(愛媛県伊方町豊之浦) 天界の村とは、いわゆる山腹斜面上に形成される山岳集落にこと。私が集落を追っかけるようになったキッカケのテーマでもあります。 なのに海の佐田岬半島とはなんで?と思われるかもしれません。 画像のように中央構造線の南側にあたる西日本外帯山地が天界の村の集中するエリア。その中でも四国山地が飛び抜けて天界度が高いのですが、四国山地から九州山地にかけて稜線が延びている形になっている佐田岬半島にも天界の村が形成されています。今回は、その佐田岬半島シバリで歩きます。 佐田岬半島は日本一長い半島で直線距離で40km(海岸線だとその3倍はありそう)。上記のように急峻な地形のため、バスが運行するようになった1960年代まで「陸の孤島」と呼ばれていました。港を持つ大きな集落比較的南側に多いようですが、集落は南北両サイドの斜面にあります。 八幡浜を早朝に出発。夏は日が長いので多くの集落を訪ね