前川喜平前文部科学事務次官の閉会中審査での答弁が話題となる一方で、彼の初等中等教育局初等中等教育企画課長時代(12年前)の「笑ってはいけない議事録」が注目を集めている。 規制改革・民間開放推進会議 - 会議情報 - 第14回 教育WG 配布資料 これは平成17年に規制改革・民間開放推進会議の教育ワーキング・グループ(WG)が文科省に対して、「現在の教員養成・免許制度が、教員としての適格性をどのように保証しているのか」などについて尋ねた際のものだが、当時の初等中等教育企画課長である前川喜平氏は、詭弁と開き直りを繰り返し、ついには委員から「黙りなさい」と発言を打ち切られる始末に。 その議事概要が、すさまじい出来になっているというのだ。 この残念な答弁を、彼の能力問題にすべて帰すべきものなのか、彼として不可抗力に抗って省益を守ろうとした結果の産物なのかは各人が判断すればよいことだが、文部科学省側
「パン屋」は「和菓子屋」に、「アスレチック」は「和楽器店」に――3月24日に発表された小学生向け道徳教科書の検定結果に、ネットが騒然としている。国や郷土を愛する心を育む上で不適切とされ、変更になったというものだ。朝日新聞などが報じ、ネットでは「戦前かよ」「さっぱり意味が分からない」など、批判と驚きの声が相次いでいる。 いったい何がどうなっているのか。キャリコネニュースでは、文部科学省初等中等教育局の教科書課に取材を申し込んだところ、担当者からこうした声が返ってきた。 「色々なことが言われていますが、文科省がパン屋を和菓子屋に修正するよう指示した訳ではありません。修正箇所はあくまでも出版社の判断に基づくものです」 パン屋が相応しくないのではなく、書籍全体で「郷土愛」に不足があったと主張 道徳が新たに教科化されるにあたり、文科省も出版社も、手探り状態であることが伺えます。 小学校の道徳は201
日米首脳会談に向け、政府が検討する経済協力の原案が2日、明らかになった。トランプ米大統領が重視するインフラへの投資などで4500億ドル(約51兆円)の市場を創出し、70万人の雇用を生み出すとしている。日米間の貿易不均衡を批判するトランプ氏に10日の会談で示して理解を得たい考えだが、日本の公的年金資産の活用をあて込むなど異例の手法だ。 題名は「日米成長雇用イニシアチブ」。経済協力の5本柱で「両国に成長と雇用をもたらし、絆をさらに強化」するとうたう。米国でのインフラ投資では、約17兆円の投資で65万人の雇用創出を想定。テキサス州やカリフォルニア州の高速鉄道計画への協力、都市鉄道や地下鉄車両の3千両刷新などを盛り込む。 巨額の投資には「日本のファイナンス(資金)力を最大限活用」と明記。メガバンクや政府系金融機関による融資のほか、外国為替資金特別会計、公的年金を長期運用する年金積立金管理運用独立行
Mighty Jack @Mightyjack1 【悲報】【拡散希望】 小中学校において2、3年後に「道徳心」「愛国心」に成績をつける、と文科省の決定。教育委員会の判断で内申書に記載し、入試の資料とすることも可能に。 民進党長妻氏の活動報告より → youtube.com/watch?v=luwUyU… 2016-06-14 19:39:51 Mighty Jack @Mightyjack1 長妻氏「文部科学省のお役人の方とお話をしました。非常に頑なな姿勢で、私が気になりますのが、2年後、3年後からですね、全国の小中学生に対して、道徳心、愛国心に対して一人ひとり成績をつけていく、それが各都道府県の教育委員会の判断では中学受験、高校受験の内申書にも入ると」(続く) 2016-06-14 19:40:48
五輪でのメダルを量産しようと、文部科学省が、海外の競技レベルや選手育成方法を分析して戦略的に指導する「ナショナルコーチ制度」を新設する方針を固めたことが25日、分かった。東京都が立候補している2016年の五輪に向けたレベル強化策の一つで、平成21年度予算の概算要求に関連経費12億5000万円を盛りこむ。 ナショナルコーチは、五輪に向けて各選手の出場大会を厳選するなど、技術的な指導を超えて総合的な戦略を構想し、現場の監督やコーチを統括する指導者。メダル圏内の有望競技を選んで、現在の専任監督・コーチとは別に新任する。 日本オリンピック委員会(JOC)からの要請を受けた方策で今後、JOCと協議しながら具体案を詰める。処遇を安定させるため、国が報酬のうち一定の割合を補助し、JOCが支払う方式も検討する。 北京五輪で日本のメダルは計25個。「金メダル2けた以上、総メダル30個以上」の目標には届かずア
前回は、日中が本音で議論し合える民間主導のプラットフォーム作りの狙いについて聞いた。政治が機能不全に陥り、政府間の外交チャンネルが途絶えても、民間レベルでの対話がしっかりと機能していれば、海外における日本の存在感の構築につながる、という強い思いが言論NPOの工藤泰志代表にはある。 ジャパンパッシングという古くて新しい言葉には、いまや慣れっこになってしまった感があるが、工藤代表はそうした状況を放置してはならないと訴える。日本は、世界が普遍的に直面する課題に対して、課題解決のリーダーシップを取れる能力が高い、と信ずるからだ。 世界の中で日本の存在感が薄れている原因は、政治の機能不全が大きいという工藤代表。そうした状況から脱するには、まず国民一人ひとりが課題に向き合おうと努力することが必要だと主張する。 (聞き手は日経ビジネス オンライン副編集長 真弓 重孝) 「もう世界は、日本なんて相手にして
[ロンドン 24日 ロイター] 米経営コンサルタント会社マーサーが発表した2008年版世界主要都市の生活費番付で、外国人労働者にとって最も生活費が高い都市はモスクワとなった。 モスクワの生活費は、ニューヨーク、上海、アムステルダム、マドリードの約1.5倍に達した。 調査は、同社が毎年、世界143都市を対象に200以上の項目について行っており、08年版は23日に発表された。 それによると、東京がロンドンを抜いて第2位に上がった。また、オイルマネーに沸くノルウェーのオスロは、前年から6ランク上昇して第4位となった。 一方、パラグアイの首都アスンシオンは6年連続で最も生活費の安い都市にランク付けされた。 米国都市のなかで最も生活費が高いニューヨークは、7ランク下がって22位となった。 消費者がインフレのしわ寄せを感じている現象は世界的に見られるものの、為替相場の変動や経済格差などのため、影響の度
後期高齢者医療制度が2008年4月からはじまります。2006年の医療制度改革関連法の一つとして、成立したものですが、多くの人がその中身を知りません。いったいどんな制度なのか、一緒に見ていきましょう。 75歳以上は強制加入 後期高齢者医療制度は、75歳以上の人が、全員強制的に加入させられる医療保険制度です。いま加入している国民健康保険、共済(組合)健保等から抜け、後期高齢者医療制度に加入させられます(生活保護受給者をのぞく)。障害者や寝たきりの人、人工透析患者は65歳以上から対象になります。 この新しい制度の目的は、(1)高齢者から確実に、より多くの保険料をとる、(2)高齢者の医療を制限して、入院や長期療養を困難にする、(3)保険料が払えなければ、保険証も奪う、というものです。所得が低く病気が多いハイリスクな後期高齢者だけを集め、他の医療保険から切り離すことで、今後医療費が上がれば、保険料の
ヨーロッパ人が忙しくない3つの理由 2008年2月25日 社会ワークスタイル コメント: トラックバック (6) (これまでの 藤井敏彦の「CSRの本質」はこちら) 前回、マクドナルドの裁判を足がかりにして、管理職の範囲の問題や忙しさなどについて浅知恵を巡らしてみました。それにしてもですね、なんで日本人はこんなに疲れているのでしょうね。ワタシの勤め先はかつて通常残業省などと揶揄されたりしたところですが、今もあんまり状況は変わっていないです。 しかし、ブラッセルに赴任して欧州委員会の官僚を相手に仕事するようになった時、いや驚いたのなんのって。彼らの優雅なこと!昼は2時間かけてランチ。6時にはオフィスは無人状態。夏は一ヶ月間バカンス。おまけに給料ははるかに多い。ワタシ心に誓いました。来世も役人やるとしたらヨーロッパ人に生まれて欧州委員会に勤めようって。 ということで、当然のこととして何が彼我の
No. 14 アナキズム批判 その3 2008年2月20日 IT社会 コメント: トラックバック (1) (これまでの 白田秀彰の「現実デバッグ」はこちら。) さて、身近な若い人たちに「日本国政府についてどう思ってるの?」と訊くと、大体において「どうでもいい」という返事がかえってくる。「ああ、こういう被治者ばかりだと統治も楽そうだなぁ」と私は思う。こういう人たちばかりなら、私も独裁者をやってみたい。きっと、私一人による私一人のためのステキな日本国ができるだろう。ほわわーん。とりあえず、自衛隊を親衛軍に改編して、大型二足歩行ロボットによる機械化兵団を作ろう! 戦力としてまったく役に立たない平和的な軍隊! 萌え〜。 で、そういう若い諸君に「じゃ、どうするの?」と訊ねると、大体の場合、「英語を勉強して外国に行きますから大丈夫です。日本が滅びても○○国で生きていきます」「国際的に通用する○○資格を
海上自衛隊の隊員募集CM――米国人たちのコメントは? 2007年5月24日 社会 コメント: トラックバック (0) Sharon Weinberger 隊員募集:歌い踊る海上自衛官たち 米軍の入隊勧誘コマーシャルを笑いものにすることは二度とないだろう。それは不公平というものだ。日本の海上自衛隊のコマーシャルを観てしまったのだから。 (以下、投稿されたコメント) ちょっと待て――海上自衛隊が旧大日本帝国海軍の軍艦旗(太陽から光が放射状に広がっている旗)を使っている? 少しおかしくないか? 投稿者:Haninah 2007年4月12日 2:03pm 面白い、私も旗に気付いた。しかし、いいのだ。『Wikipedia』によると、海上自衛隊は1954年からこの軍艦旗を使っているようだ。 http://en.wikipedia.org/wiki/Flag_of_Japan 「軍艦旗。大日本帝国海軍(
データで読み解く、日本人のひみつ 日本のこと、好きですか? 愛国心の高まりとバブル待ち少女の共通点 [2/4] 2007年3月1日(木)09:00 「習慣やしきたりに従うのは当然だ」と答える人は、今年の調査では前回調査から6.3ポイント上昇して45.4%に、「(自分の)地域の出来事に関心がある」と答える生活者は、同じく1.3ポイント増えています(図3)。習慣やしきたり、共同体である自分の地域、こうした古くからある日本の文化や人間関係が廃れてしまっていることに対する焦りに似た思いを抱く生活者は多いようす。 図3 自らの足元を見直す 1990年代に日本を襲った不景気とともに、非合理的な古いものとして軽視されてきた日本の伝統や価値観を、今一度拾い直そうという動きが、見え始めているのです。 実は、この“日本再認現象”には、奇妙な点があります。団塊世代のおじさんたちが、昔を懐かしんで映画の「ALWA
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