▲デロイト トーマツ コンサルティング パートナー Japanテクノロジープラクティスリーダー 安井 望氏 近年ますますビジネスがグローバル化しており「テクノロジーが企業にもたらす影響は大きくなってきています」と安井氏は指摘する。そのテクノロジーには攻めのテクノロジーと守りのテクノロジーがあり、適切に両者をとらえ、うまくバランスをとることが重要だという。 攻めのテクノロジーとは企業競争力を生み出すための業務効率化やスピードアップがあり、新たな可能性や価値を生むためにある。安井氏曰く「劇的に変わってきているのはスピードです」。一方、守りのテクノロジーとは攻めの裏返しでもある。新たなテクノロジーを使えば新たなリスクが生まれてくる。例えばデジタルマーケティングの世界ではSNSを通じて外と積極的につながる必要があり、新たなチャンスが生まれている。その一方でサイバーセキュリティなどのリスクが高まって