15. 組織でのエンジニアの役割 ● アプリケーションエンジニア ○ アプリケーションに関わる作業の専任 ● インフラエンジニア ○ ネットワーク、ハードウェアに関わる作業の専任 <F.O.Xで変えた意識> インフラ専任エンジニアの撤廃
ForceOperationX(F.O.X)は、日本国内で初めてスマホアプリ向け広告効果計測を実現するサービスとして、2011年2月に提供を開始しました。多くの広告主に支えて頂き、現在では日本国内での導入シェアNo.1になるまでに成長することができました。 2011年2月の運用開始から6年以上が経過したF.O.Xでは、長年運用してきたデータセンターからクラウド環境に全て移行するプロジェクトを2015年末から始めました。そのクラウド移行プロジェクトも運用開始76ヶ月目の2017年6月、ついに終わりを迎えます。 今回、クラウド移行プロジェクト初期から全体責任者として携わってきた、F.O.X開発責任者の黒木に話を聞いてみました。 黒木 亮太 ForceOperationX (F.O.X) 開発責任者 2012年1月サイバーエージェント中途入社。入社後新規サービス(BtoC)の立ち上げをいくつか経
この1カ月、米Amazon Web Servicesや米オラクルのイベントに参加する傍ら、国内の金融業界のIT戦略に影響力を持つ重鎮たちと話し合う機会を持ってきました。クラウドへの急流やアマゾン、オラクルのそれぞれの戦略に対する私の見立てを話し、彼らの意見を聞きたかったからです。 そこで聞こえてきたのは「このままでは日本のエンタープライズITは世界から取り残される」という彼らの強烈な危機感でした。ある金融機関のCIOはこう話します。 「付き合う相手を考えなきゃって思ったよ。米国なんかの新技術の話を、これまではハードウエアベンダーの営業などを通して仕入れていた。だけど、クラウドや新しいソフトウエアの話題は今後、彼らは持ってこられないかもしれない。彼らに頼ったままでは最新の情報がドロップする」 この話が出たのはハードウエアベンダーの地殻変動に話題が及んだときでした。米ヒューレット・パッカード(
以前のエントリー(ITインフラ業界に再び訪れる破壊的イノベーションの波)を書いて、 「ITインフラのクラウドなんて仮想化の延長じゃん。破壊的イノベーションなんて起きないしwww」 みたいな意見をいただいたので、自分なりにもう少しクラウドによってもたらされるであろう業界の変化を整理してみます。 結論をまず書くと、クラウドはITインフラをいずれアプリケーションの一部にしてしまう、これがITインフラ業界に起こる変化だと考えています。 以下、ITインフラがアプリケーションになった世界では何が起こるか考えてみました。 低レイヤーな部分は隠蔽され、利用者はAPIを経由してインフラを操作し、好きなときに好きなだけのリソースを使えばいい、という時代になります。 ・仮想マシン(という概念が残っているかわからないけれど)の作成・変更・削除 ・ストレージ領域確保・拡張・解放 ・リソースの配置(ロケーション)制御
今回から3回にわたり、クラウドコンピューティング時代のホスティングサービスの価値について取り上げます。第1回目はクラウドのIaaSと比較したVPSのメリット・デメリットを紹介します。 VPSとは? VPSとは、ホスティング事業者のサーバをレンタルして利用するサービスの一種で、「仮想専用サーバ(Virtual Private Server)」と呼ばれます。1台の物理サーバ上に複数の仮想サーバを構築し、その1つを専用サーバのように利用できるというものです。ハードウェアは複数のユーザで共用することになりますが、ユーザ個別に管理者権限(root権限)が与えられるため、専用サーバのように、OSレベルの設定から、サーバソフトの設定、アクセス制限、CGIの設定、アプリケーションソフトのインストールなどが自由に行えます。 VPSは、物理サーバを複数で共用して使う側面から見ると共用サーバの一種であり、
RightScaleの調査によると、パブリッククラウドの利用割合としてはAWSが飛び抜けているが、Rackspace、Google 、Microsoft Azureなども比較的多く使われています。 またプライベートクラウドでは、VMwareとOpenStackが優勢です。 ここで言えるのは、パブリッククラウドもプライベートクラウドもさまざまなサービスやソフトウェアが使われていると言うことで、これはマルチクラウドが期待されている、ということ。 マルチクラウドに期待されているものの1つが、リソースやワークロードなどの適正配置です。 どうしてもプライベートクラウドに起きたいものがある一方で、パブリッククラウドに置いた方が安かったりするものもあります。 ディザスタリカバリやバックアップをパブリッククラウドで構築するというのもあります。また、パブリッククラウドを1社だけ使うのは価格変更やサービスの変
ブロックチェーン普及の突破口になるか!? ジャスミーが目指す「インテル式」の市場開拓 2023/02/13 09:00
昨年2013年7月にIBMが買収したことで最近ちょくちょく耳にするようになったSoftLayer。実際のところどんな感じなの?という方、あるいは、SoftLayerという言葉を初めて耳にしたという方もいらっしゃるかもしれません。今回は、アカウント開設からインスタンス立ち上げまでクリエーションラインのSoftLayerプロジェクトチームで実際に行ってみた結果、その手順と魅力についてお伝えします。 1.拡大し続けるサービス規模と意外な魅力 SoftLayerは、『COOが明かすクラウドサービス「SoftLayer」の全貌』でも語られているように、稼働しているサーバー台数は10万台以上、顧客数は2万1千、そして運用されているウェブサイトのドメイン数は2200万以上で世界最大級と言われ、メジャーなIaaSの一つとなっています。先日発表された情報によると、2014年中に香港をはじめ世界各地15か所に
日本IBMは2月26日、アプリケーションの開発から検証、デプロイメント、運用までのプロセスを同社クラウドサービス上で完結できるサービス、「IBM SmarterCloud Application Services(SCAS)」を国内で正式発表した。2012年12月に提供開始していたという。 日本IBMは2月26日、アプリケーションの開発から検証、デプロイメント、運用までのプロセスを同社クラウドサービス上で完結できるサービス、「IBM SmarterCloud Application Services(SCAS)」を国内で正式発表した。同社はこれを「PaaS」と表現しているが、開発・運用担当者支援のSaaSともいえるし、広義のMaaS(Management as a Service)と表現することもできる。 リーンスタートアップを支えるITツール SCASの第1弾は「Collaborativ
皆さんこんにちは。舘岡です。 僕はあまり深夜アニメやライトノベルには詳しくないのですが、最近、巷では中二病という病気が流行っているようです。 中二病とはこの時期になると流行する風邪のような病気なのでしょうか、外から帰ったら手洗いうがいを心掛けた方が良さそうですね。 得体の知れない病気から体を守るには病気を知る事が必要な気がしたので、業務として中二病について調べてみました。 中二病? 僕が絶大な信頼を寄せるWikipediaにはこんな説明がありました。 中二病 - Wikipedia 〜引用〜 中二病(ちゅうにびょう)とは、中学二年生頃の思春期の少年少女にありがちな自意識過剰やコンプレックスから発する一部の言動傾向を揶揄した俗語である。名前に中二と付くが中二限定という意味ではなく大人にも使われる。「病」という表現を含むが、実際に治療の必要とされる医学的な意味での「病気」または「精神疾患」とは
■1. 2009年はクラウド元年 2009年は「クラウド元年」ともいえる状況で、日々いろいろな場所でクラウド・コンピューティングに関する情報を耳にするようになってきた。実際にクラウド・コンピューティングに興味を持ち始めている方、試し始めた方も多いのではないだろうか。 そこで本稿では、エンジニア、デベロッパー的な視点から、主要なクラウド事業者、具体的にはアマゾン、グーグル、マイクロソフト、セールスフォースの“雲”(=クラウド)の住み比べをレポートしたい。アマゾンを除いて、各社とも正式リリースというわけではないため、あくまで途中経過の印象になるが、これを見て皆さんが今後クラウド・コンピューティングに触れるきっかけとなれば幸いだ。 なお、本稿を読むに当たり、「クラウド・コンピューティングがよく分からない」という方は、基本知識として「@IT:5分で分かるクラウド・コンピューティング」を読まれること
日本IBM、基幹業務向け運用管理を付加したIaaS型クラウド「SmarterCloud Enterprise+」を発表 日本IBMは、企業向けIaaS型クラウドサービスとして提供してきた「IBM SmarterCloud Enterprise」に、運用管理サービスを付加した「SmarterCloud Enterprise+」(スマータークラウドエンタープライズ・プラス)を8月初旬から提供開始すると発表しました。 すでに米国、ドイツのデータセンターなどでは提供を開始しており、それをグローバル展開するものです。 サービスレベルにあったSLAと運用を提供 SmarterCloud Enterpirse+は、IBMのクラウドアーキテクチャに基づき設計、標準化されたIaaS型のクラウドに、ITILに基づいたサービス管理機能やセキュリティー機能をマネージドサービスとして追加したもの。 これまでのSma
本連載ではパブリッククラウドベンダーへの取材や、公開資料などの調査をベースに、さまざまなクラウドサービスの特徴と利用時のポイントについて解説を加えている。今回は、ニフティの「ニフティクラウド」を取り上げる。 これまでの連載 企業向けシステムを構築するパブリッククラウド ニフティのパブリッククラウド ニフティは1980年代後半のNIFTY-Serve(後NIFTY SERVEに改称)というコンシューマー向けのパソコン通信サービスに起源がある(筆者もそのころからのユーザーだ)。その後1990年代後半からインターネットサービスプロバイダー(ISP)へと業態シフトし、「@nifty(アット・ニフティ)」として知られるようになった。単純な接続事業者ではなく、ブログ環境(ココログ)の提供、エンターテインメントや生活情報の供給など、「サービスコンテンツプロバイダー」としての地位を確立してきた。 業態をシ
「クラウドコンピューティングといえば、“安い”、“早い”、“持たない”。しかし、今やそれだけではないのだ」──。こう話すのは、筑波大学大学院 システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻の加藤和彦教授。クラウドサービスが世の中に浸透していくことで、クラウドを中心とした世界になりつつあるという。 まずは現状のクラウドのメリットを見てみよう。例えば、パブリッククラウドサービスにはユーザーが無料で利用できるものが多く、データセンター設備やハードウェア、ソフトウェアなどの資源を自前で用意せず、すぐにシステム稼働できる。なぜか。 「安さ」について、クラウド事業者の代表的な存在である米Googleは自社データセンターにサーバを100万台規模抱えるほか、米Microsoftのデータセンターでは一人のシステム管理者が5000台のサーバを管理したり、米Amazonが提供するクラウドサービス「Amazo
サーバーの台数を増やせば増やすほどリニアに性能が向上することを目指した処理方法が注目されています。例えば「MapReduce」という処理方法などです。また、ボトルネックになりがちな従来のデータベースに代わる「NoSQL」や「分散キー・バリュー型データストア」など新しいタイプのデータストア技術への期待も高まっています。 ビッグデータ時代を迎えるに当たり、クラウド技術がどのようになっているのか理解するには、実際に使ってみるのがよいでしょう。クラウド技術の多くは、ソフトウエアがオープンソースで提供されるだめ、タダで動かしてみることができます。ぜひ記事の通りに実際に手を動かして操作してみてください。紹介するほとんどは、OSとしてLinuxを用います。 目次
クラウドのユーザー会、あるいはクラウドベンダの中の人でないと参加できないイベント「第五回 クラウドごった煮」が先週の金曜日、3月9日に開催されました。 しかも今回は、テーマは自由ながらも参加者全員が何かしらライトニングトークをしなければならない、という縛りつきです。果たして、クラウドの中の人はどんなことを話題にしているのか、どんなノリの人たちなのか。23人が自由なテーマで3時間を越えて繰り広げたライトニングトークを、ダイジェストで紹介します。 (この記事は「クラウドの中の人ライトニングトーク23連発(前編)~第五回 クラウドごった煮」の続きです) 12人目から23人目まで クラウドシングルサインオンがワークスタイルを変える/macnica @Fujiosuzuki FacebookやTwitter IDでアプリケーションにログインできる、パスワードなしの世界をクラウドで作りましょうと。SA
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