大阪府箕面市。緑に囲まれた閑静な住宅街の一角に小さな塾がある。 多くの人がイメージする「進学塾」とは少し異なる。ここは、ひとり親家庭の子どもたちを支えるために設立された塾だ。塾の名前は「渡塾(わたりじゅく)」。今年で10年目を迎えた。 塾長の渡剛(わたり つよし)さん(29)は、自身が未婚のシングルマザーの家庭で三人兄弟の末っ子として育った。母は保険会社の外交員として働き、一人で育ててくれた。父はどんな人なのかも知らず、一度も会うことがないまま渡さんが18歳のころに他界したと聞いた。 小学生のころは大きな困り事なく過ごしたが、中学生になると家庭の状況が一変。兄が抱えた借金、祖母の介護によって、母一人で支えていた家庭が大きく揺らいだ。 毎晩のように母と兄の怒鳴り声が聞こえ、借金の取り立て電話が鳴り止まない日々——。家が安心していられる場所ではなくなった。母に「死にたい」と手紙を書いたこともあ
平成31年1月28日第百九十八回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説 http://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement2/20190128siseihousin.html 国会の施政方針やダボス会議での安倍首相の演説で以下の様な発言をしており、一部で話題になる。 「ひとり親家庭の大学進学率は二十四%から四十二%に上昇」 まず前提としてひとり親世帯の大学等進学率は 平成23年度は厚生労働省「全国母子世帯等調査」 平成28年度は厚生労働省「全国ひとり親世帯等調査」 以上の資料から作成されています。これらの調査は5年間隔(一部で微妙にずれているところもありますが)で行われている調査で、平成28年から現在の名称に変更しています。 なお、「母子世帯」から「ひとり親世帯」へと名称が変更したために前回調査に父子世帯が入っていないという誤解を抱いている方がおりまし
SNSの登場によって可視化されやすくなった 確かにネットで簡単に情報が手に入る今の世の中は、正しい情報だけでなく「間違った情報」が入ってきやすい時代でもあり、私たちが肌で感じている「常識」は、相手にとっては「常識でない」可能性もあります。そう考えると、もはや「常識で考えたら分かるだろう」という一言で片付けてはいけないのかもしれません。 念のため付け加えると、私が言いたいのは「今の若者は常識がない」ということではありません。「医学的根拠のない民間療法を信じる人たちが一定層いる」という状況は今も昔も変わりませんし、「義務教育の敗北」問題は年齢とは関係がなく、単純にSNSの登場によって可視化されやすくなったり、間違った情報にリーチしてしまう人が増えたりしただけだと思うのです。 「ゆとり世代」が生まれるまで こうした状況を見ているかぎり、今は「義務教育のあり方そのもの」をアップデートすべき時代に入
タイトルは、こちらのしんざきさんの記事のオマージュです。 そもそも、教育の専門家でもない先輩社員たちに新人教育を丸投げしてしまうこと自体、間違ってません? | Books&Apps 私の中で、部下の教育と子育ては、ほとんどやっていることは同じなので、こういう部下の教育の議論は、子育てに当てはめるとどうなるかというのを自然に考えてしまいます。 ですので、しんざきさんが書かれている次のポイントは、 ・そもそも、部下や後輩を「ちゃんと育てられる」人など滅多にいない ・きちんとした予算も評価もなしに、新人育成を個人任せにするのは会社の重大な錯誤 ・どうしても新人教育の予算がちゃんと取れないのであれば、せめて新人教育をきちんと定型化して誰でも出来るようにする工数をかけるべき 私の頭の中では、次のように読み替えています。 ・そもそも、子どもを「ちゃんと育てられる」親など滅多にいない ・きちんとした予算
本館1階メインフロアにて、図書展示「いざという時に困らない!焦らない!レポート・論文作成に役立つこの1冊」を行っています。 本館所蔵の資料から、これからレポート・論文を書く方、改めて論文手法を学びたい方に読んでほしい関連図書を集めました。 「論文作法」や「文章術」「読み解く力」などのカテゴリに分けて紹介しています。 貸出可能ですのでぜひご活用ください。(貸出期間は1週間となります) また、本館グローバル学習室を会場に開催中の、学習支援センター主催「統計学の基礎と批判的思考をじっくりと学ぶゼミ」の参考図書も併せて展示しています。 日程: 平成30年11月22日(木)~12月27日(木) 場所: 本館1階メインフロア展示コーナー(館内案内ボードの裏側です) 展示図書リスト(PDF)(展示コーナーでも配布しています。今回展示していない図書も含まれています。) ポスター(PDFが開きます) ←お知
ウィメンズヘルス・助産学専攻は、ウィメンズヘルスと助産学の2つの分野からなります。ウィメンズヘルスは、女性の一生涯にわたる健康という視点から、心身社会的な健康の側面を統合的に捉え、女性の体験および意思を尊重した個別的なケアの提供を目指します。助産学は、主に妊娠・出産・育児期にある女性が元来持つ力を最大限に引き出し、安全で安心できる環境の中で、女性と家族との恊働し支援を展開します。ウィメンズヘルス・助産学では、Women-centered care(女性を中心にしたケア)を重視し、実践と研究を推進しています。さらに、日本において発展させてきた細やかで温かいケアを、国際的な支援活動として広げていっています。ウィメンズヘルスでは、上級実践コース(母性看護CNS)と修論コースがあります。助産学は、上級実践コースとして助産師国家試験受験資格取得とタンザニア連合共和国母子保健支援ボランティア連携事業の
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