FOODEX(国際飲料・食品展)という展示会が2008年3月11日から14日まで幕張メッセで開かれた。 飲食業のバイヤー向けに世界中からうまいものが集まる展示会である。たいへんだ。世界だけではない、日本各地から食材を集めたコーナーもある。超たいへん。 日本対世界のうまいもの対決。そんな「美味しんぼ」みたいな世界が幕張に現れていたのだ。(林 雄司) カニカマ2.0 会場は単純に珍しいものでいっぱいである。 カニカマだっていっそうカニに近づいていた。スギヨというメーカー(日本ではじめてカニカマを作った)の商品は表面をぼそぼそに加工していた。よりカニに似せるためだ。そしてカニ酢がついている。カニ酢をつけて食べたらカニを食べている気分になった。たれマジック。 ちなみにこのメーカーが展示していた野菜のカツにはトンカツソースがついていた。こういう周りからリアリティを増してゆく方法は共感できる。