【韓国・江陵21日発】ついにメダル獲得に王手をかけた。カーリング女子1次リーグ最終戦、LS北見の日本はスイスに4―8で完敗したものの、4強入りを争う米国も敗れたため史上初の準決勝(23日)進出が決まった。スキップの藤沢五月(26)をはじめ選手たちの美貌やキャラクターが注目されるが、1998年長野五輪から20年来の悲願達成には、地道で緻密な活動があった。 1次リーグ最終戦。勝てば準決勝進出が決まる一戦は、前半から大量リードを許す展開。第5エンド終了時の“もぐもぐタイム”で大粒のいちごをほおばったものの、第9エンドで4点差を付けられると、コンシード(ギブアップ)。それでも米国が敗れたため、5勝4敗ながら1次リーグ突破を決めた。 試合後、ショットが決まらずに号泣した吉田知那美(26)は「スイスも他のチームも準決勝に行けると信じて戦っていた。私がこんな状態だったら失礼。思いっきりやりたい」とし、藤