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気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ちょっと気張った、高めのランチを出すレストラン。対面には、会社訪問にやってきた21歳女子大生が座っています。 何を話してあげたらいいのか、何を聞かれるのか。ちょっとどきどきした気分で、お手ふきの封を開けたところで、女子大生が口を開きました。 「あの、転勤ってあるんですか? 私、家族とか友達も大切にしたくて」。 さて、この一言に何を感じるでしょう。 「今流行のワークライフバランスってやつか。最近の学生はしっかりしているな」でしょうか。それとも「OB訪問でいきなり私生活の話? 仕事をなめんな」でしょうか。 社会人と学生の境界線から 今年、私は入社2年目になりました。2年前は髪を黒く染め直した就職活動生。今でも、正直、学生と社会人の間をゆらゆらと揺
6月29日の日本経済新聞(第二部)に、ぜひみなさまにご紹介したい言葉が掲載されていましたので、恐縮ながら、たくさん引用させてください。 『日本の伝統的な組織の中で一番うまくいっていないのは、経営層なんです、間違いなく。相対的に一番うまくいっているのは現場、従業員の人たち・・・(中略) 相当、駄目になっている大赤字の会社でも現場はしっかりしていて、みんな一生懸命働いているんですね、歯を食いしばって。それに対して、中間管理職、さらには上に行けば行くほど、マネジメントがプア(=貧弱)になっていくというのが共通した構図でした。』 この発言の主は、冨山和彦さん。産業再生機構で最高執行責任者として、ダイエーやカネボウなど40を超える企業再建を最前線で指揮した方です。 私たち組織で働く人間のおそらく99%は、「上司が間抜けだ」、「会社の役員がバカばっかりだ」、「社長に危機感がない」、「上司も役員も保身に
ご無沙汰です。先月からとある会社に就職して社会人として働いている。働き始めてちょうど一ヶ月になる。本当は大学院に進学するつもりだったが、今度もまた失敗してしまった。とことん勉強の出来ない人間であるようだ。就職活動は三日しかやらなかった。求職雑誌をパラパラとめくって、たまたま一番最初に受けた会社から内定をもらったので、まだ卒業していないけど働かしてくれと云って次の日から働き始めた。だから、就職活動と云っても簡単な履歴書を書いて面接を受けただけである。正直エントリーシートなんてものを書くぐらいなら、死んだほうがましだと思った。そして、一生「ソリューション」という言葉を使わなくてもよさそうな会社を僕は選んだ。 就職をしたことがない人間にとって、やはり就職というものには強い抵抗感があった。特に「就職をした人間」と「就職をしていない人間」の間にはものすごく大きな壁があるように感じられた。と、いうのも
まずは「カウンセリングルーム:Es Discovery」の「キャリアデザインと主観的選好を巡る大企業志向とベンチャー志向の価値認識の差異」から。僕がいつも凄いなあと思いながら読んでいるブログ。じつに面白いので是非ご一読を。 大企業志向の人が『好きを貫くこと』よりも『大企業に入社すること』を選好する理由の一つが、『好きを貫くこと』が主観的選好なのに対して、『大企業に入社すること』が客観的選好としての特徴を強く持つからです。 職業選択に際して仕事の内容に対する好き嫌いも考慮しているでしょうが、『自分だけが好きなもの(他者との競争がないもの)』よりも『大多数の人が評価しているもの(他者との競争があるもの)』を目指すことに価値を見出す傾向があれば、ベンチャーよりも大企業(国家・官庁)に魅力を感じるということになりそうです。厳密に言えば、ベンチャーのほうが入社後(立ち上げ後)の他者(他社)との生存競
今日は軽く雑談風に。 「好き」というのは本当に人それぞれである。僕の本業は経営コンサルタントでそれを18年もやっているから、仕事の付き合いでいえば圧倒的に日本の大企業の人達が多い。仲の良い友人、尊敬している経営者とか、たくさんいる。それで僕が、彼ら彼女らにいつも言うのは「大企業(ここに企業の固有名詞が入る場合も多い)が好きなんだね」ということだ。会話の一例を出そう。 梅田: 僕は「朝起きてから寝るまで、自分のしたいことをする、それが365日続く、自分の時間を完全に自分でコントロールしたい」、そういう願望というのかな、それが昔からあって、そんな生活をいつか実現したいゴールとしてイメージしているわけだけど・・・・ 大手企業・某君: そんなこと生まれてから一度も考えたことないよ。だって毎朝会社に行くだろ。何が自分に起きるかわからないんだよ。それが面白いんじゃない。大きい会社であればあるほど色々な
2月と言えば日本では試験の季節でありますね。 不肖・木走は、本業のIT関連の零細企業経営の傍ら、工学系学校の講師をしていますので、この季節はゆううつなのでございます。 なんでゆううつなのかと言えば、担当科目の試験問題の作成とその採点があるからでございます。 私の現在の受け持ち科目はWebに関わるテクノロジー関連(科目名は内緒ネ(苦笑))なのですが、自分の得意である専門科目でありますから問題などすぐできるだろうと思われるのですが、それがそんな甘いもんじゃないのですよ、これが。 手を抜いて出題を「SGML、XML、HTML、XHTMLなどのマークアップ言語の詳細を述べよ」なんて記述問題にしちゃうと採点作業が地獄(苦笑)となっちゃうのでして、逆に採点を楽にしようとすれば問題を文章穴埋め問題とか手間暇掛けて作成しなければならないのであります。 先に苦労するか後で苦労するか、私のような本業掛け持ちの
去年の末にキャリアデザインセンターというところから受けたインタビュー記事が、「エンジニアtype」という転職情報誌に出た。例によって調子に乗って好き勝手なことをしゃべってしまったので、自分で読み返しても少し後悔する部分もあるが、就職や転職を考えている人のために一つだけハイライトしておきたい部分がある。 大学卒業時に、バイト先のアスキーではなくNTTを就職先として選んだ点について質問されたときの、「せっかく持っているカードを使わないのはもったいない、という感じかな。浅ましい発想ですよね」という私の発言がそれである。つまり、「せっかくNTTの研究所に入れる学歴と成績を持っているのに行かないのはもったいない」というしたたかな計算の結果のNTTへの就職だったのである。 今になって考えてみると、「天職」とも呼べるほど大好きなこと(パソコン上でプログラムを書くこと)を既に見つけておきながらその道を選ば
January 2009 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 yomoyomo氏が翻訳した Aaron Swartz氏の 論考 The Goog Life:グーグルが従業員を子供扱いすることでつなぎとめている件 が話題になっている。 まだ スラッシュドットジャパンでの言及 をざっと見た程度でしかないのだけど多少書いておこうと思う。 Google本社施設は、俗に Googleplex と呼ばれている。その中の様子はたとえば Fun Manshion:Inside Google に掲載されている。 この様子を見て「まるで遊園地」「幼稚園のようだ」という感想を持った人も多いと思う。こんな社内の様子を、アメリカ人が見ても多くの人が同様な感想をもつに違いないのだが、
Z-Kan (どうでもいいが、この URI の指定はなんか不安だ)というのは、あの学力増進会こと Z 会が出している大学生向けの雑誌だ。受験生ならZ 会というのは知っているだろう。大学受験用の通信添削講座。むずかしかったなぁ、ここの問題は。それで、毎回、成績の順位が出るの。そのときにハンドルを使えて、最初はいっしょうけんめいハンドルに凝るんだけれど、やがていくら凝ったハンドルを使っても、そもそもランキング上位に上がるような成績がとれなきゃなんの意味もない! ということを思い知らされて、そういうくだらないことには頭を使わないようになる。ちなみに当時は、数学ではラグランジュというハンドルの、まあ天才的なやつがいて、すごかったね、こいつは。あとぼくが好きだったのは、ここの漢文のテスト。二畳庵主人とかいう先生が出題しているんだけれど、この人が出すのが、ポルノ漢文。これは楽しく読ませていただきました
私はその戦略をラストマン戦略と呼んでいる。 大学を卒業してサン・マイクロシステムズに入社してすぐにわかったことは、Java を生み出した会社でソフトウェア開発をやろうと思って入社したのに、日本サンはソフトはほとんどやっておらず、ほぼ100%ハードウェアを販売するための会社だったということだった。 野菜を売りたくて八百屋に入ったつもりなのに、間違えて肉屋に入ってしまった。このようなときにどのように行動すればよいか? 1. 肉屋に入ったのだから、とりあえず肉屋を目指す 2. 八百屋への転職活動を開始する 3. 肉屋の中で野菜についての No.1 を目指す 一番多いのはパターン1の人で、入社の直前直後は熱くソフトウェア開発を語り合った同期の多くは、今ではハードウェアのスペシャリストへの道を目指している。 ラストマン戦略とは、ある所属組織内で自分が一番(最後に立っている人 = ラストマン)になれそ
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2006年09月14日01:30 カテゴリMoney 投資するべきではない!=働いてはいけない palさんの以下の記事には、一つ重大な錯誤がある。 FIFTH EDITION: 働いてはいけないIT企業 とアジったタイトルつけてはみましたが それは、IT企業の従業員、特に技術者の転職容易性を全く考慮していないということ。 これが従来型の産業の従業員であれば、従業員の信用というのは会社の信用に直結しているので、最初に乗る船を慎重に吟味することが肝要となる。 しかしITにおいては、信用は個人に付くのだ。 会社が駄目になったら、やめちまえばいいのである。次の職場はいくらでもあるのだ。 たとえ会社の信用に傷がついても、自分の信用に傷が付かないのであれば没問題だ。 むしろ、会社の信用とは関係なく、従業員としての経験値をより「濃く」、すなわちより短期間でより多く積めるのであれば、それが従業員に対する強
広島東洋カープが初優勝したのは1975年。その年の三番打者は、元大リーガーのゲイル・ホプキンス選手だった。同年彼は、33本塁打、91打点という成績を残し、広島の初優勝に貢献した。 ところでホプキンス選手は、日本の同僚からは変わり者とみられていたという。球場で空き時間ができると、一人ロッカールームで医学書を読む。また、練習前には広島大学の研究室に通った。実は、彼には若い頃から三つの夢――大リーガーになること、医師になること、キリスト教の伝道師になること――があった。二つ目の夢に向けて準備を始めていたのである。 あれから31年。30代半ばで現役を引退したホプキンス氏は、米国に戻って医科大学を卒業し、外科医となった。そして60歳で転身し、ミッション系大学で聖書学を教え始めたという。60代で三つ目の夢も実現したのである。 プロ野球選手は一生続けられる職業ではない。それを見越して人生のシナリオを描き
これまで 「弊社の面接で(私に)よく聞かれること、 面接官自身が語る面接攻略法」を、 「面接 FAQ」シリーズで書いてきたのですが、 タイトルでは内容が分かりにくかったのではないかと反省する今日このごろなので、 今回から より内容を表わすタイトルに変えてみます (2007/7/12追記: 以前のページのタイトルも修正しました)。 内容自体は、「面接 FAQ」シリーズの続き物ですので、 以下のページも参照して頂けると幸いです。 (1) 高い技術力って例えばどんなことですか? (2) 何か質問はありませんか? (3) 前職でいくらもらっていましたか? (4) 仮に、何をしてもいい、と言われたら、何をしますか? 続く 5 回目となる今回は前回の続きで、 「何をしたいか」と質問したときの、 応募者 (つまり面接を受けに来た人) の答についてです。 一生の時間のうちのかなりの時間を仕事に費やすのです
この季節、新卒(見込み)の学生さんを数多く面接してきたのですが、 新卒の段階で既にとてつもなく大きな差がついていることに改めて驚かされました。 中途採用の候補者の方々は、 前職でいろいろ学び経験してきたので、 多くを学んだ人とそうでない人とは大きな差がつくのは、 まあ当然と言えるでしょう。 それに対し、 新卒の学生さんは、これから職業生活のスタートを切るわけで、 差があったとしてもまだその差は小さいと思いがちです。 もちろん、学生さんたちを、 仕事を遂行する能力という点で比較すれば、 優秀な人もそうでない人も、そんなに大差ないでしょう。 この人はスゴイ、と思うような人でも、 入社直後にバリバリ即戦力として働けるか、というと おそらくそんなことはないと思います。 しかしながら、今後大きく成長する可能性が感じられる人と、 早くも既に成長の限界が見えてしまっていて、可能性がほとんど感じられない人
■[professionals]大企業で働くということ 11:10 とりあえず、2年弱仕事をしてきて考えたこと・感じたことを一旦総括してみたいと思います。 ・I should go up there and check it out because I'm curious. そもそも僕がなぜ大企業を選んだのかという点に関して、僕を知っている人たちの中には理解できなかった方も多かったようですが(僕は学生の頃から個人で仕事を取ったりベンチャーで仕事をしたりするタイプでした)、梅田さんがC|Netで書かれていたような 若者はバンテージポイント(有利な場所)でキャリアを磨け http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/000977.html というようなことを考えていたことは事実です。つまり、「新卒で入る」ということに意義がある大企業において、日本のITビジ
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