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ブックマーク / www.cinra.net (4)

  • なぜKISSは、ももいろクロ―バーZと対等にコラボすることを選んだのか? | CINRA

    ロックレジェンドが日市場で人気を取り戻す方法 KISSのライブでは、観客の多くがとても完璧とは言えない白塗りメイクを施して参戦してくるのが恒例だ。この日も、スーツ姿のジーン・シモンズ(Vo,Ba)が「明日の午後イチまでにはなんとか……」と携帯で平謝りし、ポール・スタンレー(Vo,Gt)同士の母娘がエスカレーターを上ってきては対向して下る人たちを驚かせている。東京ドーム近くのフードコートでは、トミー・セイヤー(Gt)がトッピングのネギを山盛りにしてうどんをすすっていた。街の風景にちっとも溶け込めていないKISSメイクを発見する度に、ライブへの期待感が高まっていく。 デビュー40周年、1年半振り11度目の来日公演は、ももいろクローバーZとのコラボシングルに端を発した露出が目立ったこともあり、やたらと特別な立ち位置での公演のように宣伝されたが、蓋を開けてみれば、ただただ楽しくてたまらない「いつ

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  • 電気グルーヴがサブカルチャーに残した爪あと | CINRA

    やっぱり、電気グルーヴみたいなグループ、他のどこを探してもいない。3年半ぶりの新作アルバム『人間と動物』を聴くと、改めてそう痛感させられる。全曲歌モノ、80年代ニューウェーブ感満載のサウンド、ナンセンスな歌詞――。しかし、そうやって要素を並べてみても、その音の格好良さ、ふつふつとこみ上げてくる面白さは、上手く説明できない感がある。「『WIRE』を主宰し日のテクノシーンを牽引する石野卓球」「CMやバラエティ番組、映画でも活躍するピエール瀧」というプロフィールこそ知られていても、それだけでは二人が電気グルーヴとして集まったときに生まれる不思議な爆発力を伝えられないような気もする。5年ぶりの全国ツアー『ツアーパンダ』も始まった今、改めて「電気グルーヴとは一体何なのか?」、そして「今の10代に電気グルーヴのヤバさを伝えるとしたら、果たしてどうすればいいか?」というテーマのもと、臨んだインタビュー

    電気グルーヴがサブカルチャーに残した爪あと | CINRA
  • 北野武が語る「暴力の時代」 | CINRA

    北野武監督の最新作『アウトレイジ ビヨンド』が、10月6日(土)に全国公開される。とても衝撃的な、そして非常に重みのある一作だ。ベネチア国際映画祭でも、受賞こそ逃したものの、現地のイタリア人からは「最高傑作」という声もあったという。以下のインタビューで北野武監督自身が語る通り、バイオレンスエンターテイメント映画の文法自体を更新し、新しい時代の表現方法を開拓するような一作。そして明らかに、震災以降の日の社会のムード、そして世界各地で様々な社会の綻びが明らかになっている今の時代の空気と呼応しあうような作品になっている。 「巨大暴力団同士の熾烈な抗争を舞台に、悪人同士の壮絶な権力争いを描いたバイオレンスエンターテイメント映画」という作。映画を観終わった後に強く印象に残るのは、ひたすら繰り返される暴力と死のあり様だ。前作ではオリジナリティーのある「痛み」の描写が評判を集めたが、それとも違う、ピ

    北野武が語る「暴力の時代」 | CINRA
  • 曇りなき心構え ブライアン・イーノ インタビュー | CINRA

    エクスペリメンタル(実験的)な音楽シーンにおいて、「巨匠」と呼ぶにふさわしい地位を築くブライアン・イーノ。「アンビエントミュージック」のパイオニア的存在であり、デヴィッド・ボウイ、U2などのアルバムプロデュースや、近年ではデヴィッド・バーンとのコラボーレションアルバムなど様々なアーティストとの盛んな交流でも知られる彼が、ニューアルバムを発表した。詩人のリック・ホランドとコラボレーションを行い、「声(ボイス)の可能性」という自身の長年の疑問に対して、ぐっと近づくことができたと語る作。曇りなき言葉の数々からは、デジタルレコーディングの進化を喜び(もちろん、アナログ文化への称賛も忘れることなく)、時には道端で偶然出会った人に朗読を依頼するなどユニークな行動へも屈託なく取り組む、己の好奇心へひたすらに突き進む音楽家の姿を垣間見ることができるだろう。 「くそくらえ…デジタルに突き進もうぜ」と言いた

    曇りなき心構え ブライアン・イーノ インタビュー | CINRA
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