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本と人物に関するshichiminのブックマーク (5)

  • ピンクレディーを作った男の、モー娘へのコメントに唸る!『星をつくった男 阿久悠と、その時代』 ~大ヒットの裏には理詰めの作詞術があった:日経ビジネスオンライン

    ビジネスマン諸君、もっと阿久悠を歌い、阿久悠に学ぼう! 何をいきなり、とお思いだろうが、一気に読み終えたばかりのワタシは、今、声を大にしてそう叫びたい。 カラオケで「作詞・阿久悠」の曲を歌う前に、書を読んでおくと歌詞にシビれる度合いが段違いのはずである。 それだけではない。 仕事キャリア10年以上の人にも、「仕事」ってこういうことだったのか、と痛切に感じさせる「何か」が阿久悠の作品にはあると思う。 歌を通して、作詞活動の裏にある執念のような「胆力」をもらえば、自然と前向きな気持ちにもなるのだ。 著者は、阿久の生い立ちから他界するまで(1937-2007)を綿密な取材・下調べによって、阿久がハンパなく「仕事趣味」のワーカホリックであったこと、また観察眼と分析力を持つ「静かな社会学者」でもあったことなどを解き明かす。 「まず歌手ありき」ではなく時代から発想する デビューは30歳の時。遅れて

    ピンクレディーを作った男の、モー娘へのコメントに唸る!『星をつくった男 阿久悠と、その時代』 ~大ヒットの裏には理詰めの作詞術があった:日経ビジネスオンライン
  • 27人が語りつくした『変人 埴谷雄高の肖像』 ~人はみな複数の表情を持っている:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 〈奇人ですよねえ……。だって昭和二十年代から書いているんだよ、一つの小説を(笑)。まるで日共産党だよね〉 埴谷雄高について問われて、そう語るのは、音楽家の坂龍一さんだ。 父が河出書房の編集者だった縁で、子供の頃から「はにやさん」の名前は耳にしていた。高校になって、埴谷の小説に出てくる「自同律の不快」とはどういうことか考えたという。 埴谷雄高とは、大長編小説『死靈』は「いくら読んでもわからない」とされ、ベストセラーとは程遠い作品ながらも戦後50年間これを書き続け、ある種神格化された存在でもあった。書は、その埴谷雄高について、彼と関係のあった27人に話を聞いた、ロングインタビューの集積だ。 27人の内訳は、作家や編集者、評論家が多いものの、

    27人が語りつくした『変人 埴谷雄高の肖像』 ~人はみな複数の表情を持っている:日経ビジネスオンライン
  • 江戸の力を見せつける:日経ビジネスオンライン

    徳川幕府成立からほぼ100年が経とうとするとき、時の七代将軍吉宗は大規模な構造改革に乗り出した。幕府の主な財政源だった金銀の鉱脈が途絶え、さらに打ち続く凶作や、歴代の放漫財政がたたって、幕府財政が逼迫し始めていた。振興著しい商人たちに大きな借財をして、かろうじて、幕府は維持されているというのが実状だった。 吉宗は徳川御三家の1つ、紀州藩の藩主の四男として生まれた。しかも嫡出ではなかった。ほとんど、捨て去られても仕方のない境遇だった。 ところが、兄弟が夭折し、将軍も早死にし、運命の巡り合わせで、吉宗は紀州藩主になってしまった。藩主になった吉宗は、厳しく倹約を説き、多額の借財を返済し、藩の財政復活を成し遂げた。 吉宗の財政手腕に目を付けた幕府は、七代将軍に推挙した。将軍職に就いた吉宗はその後改革派の将軍として、29年に渡って幕政を司った。 吉宗は、サブタイトルにもあるように「長耳の人」と言われ

    江戸の力を見せつける:日経ビジネスオンライン
  • "The Billionaire Who Wasn't" Review

    無一物の億万長者:ビジネスと慈善 Conor O'Clery, The Billionaire Who Wasn't (Public Affairs, 2007) (『一冊の』2008 年 1 月号 pp.26-7) 山形浩生 要約: 日人の団体ツアー観光客が必ず立ち寄った、ハワイや香港のDFS創始者は、億万長者になったがそれをすべて寄贈して財団を作り、絶対匿名を条件にすさまじい慈善を展開した。その慈善もビジネスマンのセンスを縦横に活かし、当に価値あるプロジェクトを見事に選びだして見事な効果をあげている。金持ちになっても金に執着せず、家も持たずエコノミークラスしか使わないチャック・スウィーニーの伝記は、財産とビジネスと慈善の関係について読む者に考えさせずにはおかない。 香港、ハワイ、その他の観光地にいくと、赤丸の中にDFSと書かれた免税店デューティーフリーショッパーズというのがある。

    shichimin
    shichimin 2009/02/12
    訳者による書評
  • 死に装束にポケットはない - 書評 - 無一文の億万長者 : 404 Blog Not Found

    2009年02月14日00:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 死に装束にポケットはない - 書評 - 無一文の億万長者 ダイヤモンド社加藤様より献御礼 無一文の億万長者 Conor O'Clery 山形浩生 / 守岡桜訳 [原著:The Billionaire Who Wasn't] 初出:2009.02.10; 販売開始まで更新 原著は書の訳者が実はすでに書評している。 "The Billionaire Who Wasn't" Review これを見て、私も[あとで読む]タグを脳内に貼っておいたら、献の方が先に来てしまった。 こんなに面白い人物伝を読んだのは何年ぶりだろう。そして、役立ち度がこれほど高いものとなると、もう何十年ぶりにもなるのではないか。 書「無一文の億万長者」は、空港で必ず目にするあのDFSで財をなし、にも関わらずそのほとんど全てをThe Atla

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