                  • JAXA実験データ書き換え 理事長ら役員3人を厳重注意などの処分 | NHK

                                                                    JAXA=宇宙航空研究開発機構の古川聡宇宙飛行士が責任者を務める研究チームが実験データの書き換えなどを行っていた問題で、JAXAは山川宏理事長など役員3人を厳重注意などの処分にしたと発表しました。 この問題は、JAXAが2016年から翌年にかけて実施した通信ができない環境で、人体にかかるストレスを調べる実験で、研究チーム所属の2人の研究者がデータの書き換えなどを行っていたものです。 研究チームの実施責任者は古川聡宇宙飛行士が務めていて、JAXAは「ねつ造や改ざんというべき行為だ」として謝罪し、関係者の処分を検討していました。 その結果、10日付けで、 ▽山川宏理事長と鈴木和弘副理事長を厳重注意、 ▽担当の佐々木宏理事を訓告とする処分を行ったということです。 また3人は、いずれも今月受け取る給与の10%を辞退するとしています。 山川理事長は処分の理由について、「研究者が責任を持って適正に研究

                                                                      JAXA実験データ書き換え 理事長ら役員3人を厳重注意などの処分 | NHK
                                                                    • 火星探査機に8Kカメラ搭載 間近から高精細で撮影へ JAXAとNHK

                                                                      宇宙航空研究開発機構(JAXA)とNHKは、宇宙での撮影可能な4K・8Kカメラを共同開発し、JAXAが2024年度の打ち上げを目指して開発中の火星衛星探査機「MMX」(Martian Moons eXploration)に搭載する計画を発表した。「史上初めて間近からの火星および火星衛星の8K撮影に挑む」としている。 MMXは、火星やその衛星「フォボス」「ダイモス」の科学観測を行う他、フォボスに着陸して表面から砂を採取し、地球に帰還する計画。 4K・8KカメラをMMXに搭載し、間近からの火星やその衛星の8K撮影に挑むとともに、探査機の実際の飛行データと組み合わせることで、探査の様子を超高精細映像で再現するという。 画像は一定間隔で撮影し、一部を地球に伝送して滑らかな映像にする。オリジナルの撮影データは、MMXの帰還カプセル内のメモリに記録し、地球に持ち帰ることを計画している。 関連記事 「は

                                                                        火星探査機に8Kカメラ搭載 間近から高精細で撮影へ JAXAとNHK
                                                                      • 船を知り尽くすメタルカラーが「数字」で覆す「日本史の常識」(山根 一眞)

                                                                        話題の本、『日本史サイエンス』を読み、著者の播田安弘さんに会いたいと思った。これは私の悪い「癖」(?)だが、本を読んで感動すると著者にどうしても会いたくなる。 その最初は20歳、宮澤賢治先生だった。岩手県花巻市の生家を訪ね、ご令弟の宮澤清六さんにお目にかかったが、それが後に、私が「もの書き」という仕事を選ぶことにつながった。 次が1981年、34歳の時に読んだ京都大学ウイスル研究所、畑中正一さん(現、京都大学名誉教授)の『がんはどこまでわかったか』(講談社サイエンティフィック)だ。「取材」という名目でお訪ねし、8時間におよぶインタビューに応じていただいたが、以降、私がウイルス学を取材し続ける契機となった。 作家の吉村昭さんをご自宅にお訪ねしたのはその数年後だったと思う。2度お訪ねし、徹底して史実を調べあげ物語を構築する“技”を多く学ばせていただいた。 そして「著者に会いたい」の4回目が、『

                                                                          船を知り尽くすメタルカラーが「数字」で覆す「日本史の常識」(山根 一眞)
                                                                        • 自動車のサイバーセキュリティについて名古屋大学 高田広章氏が講演「日立セキュリティフォーラム2020 ONLINE」レポート

                                                                            自動車のサイバーセキュリティについて名古屋大学 高田広章氏が講演「日立セキュリティフォーラム2020 ONLINE」レポート
                                                                          • JAXA攻撃「背景に中国軍」 警察庁長官が初めて言及:朝日新聞デジタル

                                                                            ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                              JAXA攻撃「背景に中国軍」 警察庁長官が初めて言及:朝日新聞デジタル
                                                                            • 量子コンピューター開発に新手法、半導体製造技術で巻き返す日本

                                                                              新材料開発や創薬研究などへの応用が期待される量子コンピューターで、新方式の開発が加速している。量子計算に使う基本素子を半導体技術で作製する研究で、日本は世界でもトップクラスの実力を持つ。超電導やイオン(電荷を帯びた原子)を使う他方式と比べて小型化・集積化しやすく、複雑で難しい演算にも応用できると期待する。量子技術で欧米勢に後れを取る日本だが、強みの半導体製造技術を生かして巻き返しを図る。 量子コンピューターに半導体の集積化技術を応用する「シリコン方式」は、将来の有望技術として期待されている。複雑な演算に使えるゲート型の量子コンピューターには、現在主流の「超電導方式」や「イオントラップ方式」などさまざまな方式があり、それぞれ実用化に向けた開発が進んでいる(表1)。シリコン方式は量子計算を担う「量子ビット」の制御が難しい半面、一度技術が確立すれば半導体のように多数の素子をチップに集積化でき、大

                                                                                量子コンピューター開発に新手法、半導体製造技術で巻き返す日本
                                                                              • 量子センサーのスピン情報、電気的読み出しに成功

                                                                                東京工業大学と産業技術総合研究所(産総研)の共同研究グループは、ダイヤモンド量子センサーのスピン情報を、電気的に読み出すことに成功した。感度が高い集積固体量子センサーの実現が期待される。 横型ダイヤモンドp-i-nダイオードを新たに開発 東京工業大学と産業技術総合研究所(産総研)の共同研究グループは2021年6月、ダイヤモンド量子センサーのスピン情報を、電気的に読み出すことに成功したと発表した。感度が高い集積固体量子センサーの実現が期待される。 ダイヤモンド中のNV(窒素-空孔)センターは、微弱な磁場を検出できる量子センサーとして機能する。NVセンターのスピン状態を読み出すため、これまでは「金属-ダイヤモンド(絶縁体)-金属」というMIM構造を用いて電気的検出に取り組んできた。ただ、この構造では高い感度と小型化を両立させることが難しかったという。 研究グループは今回、横型ダイヤモンドp-i

                                                                                  量子センサーのスピン情報、電気的読み出しに成功
                                                                                • はやぶさ2 帰還に向け最後のメインエンジン噴射開始 JAXA | NHKニュース

                                                                                  日本の探査機「はやぶさ2」は、ことし11月か12月の地球への帰還を目指し、最後のメインエンジンの噴射を始めたとJAXA=宇宙航空研究開発機構が公表しました。 JAXAは12日、「はやぶさ2」は帰還に向けた最後のメインエンジンの噴射を開始したと公表しました。 運用を行っているJAXAのチームは、12日午前7時にメインエンジンであるイオンエンジン4基のうち1基がプログラムに従って正常に噴射を始めたことを確認したということです。 今回のメインエンジンの噴射は、地球までの距離がおよそ4000万キロに近づく、ことし9月ごろまで続けられることになっています。 そして、その後はメインエンジンを使わずに、姿勢制御用の装置で軌道を微修正し、ことし11月か12月に岩石の破片が入ったとみられるカプセルをオーストラリアの砂漠に落下させる計画です。 JAXAは国内の研究者を中心に岩石の破片などを分析するチームの編成

                                                                                    はやぶさ2 帰還に向け最後のメインエンジン噴射開始 JAXA | NHKニュース