富士通は13日、量子コンピューターの開発に向けて理化学研究所や東京大学などと共同研究を始めると発表した。グーグルなど米IT(情報技術)大手が開発で先行する「量子ゲート方式」の実現を目指す。基礎研究からアプリ開発まで総合的に手掛け、将来は創薬や金融などの産業分野での幅広い活用を見込む。理研と東大、大阪大学のほか、オランダのデルフト工科大学と
ミネベアミツミと京都大学は9日、無線給電技術を使ったトンネル保守点検の実証実験を今月から始めると発表した。トンネルの排煙設備を固定するボルトにセンサーを埋め込み、走行車両から電波をセンサーに送り、センサーから返ってきた情報からボルトの緩み具合を点検する。無線給電を公共インフラ点検に活用する社会実験は初めてという。早ければ3年後の実用化を目指す。国土交通省によると2033年までに築50年を経過す
苦境の就職活動の中で手を差し伸べてくれたカシオ計算機に入社した伊部菊雄。デジタル時計の新事業が始まって間もないころ、伊部が直面した"新参者"の壁とは。G-SHOCK開発の糸口となる、父からの贈り物だった高級時計が導いたあるひらめきとは……。G-SHOCK開発の裏側に迫る第2話。入社直前の新事業が人生を決めたカシオ計算機の前身、樫尾製作所は1946年に樫尾忠雄ら4兄弟によって東京都三鷹市で創業
工業用装置スタートアップの塩(東京都八王子市)は東京都立大学と微細な気泡の働きで家庭用水道の洗浄能力を高める機器を開発した。給水管の元の部分に取り付けて使い、気泡の衝撃波が水道管内部の汚れを取り除く。トイレが汚れにくくなったり、食器の汚れが簡単に落ちたりする効果もあり、家事の負担減につなげる。筒状の機器は水が通る内部に多くの細かい突起をつけて、水1ミリリットル当たり、直径120ナノメートル(
千代田化工建設はプラントの設計業務を効率化するシステムを開発した。プラントの配管などに関わる空間設計をコンピューター上で3次元(3D)でこなし、設計にかかる業務量を最大8割削減する。職人に頼っていた複雑な空間設計を自動化して設計現場の生産性向上につなげる。大型の液化天然ガス(LNG)プラントでは、気体や液体を運ぶための配管が数万本使われる。これまでは職人が経験を踏まえながら配管を決めていたが、
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