山崎木工が開発した木製サッシ(提供:山崎木工製作所) 住宅の温熱環境は、窓の性能によって大きく左右されます。最近の新築住宅では、窓のサッシの素材にアルミではなく断熱性の高い樹脂性が用いられることも増えてきました。 また、欧米ではさらに性能が高くデザイン性も優れた木製サッシが広く使われています。しかし、木製サッシは日本ではまだまだ一般的ではありません。 「日本は森林大国ですが、木製サッシ開発では大きく遅れをとってきました」。そう語るのは山崎屋木工製作所の代表、山崎慎一郎さんです。山崎屋木工は、長野県千曲市に拠点を構える地場の木工家具屋として、50年以上に渡りさまざまな家具や建具などを製造、販売してきました。 2011年から木製サッシの開発を始めた山崎さんは、試行錯誤の末に世界トップクラスの性能を誇る窓を完成させました。家具屋さんがなぜサッシ開発を初めたのでしょうか? また、地場の中小零細企業
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