政府の税制調査会は、今の制度がサラリーマンに比較的手厚いつくりになっているとして、働き方による差が生まれない税制にすべき、などと提言しました。 総理の諮問機関である政府の税制調査会は、多様な働き方が増える中での税のあり方について答申案をまとめました。 現在の制度では、全体でみるとサラリーマンなどの給与収入のうち3割程度が給与所得控除として差し引かれ、支払う税金が安くなっています。答申案ではこれについて、「相当手厚い仕組みだ」と指摘しています。 一方で、フリーランスや副業での収入は給与所得として手厚い控除を受けられない場合が多いことから、働き方に関わらず受けられる控除を拡大するなど、今後具体的な対応が検討されていくものとみられます。
去年、安倍晋三元総理大臣が銃撃されて、死亡した事件を受けて、奈良県の自民党関係者らが、来月の1周忌を前に、事件の発生した奈良市内に慰霊碑を設置することが関係者への取材で分かりました。 【画像を見る】独自CG再現『山上徹也被告の目線』で見る後方警戒の手薄さ...安倍元総理に近づき発砲するまで 去年7月8日、奈良市で、安倍元総理が演説中に銃撃され、死亡しました。奈良県の自民党関係者によりますと、県ゆかりの国会議員などで構成された有志の実行委員会が、奈良市内の私有地に安倍元総理の慰霊碑を設置するということです。 慰霊碑は、国会議員らの私費で建てられ、献花台も設置する予定で、来月8日の1周忌を前に完成する予定です。 慰霊碑をめぐっては、現場となった近鉄・大和西大寺駅前に設置することも検討されましたが、奈良市は碑などは設置せず、現場を当初の予定通り車道として整備をすすめています。
【岩田明子 さくらリポート】 東京・永田町の衆院第1議員会館。その12階の1212号室に、安倍晋三元首相の事務所があった。近くを通ると、必ず顔を上げて12階に目をやってしまう。事務所だけでなく、安倍氏が頻繁に利用していた飲食店や、永田町のホテルなどを訪れるたびに、同じ行動を取る。 「やあ、どうも!」 手を挙げて、何食わぬ顔で現れるのではないかと期待してしまうからだ。 しかし、そこに安倍氏の姿はない。不慮の死から間もなく9カ月になろうとしているが、安倍氏の不在による「穴」は埋まらないどころか、さらに大きくなっている。 安倍氏を20年以上取材してきた私だけでなく、立場の異なる人々も、さまざまな場面で同じような喪失感を覚えているのではないだろうか。 安倍氏に対する計36時間のインタビューをまとめた『安倍晋三回顧録』(中央公論新社)が、ベストセラーとなっている。安倍氏の軌跡をたどる月刊「正論」主催
内紛勃発の旧NHK党(政治家女子48党)。ガーシーこと東谷義和容疑者の参院議員除名と立花孝志・前党首の引責辞任をきっかけに借金返済を求める債権者の”取り付け騒ぎ”が発生し、立花氏が大津綾香・新党首に「代表権返上」を求めるが、大津氏は要求を拒否。3月31日の記者会見では立花・前党首と黒川敦彦・前幹事長のバトルがネット中継された。 【写真】胸元まで露出がある衣服を身にまとう大津党首 渦中の大津党首は代表権返還をめぐって大津氏が「代表おりたほうがいいなら、明日紙用意します」とし、立花氏とみられる人物が「代表譲って下さい」と返しているLINEでのやりとりをツイッターで公表した後、4月2日には「大津綾香」名義で立花氏を「許せません」などと記されたネットの書き込みについて〈なんか知らないけど偽物が発言してるらしいですが私の発言ではありませんw 他何を言ってるか知らんけど〉とツイートするなど、SNSでは
インドを訪問中の岸田文雄首相は20日、インド外務省で政策スピーチに臨み、法の支配などを重視する「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の新たな推進計画を発表した。「グローバルサウス」と呼ばれる途上国・新興国が多くを占めるインド太平洋地域のインフラ支援として、2030年までに官民で750億ドル(約9兆8000億円)以上の資金を投入すると表明した。 【支持率の推移】 岸田首相はスピーチで、新型コロナウイルスの流行やロシアのウクライナ侵攻などにより「歴史的な転換期」にある国際社会が「分断と対立に向かいかねない」と指摘。課題が山積する中で「脆弱(ぜいじゃく)な国家ほど大きな犠牲を払い、翻弄(ほんろう)されている」と述べ、インド太平洋地域を力や威圧とは無縁で、自由・法の支配を重んじる場にすべきだと訴えた。 その上で首相は「各国の歴史的・文化的多様性を尊重した対話によるルール作り」などに取り組むべき
「そのうち皆さんにご協力をお願いするような決断をします」 1月29日に都内で行われた講演会でこう語ったのは、自民党の杉田水脈衆院議員だ。 【写真】「安倍さんは中国美女の接待を必ず断っていた」井川意高が明かす秘話 杉田氏といえば、LGBTをめぐる過去の差別発言などで批判を浴び、昨年末には就任からわずか4ヵ月で総務政務官の座を追われたことが記憶に新しい。 「杉田さんは安倍晋三元首相の寵愛を受け、過去2回の選挙は山口県連所属の比例単独候補として比例代表の名簿の順位で優遇されてきた。これには鳥取県選出で、同じ中国ブロックの石破茂元幹事長も『なぜああいう順位になったのか。プロセスは全くわからない』とこぼしていました」(全国紙政治部記者) ところが、衆議院小選挙区の「10増10減」の区割り変更と同時に、比例代表の選挙区では中国ブロックの定員が一つ減らされ、次の選挙で単独比例で当選するのに苦戦すると見ら
「事件を担当することになった先生は、みるみるうちにやつれています。ノイローゼ状態ですよ……」 【写真あり】抗議電話が殺到しているという富山第一高等学校 こう語るのは、富山第一高校の関係者だ。 1月からSNS上で何度も炎上を繰り返している、若者による “外食テロ”。2月に発覚した「ガリ直食い」動画では、富山県の “大人たち” が振り回されていたーー。 発端となった動画は、回転寿司「はま寿司」店舗で、男性が使用済みの箸を使い、容器から直接ガリを食べる様子を撮影したもの。男性が、富山第一高校サッカー部のジャージを着ていたことから、ネット上ではすぐに身元が特定された。 2月13日に『女性自身』が取材をしたところ、対応した副教頭は「我々も本校の生徒かどうかまだ確認中です。(迷惑行為の)報道が出たものですから、全校生徒たちが怖がっていますので。動揺しておりますので……」と神妙な口調でコメントしたという
タレントのラサール石井が12日、自身のツイッターを更新し、衆院山口2区の補欠選挙に立候補することを表明した岸信千世氏を「普通の感覚があれば、こんなこと、恥ずかしくて出来ない。」と批判した。岸氏は安倍晋三元首相の実弟・岸信夫前防衛相の長男。信夫氏が衆院議長に辞職願を提出したことを受け、立候補を表明していた。 石井は岸氏が自身のホームページなどに家系図を載せていたことに対して「むしろ、家系ではなく私自身を見てください、と思うのが普通。」とコメント。「この感覚では庶民のための政治はできない。と私は思います。はい。私の感想です。」とあくまで「感想」とした上で、考えをつづった。 これにネットは「家系図入れるあたりが世襲だから地盤引き継いで当確ですみたいで反吐が出ますね」「どういうつもりで家系図なんだろうと思いました。」「おそらく当選するのだろう…と思うとやりきれません。」と賛同する声があった。 一方
将棋の竜王戦6組で6日、現役最年少棋士の藤本渚四段(17)が対局会場を勘違いし、不戦敗となった。藤本四段は先輩棋士から一目を置かれる終盤力を持つ有望株で、昨年12月のデビューから無敗の6連勝中だったが、思わぬ形で連勝が止まった。 【写真】体を休めながら考慮する藤本渚四段 ハプニングが起きたのは、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われる予定だった神谷広志八段(61)との対局。棋士による将棋の公式戦は、東京の将棋会館、大阪市の関西将棋会館、名古屋市の名古屋将棋対局場で行われている。竜王戦は原則として段位が上の棋士が所属する対局場で行われる。神谷八段は関東所属で、両対局者への対局通知は「東京対局」で出されていたが、関西所属棋士である藤本四段は今朝、大阪市の関西将棋会館に姿を見せた。
戦国時代で最も優れた戦術家は誰か。東京大学史料編纂所教授の本郷和人さんは「それは毛利元就だろう。元就は圧倒的に兵力差のある戦闘にも勝ち続けた。一方、天下統一を果たした徳川家康にはそうした華々しい戦績はなく、戦術面では平凡な武将だった」という――。(第2回) 【画像】本郷和人『徳川家康という人』(河出新書) ※本稿は、本郷和人『徳川家康という人』(河出新書)の一部を再編集したものです。 ■2度と博打的な戦をしなかった織田信長 基本的に戦いは、兵力が多いほうが勝つ。この原則を踏まえた上で、優秀な兵器をそろえて、そしてしっかりとご飯を食べさせる。そうして戦っていくわけです。 だから戦国大名たちも富国強兵を進めて領民を増やし、商業を振興した。そうして兵を増やし、金を儲けて優秀な武器を購入する。またしっかりと食糧を整えて戦いにのぞむ。そうしたことができる人が優秀な戦国大名であって、三国志の諸葛孔明(
インターネット掲示板2ちゃんねるの開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之さん(45)が19日、自身のツイッターを更新。世にはびこるイジメについて持論を展開した。 「人間だけでなくイルカやカラスなどの動物もイジメをします。大人でもイジメはあります。『イジメを無くそう』という綺麗事は、イジメられてる子には無意味です。綺麗事ではない現実的な解決策を大人は伝えるべきだと思うんですよね」 ひろゆきさんはこのツイートに自身の著書「よのなかの攻略法 学校編: ミライの攻略法」を添付。この中身は漫画で描かれ、漢字にはふりがなが添えられ、小学生が読んでも理解できる形式となっている。フォロワーからは「自分が子供の頃こんな本があれば良かったな」「イジメは生理現象ということか」「イジメられた子は可哀想だが、イジメのない世界は面白くないような気もする」など様々な意見が寄せられた。
昨年9月に肺がんのため死去した落語家・六代目三遊亭円楽さんの弟子で、二ツ目の三遊亭楽㐂(さんゆうていらっきー)が1日、自身のツイッターを更新し、落語家を廃業することを発表した。 【写真】生前の三遊亭円楽さんらと並ぶ三遊亭楽㐂 楽㐂は「廃業のお知らせ」として文書を投稿。理由として「僕は落語が好きで落語家になったわけではなく、円楽が好きで円楽の弟子になりました。優しい一門会でしたので、他のお師匠様の所へ行けば落語家で居させていただけたとは思いますが、円楽の弟子ではなくなります。真打ちまで頑張るのが親孝行だと思いますが、頂いた楽㐂という名前を変え、別門下の弟子を名乗る事は僕には出来ませんでした」と、円楽さんへの深い敬意と愛情をつづった。 さらに、約10年前、円楽さんに会いたい一心で麻布十番のバーでアルバイトをし、念願叶って弟子入りにこぎつけたことなども述懐。「師匠、おかみさん、感謝しかありません
車中泊で全国を旅行し、その様子を連載する漫画『今夜は車内でおやすみなさい。』(ヤンマガWeb)を連載中の漫画家、小田原ドラゴン氏(52)。10月21日、年金事務所から約2130万円もの大金を突然差し押さえられたことで話題となった。当時、本人は「年金の未納が原因」と話していたが、その後差し押さえられた大金はどうなったのか──。あらためて本人にコンタクトを取ると、差し押さえられた約2130万円は、その3日後に全額返っていたことがわかった。ことの経緯を、小田原氏が語った。 【写真】衝撃の「2130万円サシオサエ」 銀行口座の生々しい明細画面 「10月21日に突然、自分の銀行口座に預金全額、“21306487円サシオサエ”の表示が出ました。驚いて銀行に電話をすると、『年金事務所からの差し押さえです』と。思えば26歳で会社員を辞めて以降、いつからか年金の支払いをやめており、催促状と思われる封筒も届い
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)はグループリーグ(GL)が終了し、3日(日本時間4日)から決勝トーナメントが始まった。そんな中、GLでさまざまなVAR判定が議論を呼んだことを受け、VAR擁護派だった元イングランド代表FWスタン・コリモア氏は心変わり。「彼はVARが消えてしまうことを望んでいる」と英紙が報じた。同氏は“三笘の1ミリ”と言われた日本―スペイン戦の判定についても「道徳的に間違いだ」などと主張しているという。 【画像】「カメラマンに脱帽」 真上から見るとひと目で分かる、日本VAR弾の証拠写真 英紙「ミラー」はGLのポーランド戦でアルゼンチンFWリオネル・メッシがVARの結果PKを与えられたこと、その24時間後には日本のVAR騒動があったことに言及。その上で「ミラー・スポーツ」でコラムニストを務めている元イングランド代表FWコリモア氏について「導入当時はVARの大の擁護者だ
FIFAワールドカップ・カタール大会のグループE第2戦が27日、ドーハ郊外のアフメド・ビン=アリー・スタジアムで行われ、日本代表が0-1でコスタリカ代表に痛恨の黒星を喫した。強豪ドイツ代表を相手に大番狂わせを起こした初戦から先発を5人変えた日本だったが、実質的な5バックで守備を固めるコスタリカを崩せないまま、前半途中から3バックへスイッチ。後半は攻勢に出るもゴールは遠く、逆にミスから36分に決勝点を奪われた。1勝1敗となった日本は、12月1日(日本時間同2日未明)の最終戦でドイツ代表と1-1で引き分け、勝ち点4で首位に立つスペイン代表と対戦する。 「あれだけコンパクト、アグレッシブに守られるとどの国だって苦戦する」 失点したシーンの映像をロッカールームで何度も確認してから、キャプテンのDF吉田麻也(34、シャルケ04)は試合後の取材エリアに姿を現した。 「映像を見ました。(ボールを)つなげ
25日午後、大阪府の吉村洋文知事が取材に応じ、「大阪の子どもに一人当たり米10キロ相当を配る」と物価高騰対策の方針を示しました。対象は府内の18歳以下を考えているといい、議会で承認が得られたら、来年3月中から配布する方向で進めていくということです。全額、国の地方創生臨時交付金を活用する方針で、秋頃から検討してきた事業だといい、予算規模は80億円ほどとみられます。 【写真を見る】「大阪の子どもに一人当たり米10キロ相当」対象者や配布の期間は?詳細を図解 「なぜ米」と聞かれると記者から「なぜ子どもがいる世帯?なぜ米」などと質問されると、吉村知事は「子どもがいる世帯は食費が多くかかる、いっぱい子供は食べますし。これは貧困対策ではなく、物価高騰の影響を受けているので、所得制限なく支援する」と回答しました。 また「米は大阪産にするか?」と質問されると「そういうアイデアもあったが、それだけでは足りない
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