以前私が書いたブログ「今の日本は、原発事故による風評被害の“被害者”にも“加害者”にもなりうるという現状の中で」が、残念ながら進行しつつあるようです。 福島ナンバーやいわきナンバーを嫌がる方は、いずれ、世界から同じ風評被害の目にあったとき、そこで初めて今の福島県人の気持ちがわかるのでしょうか。 日本の農産物や食品の海外への輸出産業は、「レベル7」報道によって、ほぼ決定的になりました。 それは、福島産であろうが、他の東北産だろうが、関東・甲信越産であろうが、北海道産であろうが、中部産であろうが、関西産であろうが、中国・四国産であろうが、九州・沖縄産であろうが、「日本産」というタグで“拒否られる”可能性があります。現時点でさえ、放射性物質のレベルが全く問題ない地域の国内産の農作物でさえ、海外の風評被害のダメージを受けています。 そして、これは農産物に限らず、観光、工業製品、不動産、証券取引など