喫茶店バル・フットボリスタ ~店主とゲストの蹴球談議~ 毎号ワンテーマを掘り下げる月刊フットボリスタ。実は編集者の知りたいことを作りながら学んでいるという面もあるんです。そこで得たことをゲストと一緒に語り合うのが、喫茶店バル・フットボリスタ。お茶でも飲みながらざっくばらんに、時にシリアスに本音トーク。 今回のお題:月刊フットボリスタ2019年4月号 『ケガとともに生きる』 店主 :浅野賀一(フットボリスタ編集長) ゲスト:川端暁彦 理不尽に立ち向かう偉大な姿 川端「今号のフットボリスタはケガ特集という理解でいいんですよね? これまたマニアックですが、どうしてこのネタになったんですか?」 浅野「ケガ特集も今年どこかでやりたいと考えていたテーマで、プレミアの過密日程が問題視される2、3月がいいかなと。ちょうど故障者が増える季節ですしね」 川端「以前のフットボリスタで片野道郎さんも書いていました
ダサくてもいい、鈍足でもいい!日本で一番点を取れる男・岡崎慎司のネガティブ思考とは 2014.05.01 サッカー選手、それも日本代表クラスともなれば、多くの人にとってその思考法は自分の人生の参考にしたいはずだ。 例えばミランの本田圭佑は、どんな逆境をもポジティブに変換し、あるいはあえて大きなことを公言して自分にプレッシャーをかける。長友佑都は常に明るく、ポジティブに努力を続ける。もちろん、当人たちの陰の苦労は計り知れないものがある。しかしそうした選手たちの成功例や、巷あふれる自己啓発本からは、とにかくポジティブであること、大きな夢を持つこと、その夢からしっかり逆算していくこと、等々の素晴らしさが喧伝されている。 そんな中にあって、マインツの岡崎慎司が4月24日に上梓したばかりの著書『鈍足バンザイ!〜僕は足が遅かったからこそ、今がある。』(幻冬舎)は異質だ。サッカー選手として決して足が速く
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