共働きやひとり親家庭の小学生が放課後を過ごす「学童保育」(放課後児童クラブ)について、政府は来年度から職員の配置や資格の基準を事実上、撤廃することを決めた。学童保育を所管する厚生労働省は、基準の一部緩和にとどめようとしていたが、基準廃止などを訴える地方の声に押され、方針転換した。全国一律のルールとして2015年に施行された基準は4年でなくなることになる。 19日午前の内閣府地方分権改革有識者会議の専門部会で、内閣府と厚労省は、来年の通常国会で児童福祉法を改正し、同法に基づいて厚労省令で定める「従うべき基準」を「参酌すべき(参考にすべき)基準」にとどめる方針を示した。3年後をめどに施行状況を確かめるとした。 15年に現行基準が施行されるまで、全国一律のルールはなかった。現行基準は、▽1教室に職員は2人以上▽そのうち1人は保育士や社会福祉士などで、かつ、都道府県の研修を受けた「放課後児童支援員
16日午前、宮城県利府町にある金属加工会社で、職場体験をしていた中学2年生の男子生徒が、機械で指を切断する大けがをしました。警察が事故の原因を調べています。 16日午前10時頃、利府町しらかし台6丁目の金属加工会社「小林ステンレス鈑金」で、利府町立しらかし台中学校の2年生の14歳の男子生徒が、油圧カッターで作業をしていたところ、誤って左手の中指を切断しました。第一関節から先を切り落とす大けがだということです。しらかし台中学校によりますと、男子生徒は11月12日から別の男子生徒と2人で、この会社に職場体験に来ていて、事故当時は社員が隣に付き添いながら油圧カッターで金属を切断していたということです。警察が事故の詳しい原因を調べています。
つい先日、ブロガーのしんざきさんが子どもの感性と性的コンテンツについて、以下のような文章をbooks&appsに寄稿してらっしゃいました。 趣旨は、以下のセンテンスでおおよそ掴めていただけるでしょう。 子どもの感性は、「性的なコンテンツ」一つで悪影響を受ける程脆弱なんだろうか ですが、子どもの感性というものは大人が通常考えている以上に柔軟で、色んなものを取り込んで自分なりの感覚というものを醸成していくんだろうなあ、という認識が私の中にはあります。 だから、自分がどんなに言葉を尽くしても、それが子どもに及ぼせる影響というのはほんの一部分だろうな、と思っています。 それは同時に、変なコンテンツ、変な情報があったとしても、それもやっぱり、子どもにはごく限定された影響しか及ぼせないだろう、ということでもあります。子どもの防御力は、そんなに低くない。 だから私は、子どもが触れるコンテンツについて、あ
「食のまちづくり」を掲げる福井県小浜市で、学校給食調理員の欠員が続いている。同市は県内市町で唯一、全小中学校で自校式を貫いているが、ここ数年は定員に満たず現在5人足りない状態。食育という理念と、人手不足という現実の間で関係者は頭を悩ませている。 ⇒小浜独特の風習、節分に小判菓子 市教委によると市内12小学校、2中学校の調理員の定員は、規模に合わせ各校2~7人の計46人。しかし実際は41人にとどまり、経験者2人の業務指導員に“助っ人”として回ってもらっているのが現状だ。欠員校では調理員の休暇などで、パンと牛乳などの簡易給食にしたケースもあったという。 県内の他市町では次々と給食センター方式や民間委託方式を導入している中、県によると、全ての小中学校で自校式(米飯含む)を続けているのは小浜市のみ。同市教委教育総務課は▽出来たての給食を味わってもらう▽作り手の姿が身近に見える―などを理由に挙げ「食
性の話はタブー、避妊法は選べない、中学生には肝心なことは教えない......。 日本の性教育のあり方に疑問を抱き、性の健康を考える機会を広める、NPO法人「ピルコン」理事長の染矢明日香さん(32)。性交後に飲む緊急避妊薬「アフターピル」の市販化などを求めるオンライン署名キャンペーンを始めた。「当事者が声をあげなければ日本は変わらない」という染矢さんに、その思いを聞いた。 これは、恥でもエロでもタブーでもなく、人生と社会の幸せの話、そしてもちろん「あなた」に関係する話だ。 取材・文:秦レンナ 編集:泉谷由梨子 / ハフポスト日本版 ――染矢さんは、ご自身の中絶経験が「ピルコン」設立のきっかけになったそうです。どんな経験でしたか。 私は、大学3年(20歳)のときに、妊娠・中絶を経験しました。どんな経験だったか一言で説明することは難しいのですが、もちろんできればしたくない選択でした。それまで私が
神戸市立小学校の女性教諭が、股関節の手術を受けて退院したばかりの6年女子児童にストレッチを行い、女児が左太ももの付け根を骨折する全治5カ月の重傷を負っていたことが12日、同市教育委員会への取材で分かった。市教委は「因果関係は不明」としながらも女性教諭の過失を認め、詳しい経緯を調べている。 女児の両親によると、女児は身体障害があり、以前から車いすを利用し、リハビリを続けてきた。自立歩行に向けて股関節を固定していた器具を外す手術を受け、8月末に退院した。 市教委によると、女性教諭は9月7日、特別支援学級での体育の授業中に女児の筋肉をほぐそうとあぐらを組んだ状態で背中を押すストレッチをしたという。女児は痛みを訴え、病院で骨折していることが判明。現在も入院している。 女性教諭と校長は女児の両親に謝罪。市教委の担当者は「退院直後という特段の配慮が必要な状況で、保護者に確認せずにストレッチをした」とし
社会学者の千田有紀氏の何度目かの炎上騒動の最中なのだが、「市民的公共性」と言う単語を濫用して突っ込みを受ける*1ばかりではなく、自分は権威なのだから素人は学識を疑うなと言う姿勢の過去の発言が槍玉にあがっている*2。 今回の事例だけではなく、他分野から見て根拠をよくつけられていない主張を社会学者がすることは多く、社会学と言う学問への疑問が渦巻く自体になっている。しかし、千田有紀氏の議論に関しては、社会学と言うよりはジェンダー論に内在した問題に思える。 1. ネット界隈で露呈するジェンダー論界隈の主張の脆弱さ ネット界隈ではお気持ち表明と揶揄されているが、ジェンダー論者はその程度の論理しか構成できない。 小宮友根氏は相関と因果の見分けがついていなかった*3し、古谷有希子氏のときは彼女がまだ院生であることを加味しても、周囲の社会学者はあれだけ初歩的な間違い*4を指摘することなく、むしろ擁護してい
2015年から1次変換と行列は高校数学から削除されました。 文系クラスだけれども行列を習ったよという人は年齢40代から50代の人です。 「数Cが消滅しました」と聞いてびっくりする人はたぶん20代~40代の人です。 2015年からは理系にすら行列を教えていません。 数Aの確率から「期待値」が消滅したのも地味に痛いです。 2024年からはさらに数学を削減予定です。 ベクトルを学ばずに大学生になれる!? ~ 新学習指導案で日本は滅びます - Togetter ベクトルが高校数学Cに移動するので,カッとなって過去の学習指導要領から線形代数の分野を表にしてみた。 pic.twitter.com/k7VJjPrxvq— ジョゼフ・アンリ (@joseph_henri) 2018年2月16日 大学で教えている人の間で2年程前から話題になっています。1年生を教えている人は頭を抱えています。 あなた方は実験
福岡市東区箱崎6丁目の九州大箱崎キャンパスで7日朝に研究室を焼いた火災で、福岡東署は15日、焼け跡から見つかった遺体は研究室に出入りしていた同区の職業不詳の男性(46)と発表した。署によると、死因はやけどによる火傷死。男性が放火、自殺したとみて調べている。 【写真】九大箱崎キャンパスの火災現場で消火活動に当たる消防隊 署は、現住建造物放火か、非現住建造物放火の疑いで、男性を容疑者死亡のまま書類送検することも視野に入れている。 男性は九大法学部の卒業生。署によると、研究室の内側からテープで目張りがされた上、遺体の近くに灯油用のポリタンクやライターがあった。自宅からは、9月上旬にポリタンクを購入した際のレシートも見つかったという。 九大によると、男性は大学院に進学し、2010年の退学後も研究室を使用。大学院は、9月末に同市西区の伊都キャンパスへ移転を完了する予定で、男性に再三退去を求めていた。
文部科学省は来年度から、全国の大学生に学習時間の長さや授業の満足度などを聞く調査を開始する。各大学の教育について、学生の視点から評価しようとする取り組みで、結果を公表することによって、大学に改革を促し、国からの助成額の増減に反映させることも視野に入れている。 文科省は調査の関連費用として約3000万円を2019年度予算の概算要求に計上した。10月の組織改編で、こうした調査・統計を担当する調査企画課を新設する。来年度は一部の大学で先行して調査を行い、その後は数年ごとに全国の大学で実施する。 具体的な調査項目は、今後、専門家を交えた検討会で決定するが、学習時間の長さや授業の満足度、専門知識を深めた成長実感など、大学での学習状況について尋ねることを想定している。小中学校を対象にした「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)では、児童・生徒に「1日どれくらいの時間、勉強しているか」などと尋ね、段
昨年2月、JASRACは音楽教室から使用料を徴収する方針を発表。音楽教室側は「音楽教育を守る会」を結成し、6月にはJASRACに請求権がないとする訴えを起こした。JASRACが使用料徴収に踏み切った背景はどこにあるのか、裁判での争点は何かについて解説する。 ついに音楽教室まで魔の手が伸びたJASRACの使用料徴収 音楽著作権管理団体のJASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)は、2017年2月に音楽教室からも使用料を徴収する方針を発表した。ヤマハなどの音楽教室事業者はこの方針に反対するため、ただちに「音楽教育を守る会」を結成、2017年3月から約3カ月で57万人の反対署名を集め文化庁に提出した。ツイッター上でも約60万ものJASRACに対する批判的ツイートが寄せられた(音楽教育を守る会)。作曲家の坂本龍一さんや大政直人さんなど使用料を受け取る立場の著作権者もJASRACの方針に反発して
最善策ではないが、このような非難を受けるものではないのではないか?というのが私の考えです。 私自身、地方で10年以上古書店に勤めており、ここに上がっている書籍の大部分を扱った経験があるためこのトピックについて言及する資格があるのではないかと思い筆をとりました。 発端はこちら 「高知県立大学で蔵書3万8000冊焼却 貴重な郷土本、絶版本多数」 https://news.google.com/articles/CBMiK2h0dHBzOi8vd3d3LmtvY2hpbmV3cy5jby5qcC9hcnRpY2xlLzIwNzg1My_SAQA?hl=ja&gl=JP&ceid=JP%3Aja 高知県立大焚書 知の機会奪う 職員「移行へダイエット」 https://www.kochinews.co.jp/article/207844/ 高知新聞のかなりセンセーショナルな見出しにSNS等で「遂に大
スポーツ庁と文部科学省は26日、2020年東京五輪・パラリンピックの期間中にボランティアに参加しやすいように全国の大学と高等専門学校に授業や試験期間を繰り上げるなど柔軟な対応を求める通知を出した。 【動画】新国立競技場、完成に向け順調 建設現場公開 多くの大学は7~8月が試験期間となる。通知では学生がボランティアをすることへの意義を説き、大会期間中は授業や試験を避けることを促した。授業開始時期の繰り上げや祝日の授業実施は学則などに基づき、学校の判断で特例措置を講じることができる。 首都大学東京は昨夏、期末試験を大会前に終了させるなどして大会期間中に原則、授業や試験を行わないことを決めている。国士舘大も26日、同様の方針を発表した。【田原和宏】
教師による児童・生徒へのセクシュアルハラスメント、「スクールセクハラ」の問題について、当事者の証言や被害を生まないための識者らの提言を報じてきた。記事公開後、「記事に出てくる話が自分とそっくりで驚いた」「何十年たっても昨日のことのように苦しい」といった当事者からのメールが20通ほど筆者に寄せられた。そうした声から浮かび上がってきたのは、長期間にわたって心身や対人関係に影響を及ぼし続ける心の傷=「トラウマ」の問題だ。トラウマはどうすれば克服できるのか。性被害のトラウマ治療に長く関わってきた精神科医で臨床心理士の白川美也子さんに尋ねた。(ジャーナリスト・秋山千佳/Yahoo!ニュース 特集編集部) JR阿佐ケ谷駅から徒歩5分ほどのマンションの一室。2013年に開業したクリニック(東京都杉並区)のドアを開けると、にこやかに出迎えてくれた白川さんは白衣を着ておらず、季節の花やぬいぐるみが目に入る。
「スマホ依存」という言葉も定着している(※写真はイメージ) スマホ依存度チェックリスト(週刊朝日 2018年6月22日号より) いまや人々の生活とは切っても切り離せないスマートフォン。「スマホ依存」という言葉も定着しているが、それは子どもだけに限らない。小さな子を持つ親世代から定年を過ぎた年配者まで、大きな影響を与えていることがわかった。 【あなたは大丈夫?スマホ依存度チェックリストはこちら】 自己抑制を担う脳の前頭葉が完成するのは、20歳から30歳と言われる。 「アルコールやたばこと同じです。依存性のあるものに対し、脳の機能が未発達な子どもたちが、自分の意思でコントロールするのは難しい」 と話すのは仙台市と東北大学の加齢医学研究所の研究所長で「脳トレ」でも有名な同大教授の川島隆太氏だ。 札幌市在住の良子さん(仮名)が娘にスマホを持たせたのは小学6年の3学期。クラスの半数がスマホを持ってい
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