TOP 特集 なぜ、CGは嫌われる? ヴァーチャル・ヒューマンに対する「不気味の谷現象」問題を追う(第1回:黎明期 1970~80年代) 2016/04/26 なぜ、CGは嫌われる? ヴァーチャル・ヒューマンに対する「不気味の谷現象」問題を追う(第1回:黎明期 1970~80年代) 「CGなしの本格アクション」「ノーCG」といった映画宣伝コピーを目にする。また、CGに限らず、デジタルの表現技法はアナログのそれに対して下位にあつかわれることも多い。そうした半ば無意識的なCG蔑視における象徴とも言えるのが、3DCGのリアリティが高まるにつれ常に付きまとってきた問題。そう、人物表現における「不気味の谷現象」である。 本来はアンドロイドのようなロボットに用いられてきた概念だったが、現在は3DCG業界でもすっかりポピュラーな言葉になっている。しかし中には、誤って用いている例もみられる。そこで、もう一