日本大学アメリカンフットボール部の部員が違法薬物を所持していた疑いがもたれている事件で、大学の職員が大麻とみられる植物片を見つけてからおよそ2週間、警察に連絡していなかったことが捜査関係者などへの取材でわかりました。 先月上旬「アメフト部の部員が寮で大麻を使用している」という情報が寄せられ大学側が調べたところ、植物片と錠剤が見つかりました。 警視庁が鑑定を行った結果、植物片は大麻と確認され、錠剤からは覚醒剤の成分が検出されたということで、3日中野区にあるアメフト部の寮を大麻取締法違反と覚醒剤取締法違反の疑いで捜索しました。 捜査関係者などによりますと、大学から「違法薬物とみられるものが見つかった」と警視庁に連絡があったのは発見からおよそ2週間後で、それまでは大学の施設内で保管していたということです。 大麻は小分けの袋に入った状態で見つかったほか、覚醒剤の成分が検出された錠剤は2つあったとい