<プロフィール> 内沼晋太郎。1980年生まれ。NUMABOOKS代表、ブック・コーディネーター。新刊書店「本屋B&B」共同経営者、株式会社バリューブックス社外取締役、「八戸ブックセンター」ディレクター、「日記屋 月日」店主として、本にかかわるさまざまな仕事に従事。また、下北沢のまちづくり会社である株式会社散歩社の取締役もつとめる。著書に『これからの本屋読本』(NHK出版)などがある。現在、東京・下北沢と長野・上田の二拠点生活。 昨今、地方移住や二拠点生活への関心は高まっており、リモートワークの普及は、その流れに拍車をかけています。ただ一方で、「キャリアが分断するのではないか」「業界の流れについていけなくなるのでは」といった仕事面の不安から、二の足を踏んでいる人も少なくないと思います。 ブック・コーディネーターの内沼晋太郎さんは、これまで下北沢や西麻布など意識的に“東京の中心”に住んできま