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菊地成孔の検索結果1 - 40 件 / 1780件

  • 菊地成孔の考える、YouTube的ジャズ入門。はじめてのジャズはネット検索から | ブルータス| BRUTUS.jp

    昭和の時代。ジャズを聴き始めるなら、専門誌を読み、ジャズ喫茶でレコードを聴き、クラブで生演奏に触れるという流れが一般的だった。しかし、雑誌は廃刊、店舗も減少しつつある現在。初心者は一体、どの音楽家の、どんな作品から聴き始めればいいのだろうか。伝統のある音楽ゆえ、門外漢からは口が裂けても言えない現代の入門方法を、菊地成孔さんがズバリ答えてくれた。 現在、ジャズの魅力をさらに深掘る特設サイト「JAZZ BRUTUS」もオープン中! 2020年代的検索から入る、新しい入門 「ジャズをまったく聴いたことのない人にとって、クラシックや歌舞伎などと同様、歴史のある音楽だから、ハードルが高い印象があると思います。さらに、ジャンルは耳にすることはあっても、しっかりした流行がないため、初心者がアクセスしづらい。情報源が雑誌から電子版へ、お勉強の場がジャズ喫茶から動画へ移行しつつある昨今を鑑みて、初心者に限り

      菊地成孔の考える、YouTube的ジャズ入門。はじめてのジャズはネット検索から | ブルータス| BRUTUS.jp
    • 菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね

      *以下のテキストは、 マスメディアがアカデミー賞レースの報道を一斉に始める前の、2月20日に入稿、更に4日前に書かれたもので、つまり所謂 「あとだしジャンケン」ではない旨、冒頭に強調しておく。 今時これほど手放しで褒められてる映画があるだろうか? 当連載は、英語圏の作品を扱わないので今回は<特別編>となる。筆者は映画評論家として3流だと思うが、本作は、複数のメディアから批評の依頼があった。大人気である。「全く褒められませんよ」「こんな映画にヒーヒー言ってるバカにいやがられるだけの原稿しか書けませんけど」と固辞しても、どうしても書けという。 そりゃあそうだ。筆者は一度だけヤフーニュースのトップページに名前が出たことがある。ジャズの名門インパルス!レーベルと、米国人以外で初めて契約したから? 違う。女優の菊地凛子を歌手デビューさせたから? 違う。正解は「『セッション』を自分のブログで酷評したか

        菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね
      • 無料のネットで見られる活動だけのファン「ゼロ円ファン」by菊地成孔氏 - ARTIFACT@はてブロ

        菊地成孔氏のサイトを見ていたら、「ゼロ円ファン」という概念を提唱していて面白かったのでメモ。 当欄最終回/ビュロー菊地チャンネルのご案内 - naruyoshi kikuchi INTERNET TROISIEME (4) ゼロ円ファン層の発生 (?〜現在) ちゅう、非常に面白い事が起こり始めまして(笑)、「ゼロ円ファン」というのは、言うまでもなくワタシの造語で、アーティストのブログと動画サイトのみで、熱烈なファン活動を続けられる人々の事です。 こっれがねえ、この新しい現象が、本当の事言うと、一番面白く、そして一番難しくて、厄介なんですね。 音楽界も些か広うござんす。ですから、各セクション、様々な方法でこの現象にアゲインストしていると思うんですよ。極端な話、動画サイトに対して、徹底的に制限かけてしまえば、少なくとも音楽ソフトのゼロ円化はブロック出来そうじゃ無いですか? でもね、ワタシの予想

          無料のネットで見られる活動だけのファン「ゼロ円ファン」by菊地成孔氏 - ARTIFACT@はてブロ
        • 菊地成孔先生の『セッション』批判について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

          その後、俳優名を役名に統一するなど細かい部分をいじったため、4月17日に上げた文章とは細かい部分で違っていますが、論旨は同じです。 初期バージョンはこちらにありますので比較できます。 日本では今日(4月17日)から公開される映画『セッション』を、ジャズ専門家である菊地成孔先生がジャズ音楽家の立場から酷評しています。 http://goo.gl/Jt1sc3 それを公開前に読んだ人々の間で「素晴らしい批評」などと評判を呼んでいます。 「自分はジャズがわからないが、ジャズ専門家が観れば駄作なんだろうな」とか 「映画はまだ観てないが、ジャズを知らない100人の評価よりも菊地さん一人を信じる」とか とにかく、いちばん問題だと思うのは「菊地さんの酷評を読んで『セッション』を観るのをやめた」という人が決して少なくはないことです。 また、『セッション』ではスパルタでハラスメントなフレッチャー先生(JKシ

            菊地成孔先生の『セッション』批判について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
          • 菊地成孔がPerfumeと相対性理論のヒットの理由を語る@J-WAVE Special「The Last Decade〜ゼロ年代の憂鬱〜」 101016 - Aerodynamik - 航空力学

            http://www.j-wave.co.jp/original/jwavespecial/2010/10/00.html ナルオタの皆様こんにちは。 菊地成孔、ざっくり言うとジャズミュージシャンであり文筆家、彼が2000年代初頭に手掛けたエレポッププロジェクト、所謂「第二期Spank Happy」に絡めて、Perfumeと相対性理論のヒットの理由を語ったくだり。この「第二期Spank Happy」は、当時まだアングラサブカル誌だった「Quick Japan」にデビュー前に特集されたりして、とにかくカルト的な人気を博したのだが、自分にとってはそれはもう不快で不快でたまらない存在でもあった。当時のクラブに根ざしたテクノ/ダンスムーブメントの楽観主義を知っている人には、「Spank Happy」の醸し出すデカダンな退廃美が、80年代初頭に蔓延したあの気持ちの悪いアカデミズムやロマンティクスを連

              菊地成孔がPerfumeと相対性理論のヒットの理由を語る@J-WAVE Special「The Last Decade〜ゼロ年代の憂鬱〜」 101016 - Aerodynamik - 航空力学
            • 『セッション』菊地成孔さんのアンサーへの返信 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

              これは、町山さんにアンサーさせて頂きます(長文注意)への返信です。 せっかく紳士的に書いたのに「町山さん、昔は仕掛けるときそんな口調じゃなかった癖にさ!(笑)ちょっと見ない間に、すっかりもう!!(笑)」ときやがった。 わかったよ、なら、昔通りの言葉遣いでやったろうじゃねえか。 オラァ! きくちなるあな! 読めねえ名前親につけられてんじゃねえよ! これでどうだ! 菊地さんがジャズを愛してるように、オイラも映画を愛してるし、この『セッション』という映画が大好きだから、1万6千字も使って口汚く罵倒されて、「菊地さんの批判を読んで観ないことにした」なんてツイートまであったから頭にきたんだよ! この小さい映画を守りたかったんだよ! ああ、たしかにオイラは菊地さんが『ハッスル&フロウ』についてデタラメ書いた原稿読んで、ファースト・インプレッションで「うさんくせえ!」って思ったよ! いや、違うな。正直言

                『セッション』菊地成孔さんのアンサーへの返信 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
              • 菊地成孔さんがジャニーズアイドル「キンプリ」に心奪われた理由【#楽しい大人の暮らし方】 - SUUMOタウン

                インタビュー: 劇団雌猫 構成:芦屋こみね 写真:飯本貴子 好きなものがあると、毎日はもっと楽しい。 劇団雌猫がオタク趣味に生きる人に好きなこと、好きな街や暮らしについて聞くインタビュー企画「楽しい大人の暮らし方」。 今回のゲストは、ジャズミュージシャン、文筆家の菊地成孔さん。昨年末に惜しまれながら終了したTBSラジオ「菊地成孔の粋な夜電波」では軽妙なトークでリスナーを魅了し、今なお“夜電波ロス”を公言する人がいるほど。 「この子たちはパラダイムシフトだよ!」と絶賛する「King & Prince」の話、14年住み続けた新宿・歌舞伎町の話。菊地さんの多才さ、興味の幅広さが伝わるさまざまな「楽しい大人」の顔、のぞかせていただきました。 オタクは異教徒に優しくなれるか? ――菊地さんは劇団雌猫の同人誌『悪友』を、かなり早い段階からラジオやブロマガで「面白い」と紹介してくださっていたんですよね。

                  菊地成孔さんがジャニーズアイドル「キンプリ」に心奪われた理由【#楽しい大人の暮らし方】 - SUUMOタウン
                • 菊地成孔 kikuchinaruyoshi.com

                  Best ways to assure the replacement of the damaged or leaked plumbing line and accessories is done in the right way Damaged and leaked plumbing lines and accessories are never needed at home or in any of the building because damaged plumbing lines always cause a mess around the house and you will not be able to tolerate such things in a way or another. That is why most people may call for a plumbi

                  • 菊地成孔 本物のブルースシンガー・aikoを語る

                    菊地成孔さんがTBSラジオ『菊地成孔の粋な夜電波』でリスナーからの『佐藤博さんへコメントをお願いします』というメールに対して回答。佐藤さんを追悼し、aikoさんの『くちびる』を捧げていました。 (菊地)えー、そうですね・・・コメントというのもおこがましい話なので、楽曲にかえさせていただきますが。私、このことをですね、オンエアはおろか、何かしら媒体に書いたことも一回もないですし、プライベートですら誰にも言ったことの無いことなんですよ。要するに自分の心のなかにだけ秘め続けていたことなんですけどね、今日言っちゃいますね。ガチなんで、これは心して聞いてほしいんですけど。 あのー、私ですね、この人から仕事の依頼がね、さっき小泉今日子さんとかお話した通り、どなたとだってやりますよ、基本。『あいつは嫌だ。こいつは・・・』なんてありませんから。でも、この人だけは絶対NGなんですよ。プロデュースとかそんなの

                      菊地成孔 本物のブルースシンガー・aikoを語る
                    • DCPRG『構造と力』リリース20周年 菊地成孔が語る、オルタナティブなグルーヴの現在

                      音楽家で現在は音楽ギルド・新音楽制作工房も運営する菊地成孔。彼が率いていたDC/PRG(Date Course Pentagon Royal Garden/当時はDCPRG)による2ndアルバム『構造と力(Structure et Force)』が、2003年9月25日の発売から20周年を迎える。 本作の収録曲は前作『アイアンマウンテン報告』と比べ、さらにクロスリズムやポリリズムにフォーカスしており、当時としては律動的かつかなり先鋭的な内容だった。特に当時、4拍子と5拍子が同時に鳴るリズムを踊れる楽曲に落とし込んだのは驚嘆でしかない。 しかし執筆家でもある菊地が膨大なテクストを残した副作用なのか、雑誌カルチャーの衰退が原因なのか、音楽そのものを具体的に語ったインタビューはネット上にほとんどないのが実情だ。そこでリリース20周年を期に『構造と力』の音楽的な回想を依頼。 「5」という数字(ペン

                        DCPRG『構造と力』リリース20周年 菊地成孔が語る、オルタナティブなグルーヴの現在
                      • 菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評 第二弾:米国アカデミー賞の授賞式を受けての追補

                        参考:菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね 掲載稿が米国アカデミー賞の発表前に書いた原稿なので、結果を踏まえた上で、追補を書くことにした。 と、思っていたら、どういうわけだか、筆者のリアルサウンドでの連載中、最も多いビュー数と、いいね!数を稼いでしまったとか何とかで、有り難いと言えば言えるのだろうが、一度SNSを全部止めてみればわかるが、何が起こっているかわからない。 ただ、数多く俎上に登ったのであれば、これは当然、数多くの支持者と、数多くの不支持者を生んだと思われるが、支持されるにせよ、されないにせよ、何れにしても、この映画に対し、以下の指摘はなかったか、或いは極端に少なかったのではないか? と推測する。 それは何かと言えば「ハッキリ言えなくて気の毒だ、言っちゃえば良いのに」という事だ。 え? なんて言っちゃえば良かったのか、

                          菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評 第二弾:米国アカデミー賞の授賞式を受けての追補
                        • 後藤護 × 菊地成孔『黒人音楽史』対談 「抑圧が強くなった時代の次にはまた爆発が来る」

                          暗黒批評家・後藤護が著した書籍『黒人音楽史 奇想の宇宙』(中央公論新社)は、耳慣れない「アフロ・マニエリスム」なる概念を軸に、これまでにない切り口で黒人音楽史を捉え直した一冊だ。アフロ・マニエリスムとは、ドイツのジャーナリストで文筆家のグスタフ・ルネ・ホッケが1950年代に再評価した後期イタリア・ルネサンスの美術様式「マニエリスム」の理論を換骨奪胎し、ブラック・カルチャーに応用したもの。後藤護は、このアフロ・マニエリスムによって、奴隷制時代から南北戦争、公民権運動をへて真の解放をめざす現代までを総括しようと試みた。 ジャズ・ミュージシャンにして文筆家の菊地成孔は、本書『黒人音楽史』をどのように読んだのか。リアルサウンド ブックでは、ふたりの初対談をお届けする。(編集部) 後藤護 菊地:いわゆる黒人音楽史についての本は20世紀にたくさん出ています。特にジャズ批評の多くは、歴史主義で書かれてい

                            後藤護 × 菊地成孔『黒人音楽史』対談 「抑圧が強くなった時代の次にはまた爆発が来る」
                          • 菊地成孔と行く『日本近代音楽の150年』展 | CINRA

                            いまから150年前、この日本ではどんな「音楽」が鳴っていたのか? 長い鎖国の終わりを告げる黒船軍楽隊の響きに始まり、西洋との出会いは政治、教育、娯楽とも絡み合いながら、日本の音楽を激変させていきました。そして、そこには、今日のポピュラーミュージックに直結するトピックも見えてきます。その様子を楽器、楽譜、レコード音源から関連アートまで304点を揃えて伝えるのが東京オペラシティ アートギャラリーで開催されている『五線譜に描いた夢 ─ 日本近代音楽の150年』展。今回はミュージシャンの菊地成孔さんをゲストに、このユニークな音楽の展覧会を体験。彼が「クラシック以外の音楽が好きな人たちこそ見るべき」と語った、発見にあふれる体験を紹介します。 文明開化の渦中における「日本近代音楽」の産声 開国以降、現代までの日本近代音楽の変遷をたどる4章構成の同展覧会、第1章はずばり「幕末から明治へ」。展示室入り口で

                              菊地成孔と行く『日本近代音楽の150年』展 | CINRA
                            • 菊地成孔の『セーラー服と機関銃 -卒業-』評:構造的な「不・快・感」の在処

                              誰が一番悪いのだろうか(=誰が一番偉いのだろうか) 既に公開されており、興収的にも批評的にも大変残念な結果を呈している作品などというのは世の中、掃いて捨てるほどある。高い確率で本作もそうであろう。 そういった作品を、ここぞとばかりに石持て追うのは端的にいじめであって、一部の血に飢えた病者(言うまでもなく、過去、いじめにあった経験に根差した怨念が消え切っていない人々)にたいする、大いなるサーヴィスには成るかもしれない(特にネット批評という偏ったフォームの中では)、とはいえ言うまでもなく、そんな事をする奴は地獄行だ。無償ならばともかく、金をもらっていじめに加担するのだから。 だがしかし、繰り返すがこれは仕事であって、何かを書かなくてはいけない。とはいえ心にもないことを書いて取り繕ったり、アクロバティックな論法で煙に捲く、といった事も、スキルとしては出来なくもないけれども、あっというまに見透かさ

                                菊地成孔の『セーラー服と機関銃 -卒業-』評:構造的な「不・快・感」の在処
                              • 菊地成孔 1万字インタビュー | CINRA

                                本インタビューは、「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」の新作を発端に、「わかりたいあなたのためのCINRA的・菊地成孔入門」として構想された。博覧強記の音楽家・菊地成孔の正体を見極めよう、という目論見である。しかし、その狙いは見事に外れてしまった。鋭敏な感性と精緻な知性に裏打ちされた、音楽・ダンス・映画等々に関する膨大な固有名詞を台風の様に巻き込んでいく彼の言葉は、吐き出されるとともに地平線の向こうへと消えていった。あっという間に。彼に追いつくことは生半可ではなかったのだ。それでいて、親しみやすいアニキのような雰囲気をたたえた彼。なぜか「一緒に飲みながら話を聞いてる」錯覚にも襲われてくる本稿、ぜひ「右手に哲学書、左手にビール」をご用意いただきお読みください。 (インタビュー・テキスト:木村覚 写真:柏井万作) ダンスとダンスミュージックの「特殊域」を模索しています ―菊地成孔とペペ

                                  菊地成孔 1万字インタビュー | CINRA
                                • 菊地成孔 HIPHOP楽曲の作り方を語る『HIPHOPはジャズの孫』

                                  菊地成孔さんがTBSラジオ『粋な夜電波』で大谷能生さんとのHIPHOPチームJAZZ DOMMUNISTERSのアルバム制作話をしていました。『XXL』という曲をベースに、どのようにHIPHOPの楽曲を作るのか?という解説をしています。 (菊地成孔)先ほどお聞きいただいた『XXL』というのはね・・・っていうか、HIPHOPってどんな風に作るんだろう?とか、みなさんご存知ないでしょうね。逆に、もう作られている、リスナーの方でね、自分もやっているという方は、ほとんどの方がもう作っている方だと思うんですよ。70年代のね、フォークに似ていますね。もうギターを持って歌っている方はやってる人なの。わかんないかな?今のたとえ、わかんないでしょ(笑)。『聞くだけでやらない』っていう率がすごい少ない音楽なんですよ。『聞くし、やってるよ』っていう人が多い音楽ですよね。フォーク以来だと思います。あの、打ち込みが

                                    菊地成孔 HIPHOP楽曲の作り方を語る『HIPHOPはジャズの孫』
                                  • 菊地成孔“ラ・ラ・ランド酷評”の動機を吉田豪が解説。「あれは菊地ジャズ警察による町山智浩への攻撃なんですよ」

                                    ジャズミュージシャンであり文筆家でもある菊地成孔氏が、ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』を「世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね」と酷評。 この話題を受け、3月12日配信の『タブーなワイドショー』内で、久田将義氏と吉田豪氏が「今回の酷評は、町山さんが『ラ・ラ・ランド』は凄い。みたいなことを言ったことに対するアンサーと言うか、攻撃なんですよ。」と語った。 ■関連記事 ・大ヒット映画『ラ・ラ・ランド』は、どうして評価が分かれるの? 理由を3つ考えた 警察が来るんですよ。菊地某っていうジャズ警察が吉田: 菊地さんが何に反論していたかわかりました? 久田: まず、チャゼル監督? 『セッション』から。 吉田: 『セッション』に怒っていましたね。菊地さんね。 久田: ジャズ評論家だし、映画評論家だから。 吉田: ジャズ警察ですよ。ジャズを間違った使い方をしていると、警察が

                                      菊地成孔“ラ・ラ・ランド酷評”の動機を吉田豪が解説。「あれは菊地ジャズ警察による町山智浩への攻撃なんですよ」
                                    • ナタリー - [Super Power Push] 菊地成孔,山下達郎を語る

                                      音楽家、文筆家、音楽講師など幅広いフィールドでその才能を見せつける菊地成孔。時代を象徴するアーティストとして八面六臂の活躍を続ける彼は、山下達郎の音楽をどう捉えているのか。新宿は歌舞伎町にある彼の仕事場で話を聞いた。 取材・文 / 唐木元・大山卓也 撮影 / 中西求 ──さっそくですが、菊地さんの目に“山下達郎”というアーティストがどのように見えているのか、というテーマで、今日はお話を伺えたらと思うんですけど。 このテーマだったらワタシより適役の人が山ほどいると思いますが(笑)、ありきたりなことを、かつかいつまんで言うならば、例えば大瀧詠一、細野晴臣、桑田佳祐などなど、年齢は若干バラバラですが、我が国のポップスの“神々たち”は、原体験がエルヴィス・プレスリーのようなロックよりは、いわゆるオールディーズのポップスにある人たちですよね。当時オールディーズは、そのままの形で邦楽として輸入されてい

                                      • 菊地成孔 映画『はじまりのうた』を大絶賛する

                                        菊地成孔さんがTBSラジオ『粋な夜電波』の中でキーラ・ナイトレイ主演映画『はじまりのうた』を紹介。映画本編や主題歌、サウンドトラックを大絶賛していました。 (菊地成孔)詳しいことを述べていると長くなってしまいますので、最短で済ませますが。現在上映中の映画で『はじまりのうた』という映画があります。原題は『Begin Again』。もう1回始めるということですね。これはまあ、すっげー簡単に言うと、ミュージシャンを描いた映画で。主演がキーラ・ナイトレイ。パイレーツ・オブ・カリビアンのお姫様ですよね。欧米だとセクシー、まあ、日本でもそうですね。日本でもセクシー。最近あの、有名人で出てこないけど、受け口タイプですね。荒川静香さんみたいに。噛み合わせが、下が前に出ている。欧米、アフリカとかだと、もう、ものすごいセクシーってことになるんですけども。 あんまりハリウッドセレブにいないタイプ。何人かいますけ

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                                        • 菊地成孔による新バンド・ラディカルな意志のスタイルズ 初ライブで示した“反解釈”というコンセプト

                                          菊地成孔による新バンド“ラディカルな意志のスタイルズ”のデビューライブ『反解釈0』が、ジャン=リュック・ゴダール逝去の翌日(2022年9月14日)、東京・WWW Xで開催された。 2021年4月にDC/PRGを解散させた菊地成孔が新たなバンドを立ち上げた。バンド名の“ラディカルな意志のスタイルズ”はアメリカの評論家/作家であり、リベラルな批評で70年代以降の世界に大きな影響を与えたスーダン・ソンダグの著作名。ライブのタイトル“反解釈”も同じくスーダン・ソンダグの著書の名前である。 このバンドの“立ち上げ声明”で菊地は、「<インストルメンタルのダンスミュージック>、以上の説明がつかない」「今まで組織してきた運動体の中でも、最も「今、社会に必要なものは何か?」という、一種の社会主義に1番法っている」と記している。デビューライブに参加したのは、菊地(ss, perc)、林正樹 (pf)、松丸契

                                            菊地成孔による新バンド・ラディカルな意志のスタイルズ 初ライブで示した“反解釈”というコンセプト
                                          • 菊地成孔が綴る、“教え子”服部峻の音楽的才能「一目で天才であると解った」

                                            服部峻が、11月13日ファースト・フルアルバム『MOON』をリリースした。映画美学校音楽美学講座の第一期生として15歳で特別入学を許可されるなど、若くしてその才能を評価され注目を集めていた彼であったが、高校卒業と同時に姿を消していた。それから数年後、6曲入りの処女作『UNBORN』(2013年)をリリース。映画音楽製作のため取材旅行で訪れたインドでインスピレーションの構想が膨らみ、今作『MOON』が完成したという。 今回リアルサウンドでは、映画美学校時代に彼が師事していたという菊地成孔氏による紹介文を掲載。作品に関しては、音楽ライター・小野島大氏による新譜キュレーション連載でも触れられているので、こちらもあわせてご覧いただきたい。(編集部) 「ゆったり、のびのびと才能を開花させて行って欲しい」(菊地成孔) 服部君が映画美学校のワタシのクラスに入学して来たとき、それはそれはもう、一人で家に帰

                                              菊地成孔が綴る、“教え子”服部峻の音楽的才能「一目で天才であると解った」
                                            • SPANK HAPPYと“普通の恋”に人生を狂わされて――アーバンギャルドら7人が第二期(菊地成孔&岩澤瞳)サブスク解禁に寄せて綴る | Mikiki by TOWER RECORDS

                                              2023年12月6日、ほぼ廃盤状態だった第二期SPANK HAPPYのシングルとアルバム、および〈菊地成孔 feat. 岩澤瞳〉名義のシングル“普通の恋”が、ついにサブスク解禁された。第二期SPANK HAPPYとは99~2004年、菊地成孔と岩澤瞳の2人で活動した時期の通称で、その歌・詞・サウンド・ライブ・ビジュアル表現などはカルト的なファンやフォロワーを一部に生んだことで知られている。菊地いわく〈作り出した私の思惑を遥かに超えて、人々を狂わせ、磔にしたまま、永遠に古びない〉二期スパンクスの作品、そして存在それ自体。Mikikiは、そんな二期スパンクスと“普通の恋”に人生を狂わされてしまった音楽家や表現者からのコメントを集めた(掲載は五十音順)。 なお二期スパンクスの全曲をDJプレイするパーティー〈2期スパンクハッピー・レトロスペクティヴ〉が来年、2デイズにわたって開催されることが決定、

                                                SPANK HAPPYと“普通の恋”に人生を狂わされて――アーバンギャルドら7人が第二期(菊地成孔&岩澤瞳)サブスク解禁に寄せて綴る | Mikiki by TOWER RECORDS
                                              • 「シネフィルである事」が、またOKになりつつある 菊地成孔が“ニュー・シネフィル”映画『ハッピーアワー』を分析

                                                「シネフィルである事」が、またOKになりつつある 菊地成孔が“ニュー・シネフィル”映画『ハッピーアワー』を分析 まあ、どこから観ても問題作(批評は混乱するであろう) 『ハッピーアワー』は、これこそ現代日本の作品としか言いようがないです。韓国でこんなことできないというか、できたとしてもホン・サンスしかいないというか。上映時間も長い〔317分〕だけではなく、語るべきことが多過ぎて、たぶん批評も混乱すると思うんですよ。ただ、黙っているわけにはいかない映画でもあるので、いろんな人がいろんな事を言うはず。サブカル系もしくはすごいシネフィルの人が大いに語るということになるのか、あるいはエンタメ系の人も何か言っちゃうのか。 ワタシもそこそこ長く成るので、最初に一言で済ませてしまうと、すごくいい映画なんだけど、1点だけ悪いことがあって、それは「いかにもロカルノで賞を獲りたそうなつくりで、それで実際に獲って

                                                  「シネフィルである事」が、またOKになりつつある 菊地成孔が“ニュー・シネフィル”映画『ハッピーアワー』を分析
                                                • ナタリー - [Super Power Push] 菊地成孔,山下達郎を語る

                                                  山下達郎が待望のニューアルバム「Ray Of Hope」を8月10日にリリースする。 この作品は、山下達郎にとって約6年ぶり通算13作目となるオリジナルアルバム。「希望という名の光」「僕らの夏の夢」「ずっと一緒さ」を始めとするヒットシングルを多数収録し、デビュー36周年を迎えるにふさわしい充実の内容に仕上げられている。 さらに初回限定盤には、ファン垂涎のボーナスディスク「JOY 1.5」を封入。1989年発表のライブアルバム「JOY」と、発売への期待が高まる続編「JOY-2」の間をつなぐこの作品には、1985年から1994年までの秘蔵ライブテイク7曲が収められる。 ナタリーではさまざまな特集企画を用意し、このアルバムの魅力を伝えていく。今後の更新をお楽しみに。 収録曲 希望という名の光 (Prelude) NEVER GROW OLD ※2010年三ツ矢サイダーオールゼロCMソング 希望と

                                                  • 菊地成孔氏「町山智浩氏に在日云々のジョークが通じなかったのは彼がADHDだから」的なツイートを連投

                                                    菊地成孔 @NaruKikuchi 菊地です。一個前のツイートで、<もう全て書ききったので更新はない>と申し上げましたが、先日、驚くべき事実を知り、正直、動揺しています。可能な限り、その事実に関して誠実に書こうと思いますし、今度こそ最後の一連とします。 2021-02-02 22:05:22 菊地成孔 @NaruKikuchi 御察しの通り、僕のツイートは一つずつでは無く、数十個単位でまとめて書いていますので、これが「3回目のツイート」と御カウント下さい。町山さんからは私信はなく、その後のツイートに於ける氏の発言の構造にも大差はなく、以下、傍観者の皆様への物となります。 2021-02-02 22:06:17 菊地成孔 @NaruKikuchi 多くの方には大変な長文と査定されるでしょうから、長文を読むと詐術の類だと一直線に思い込んでしまう方、長文であるというだけで苛立ちが抑えられない方な

                                                      菊地成孔氏「町山智浩氏に在日云々のジョークが通じなかったのは彼がADHDだから」的なツイートを連投
                                                    • 菊地成孔×佐々木敦『ゴダールシンポジウム』レポート | CINRA

                                                      早稲田大学小野梓記念講堂で文化構想学部表象・メディア論系主催として開催された『ゴダールシンポジウムvol.2』は、昨年同様に映画専門家以外が映画作家ジャン=リュック・ゴダールを語ることによって、広がりをもった見識を可能にする新しい試みだった。今回は「10年代に来るべき音楽のためのゴダールレッスン」をテーマに、著書『ユングのサウンドトラック』の中で音楽の観点から新たに映画を語り直すことに挑んだ菊地成孔と、著書『ゴダール・レッスン』で卓越した映画論を説いた佐々木敦が登場。映画作家ジャン=リュック・ゴダールの「つねに最も新しい」映画における「映像と音楽」の関係はいま我々に何を示すのか、独自の視点で語っていただいた。本稿では、第一部に菊地氏、第二部に佐々木氏それぞれによるプレゼンテーション、第三部で両氏によるディスカッションというイベントの構成そのままでレポートする。この貴重な対談が、テン年代を切

                                                        菊地成孔×佐々木敦『ゴダールシンポジウム』レポート | CINRA
                                                      • 菊地成孔×湯山玲子対談 「文化系パリピ」のススメ | CINRA

                                                        菊地成孔がペペ・トルメント・アスカラールと共に提供する『晩餐会 裸体の森へ』が、昨年に引き続きモーション・ブルー・ヨコハマにて開催される。 本イベントは、主催者でありバンドのリーダーでもある菊地自らが、シェフとコラボレートして、食材やレシピ、ワインの選定に至るまで統括するという、ジャズ史上でもほとんど例を見ない珍しい晩餐会だ。音楽と、食事と酒、そしてエロス。それらが混じり合う空間を、なぜ彼は必要としているのか。 菊地とは『不道徳音楽講座』を共催し、自らも『爆音クラシック』など様々なイベントを仕掛ける著述家、湯山玲子とともに、本イベントへの意気込みや「大人の贅沢な遊び方」について語ってもらった。 不道徳は、文化系男女にとって上位の価値基準だった。(湯山) ―菊地さんと湯山さんは、渋谷のユーロスペースで『不道徳音楽講座』というイベントを不定期で行なっているそうですが、これはどのようにして始まっ

                                                          菊地成孔×湯山玲子対談 「文化系パリピ」のススメ | CINRA
                                                        • 菊地成孔が語る、音楽映画の幸福な10年間「ポップミュージックの力が再び輝き始めた」

                                                          音楽家・文筆家であり、独特な語り口の映画批評でも高い支持を得る菊地成孔。自身のブログや雑誌、『菊地成孔の粋な夜電波』(TBSラジオ系列)での語りも注目されるなか、今年は音楽の観点から映画を語った自著『ユングのサウンドトラック 菊地成孔の映画と映画音楽の本』(イースト・プレス/2010年)の文庫版や第二弾の発売も決定している。音楽映画を追い続けてきた菊地によると、この10年間は劇映画/ドキュメンタリーを問わず秀作が多数登場する“幸福な時代”であったという。その背景には一体何があるのか? 「リアルサウンド映画部」のスタートを機に、今回ロングインタビューを敢行した。前編では、音楽映画の潮流や、転機だと感じられた作品、音楽映画が社会にもたらす影響まで、じっくりと語ってもらった。 21世紀に入って突然訪れた、音楽とドキュメンタリー映画の蜜月 この10年は音楽映画の黄金期と言っていいと思います。劇映画

                                                            菊地成孔が語る、音楽映画の幸福な10年間「ポップミュージックの力が再び輝き始めた」
                                                          • 菊地成孔 デニーズ新宿中央公園店のヤバさを語る

                                                            菊地成孔さんがTBSラジオ『粋な夜電波』の中で最近新宿でいちばんヤバいファミレス、デニーズ新宿中央公園店で起きた出来事について話していました。 (菊地成孔)はい。『菊地成孔の粋な夜電波』。ジャズミュージシャンの、そして歌舞伎町を出たとはいえ、新宿在住には変わりませんので。新宿でずっとゴロゴロゴロゴロとゴロまいているんですけども。まあ、「いま新宿でいちばんヤバいファミレスはどこですか?」っていう質問がもし来たとしますね。来そうです。まあ、この番組の最初期の頃はそれがロイヤルホスト東新宿店だったんですけど。もうあそこはね、大陸からのお客様の店ということで定着しちゃって。カルチャー的に安定しちゃったんでもう全然ヤバくないですね。もう振り切れちゃっているんで。 いまいちばんヤバいところをお教えしましょう。デニーズですね。デニーズの中央公園前店だと思います。正式な名称はわかりません。(正式名称:デニ

                                                              菊地成孔 デニーズ新宿中央公園店のヤバさを語る
                                                            • 菊地成孔がアニメについて語る?!ジャズメルカ第二回開催  | 本が好き!Bookニュース

                                                              2013.01.08 posted by honzuki / Category: イベント情報 / Tags: SF, マンガ, 映画・アニメ, 音楽 2013年1月9日、渋谷UPLINKで「プロのミュージシャンがアニメについて語る」という異色の催し「ジャズメルカ!!!!!!!!!! vol.2 特集:『LUPIN the Third -峰不二子という女』」が開催される。今回はゲストに菊地成孔氏、前回に続いて大谷能生氏・吉田隆一氏・吉田アミ氏らが登壇。彼らを迎えるのは、アニメ評論同人誌最大手「アニメルカ」編集長の高瀬司氏。「ジャズとアニメ」という、一見すると意外な取り合わせをめぐって激論が展開されることはほぼ間違いない。 前回の「ジャズメルカ!!!!!!!!!! vol.1」の様子は、既に刊行されている同人誌「アニメルカ増刊号 反=アニメ批評 2012 autumn」に採録されている。今回

                                                                菊地成孔がアニメについて語る?!ジャズメルカ第二回開催  | 本が好き!Bookニュース
                                                              • 菊地成孔:Jazz In Japan

                                                                日本におけるユース・カルチャーとしてのジャズとフュージョン・リヴァイヴァル

                                                                  菊地成孔:Jazz In Japan
                                                                • 『アフロ・ディズニー』菊地成孔×大谷能生トークショー | CINRA

                                                                  菊地成孔と、大谷能生。驚異の博覧強記ぶりを誇る、音楽家であり批評家のお二人。彼らが2008年に慶応義塾大学文学部で行った、「現代芸術」の講義(前期)を収録した書籍『アフロ・ディズニー エイゼンシュテインから「オタク=黒人」まで』が、文藝春秋より絶賛発売中だ。同書の刊行を記念し、9月7日(月)、神保町・三省堂書店本店にて、お二人のトークショーが開催された。その軽妙洒脱を地でいくセッションは、観客たちを爆笑の渦に巻き込み、奇跡のようなグルーヴを生み出すこととなった。「マイケル・ジャクソンと酒井法子」と題された貴重な一席を、存分に楽しんでもらいたい。 (テキスト・撮影:小林宏彰) 『アフロ・ディズニー』は、『M/D』より全然読みやすいですよね(菊地) 菊地:おそらくほとんどの方が、この『アフロ・ディズニー』を読み終わる前にお越しくださってるんじゃないかと思いますが…。 大谷:この中で「読み終わっ

                                                                    『アフロ・ディズニー』菊地成孔×大谷能生トークショー | CINRA
                                                                  • 吉田豪と菊地成孔 町山智浩を語る

                                                                    菊地成孔さんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』に出演。吉田豪さんと町山智浩さんについて話していました。 #猫舌SHOWROOM 吉田豪オーナー ?「豪の部屋」?#菊地成孔 とお届けしました、ご視聴ありがとうございました?✨@H_Naganuma 次回10/22(火)20時~もお楽しみに❣️ ⚠️ゲストは決まり次第告知いたしますhttps://t.co/Yy1Z9Xiqof #SHOWROOM pic.twitter.com/fySfcpUkC8 — SHOWROOM (@SHOWROOM_jp) October 15, 2019 (吉田豪)1回、僕が『サブカル・スーパースター鬱伝』っていう……単行本ではそういうタイトルになりましたけども。ちょっとね、一時期病んだことがある方にインタビューをした時に菊地さんにも出ていただいて。で、文庫化の時に菊地さんが追加で原稿を書いてくださったのが僕は最

                                                                      吉田豪と菊地成孔 町山智浩を語る
                                                                    • 菊地成孔、タトゥーの理由

                                                                      プールとサウナ、温泉がめちゃくちゃ好き 「ヤクザだと思われる」 妻に和彫りを反対され… 「体制のやり方、法律の拡大解釈によるイジメ」 ミュージシャンで文筆家の菊地成孔さん(53)は昨年、生まれて初めてタトゥーを入れました。港町で刺青の洗礼を受けた少年時代、50歳を過ぎて意を決した理由、医師法によるタトゥー規制の是非……。あらゆるジャンルを股にかける異才が、独自のタトゥー論を語りました。 ヤクザ者の刺青に感じた永遠の触発性 ――最近になってタトゥーを入れられたそうですね。 去年、ヒンドゥー教のガルーダという神様を左腕に入れました。ヴィシュヌという神様の乗り物で、鳥の姿をしています。僕は無宗教だけど宗教には興味があって。ヒンドゥー教って少年マンガみたいにキャラクターの宝庫で、物語もすっごい面白いんですよ。 機械彫りで6~8時間×2回で終了。想像していたよりも、ずっと痛みは小さかったです。手の甲

                                                                        菊地成孔、タトゥーの理由
                                                                      • 菊地成孔と伊藤俊治の、遊び飽きかけている遊び人達へ|Numero TOKYO

                                                                        多彩な肩書きを持ち、音楽、映画、グルメ、ファッション、格闘技などボーダレスな見識を披露するアーティスト菊地成孔と写真、先端芸術からバリ島文化まで幅広く専門とする、美術史家にして東京芸術大学美術学部教授の伊藤俊治。 アカデミックな2人が、世の中のニュースや日常の出来事、氷山のほんの一角の話題をダイナミックに切り崩し ディープに展開する、かなり知的な四方山話。 伊藤俊治 Toshiharu Ito 1953年秋田県生まれ。美術史家。東京芸術大学先端芸術表現科教授。東京大学大学院修士課程修了(西洋美術史)。美術史、写真史、美術評論、メディア論などを中軸にしつつ、建築デザインから身体表現まで、19世紀~20世紀文化全般にわたって評論活動を展開。展覧会のディレクション、美術館構想、都市計画なども行う。主な著書に、『裸体の森へ』『20世紀写真史』(筑摩書房)、『20世紀イメージ考古学』(朝日新聞社)、

                                                                        • 菊地成孔が見通す、音楽映画の未来「愛や希望だけじゃない、ダークサイドを描く作品が増えていく」

                                                                          音楽家・文筆家の菊地成孔が音楽映画について語るロングインタビュー後編。前編では、この10年の音楽映画は音楽の価値が肯定的に描かれ、人々に「生きる希望」や「愛」を与えるものとして機能してきたが、今は曲がり角に入ったという指摘があった。人を狂気に誘うなど音楽のダークサイドを描いたり、音楽そのものの扱いが今までとは異なる作品が増えてきたという。本年度のトニー賞(アメリカの演劇/ミュージカル界で最も権威のある賞)の受賞作からも同様の変化が見てとれるようだ。変わりゆく音楽映画の現状を解説してもらうとともに、今後の可能性や期待することを訊いた。 前編:【菊地成孔が語る、音楽映画の幸福な10年間「ポップミュージックの力が再び輝き始めた」】 『セッション』の新奇性とは この10年、映画の素材として音楽の価値は肯定的に扱われてきました。それは子どもや動物の物語が感動的に描かれるのと同じで、音楽は性善説的に強

                                                                            菊地成孔が見通す、音楽映画の未来「愛や希望だけじゃない、ダークサイドを描く作品が増えていく」
                                                                          • 木澤佐登志の書評 『次の東京オリンピックが来てしまう前に』(菊地成孔 著) | SUB-ROSA

                                                                            決して訪れることのなかった未来。今後「TOKYO 2020」は、日本における「失われた未来」を象徴する概念となるのだろうか。音楽ジャンルのひとつ、ヴェイパーウェイヴの語源とされる「Vaporware」なる言葉は、発売が発表されたものの結局完成せず開発中止になったソフトウェアやハードウェアのプロジェクトのことを指す。政府のオリンピック主導者は、無観客を視野に入れた上で、なお強行する構えを崩そうとしない。もしそうなれば、四年に一度の祭典は、国家が制作するグロテスクなヴェイパーウェイヴとなるであろう。 菊地成孔『次の東京オリンピックが来てしまう前に』(平凡社)は、はからずも東京オリンピックに対するレクイエム(追悼文)となってしまったかのようだ。さすがは「レクイエムの名手」たる氏の面目躍如、といったところだろうか。次の東京オリンピックが来る気配は未だにない。 仮にも書評とされる場で自分語りをするの

                                                                              木澤佐登志の書評 『次の東京オリンピックが来てしまう前に』(菊地成孔 著) | SUB-ROSA
                                                                            • 菊地成孔の第三インターネット

                                                                              naruyoshi kikuchi INTERNET TROISIEME entranceLive,Event Scheduleonline shopsN/K blogprofileOfficial Twittermusic productsbookmusicbookmail me 「第3インターネット」は菊地成孔の公式ウェブサイトです。 1 日本国内への配送に適用されます。その他の国についてはこちらをご参照ください 2 税抜価格 概要 | 配送/支払い条件 | プライバシーポリシー | サイトマップ (C)2011 copyrights,Naruyoshi Kikuchi ログアウト | 編集

                                                                                菊地成孔の第三インターネット
                                                                              • 菊地成孔×□□□(クチロロ)の奇天烈?対談 | CINRA

                                                                                菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールの結成5周年を記念したツアー『1000年後の南米のエリザベス・テイラー』が名古屋・京都・東京の3箇所で開催される。菊地のソロ・アルバム『南米のエリザベス・テイラー』のライヴ用に臨時編成されたバンドが、好評に付きレギュラー化されてから5年、ツアー・タイトルにはもう一度初心を見つめ直す意味が込められているそうで、フレッシュなステージが期待できそうだ。そこで今回は、京都にゲスト出演する□□□から三浦康嗣と村田シゲを迎え、菊地との対談をお届けする。それぞれジャズとヒップホップを機軸としながらも、そこに留まることのない幅広い音楽性と独自の活動姿勢が日本の音楽シーンで異彩を放っている両者、その対談はやはり濃密なものとなった。 (インタビュー・テキスト:金子厚武 撮影:柏井万作) 僕はヒップホップに行かずにちゃんと楽器を習ってジャズになりましたが(笑)、聴き手とし

                                                                                  菊地成孔×□□□(クチロロ)の奇天烈?対談 | CINRA
                                                                                • 【今週の一曲】山下達郎/SPARKLE、菊地成孔の粋な夜電波20140829「ソウルバー菊」が神回だった件について | CROSSBREED クロスブリード!

                                                                                  先週の菊地成孔の粋な夜電波での菊池さんのオープニングトークがすこぶる素晴らしく、そして一曲目にかかった名曲中の名曲、山下達郎氏の「SPARKLE」を聴いて涙が止まらなかったので、おせっかいにも書き起こし付きでオープニング音声を紹介したいと思います。スマートフォンでも再生可能です。 詳細は以下より 以下、書き起こし。 ラジオもしくはその他のメディアで、たった今これを聴いている全ての人々へ。 この夏は、どうだった? 日々のニュースは、キツかった?普通だった?何も感じなかった? あなたは何か知っている?それとも、何も知らない? 素敵な恋人ができた?おおいに結構。 葉山でビーチパーティができなくてつまらなかったけど、そこそこ楽しかった?おおいに結構。 新しい感触のかき氷が美味しかった?素晴らしい。結構。 特になんの変哲もなく、やたら暑くて、バテた?おおいに結構。 個人的にトラブルがあって、ちょっと

                                                                                    【今週の一曲】山下達郎/SPARKLE、菊地成孔の粋な夜電波20140829「ソウルバー菊」が神回だった件について | CROSSBREED クロスブリード!