映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』より - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ 賛否両論の渦を巻き起こした映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』だが、南カリフォルニア大学のデジタルメディアの専門家モーテン・ベイが発表した論文によると、メガホンを取ったライアン・ジョンソン監督に送られたネガティブなツイートの半数はファンを装った者の仕業だったという。アメリカの各メディアが報じている。 【画像】誹謗中傷された『スター・ウォーズ』アジア系女優 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では女性とマイノリティーの登場人物が増えたことに対する中傷ツイートも多かったが、こうしたものは政治的な意図が込められたものだったよう。ジョンソン監督に向けられたネガティブなツイートを分析したベイの論文「Weaponizing th
人はSNSで自分の政治的な立場に近い意見ばかりを読みがちで、異なる立場の意見を継続的に目にすると、それを受け入れるのではなく、かえって自分の立場に凝り固まるという研究結果がアメリカで発表されました。 それによりますと、実験では、保守的な共和党支持者たちとリベラルな民主党支持者たちに、ツイッターで、それぞれ反対側の政治家などの書き込みを1か月にわたって毎日読んでもらいました。 そのうえで政治的な傾向に変化があったかを調べたところ、双方とも、反対の立場を受け入れる傾向は見られず、とくに共和党支持者たちはかえって自分の意見に凝り固まる傾向が見られたということです。 研究グループは、こうした結果の理由はわからないとしながらも、「SNSで異なる立場の意見を伝えようという試みは、逆効果だ」と結論づけています。 アメリカでは、トランプ大統領の登場以降、政治的な分断が深まっているだけに、今回の研究結果は、
インターネットが登場した時、ネットによって人々は時間と空間の制約を超えて交流することが可能になり、体験と知見が共有され相互理解が進むと期待された。相互理解は民主主義の基盤であり、ネットは民主主義をより良くすると素朴に信じられていた。しかしながら、現実には相互理解が進むというより誹謗と中傷が跋扈(ばっこ)し、相互批判ばかりが目立つようになった。人々の政治的な意見は左右の二つの陣営にますますわかれていき、社会は分断されているという印象が生まれる。アメリカでは、この分断はデータによって裏付けられており、分極化(polarization)と呼ばれている。 分極化が起きるのは、ネットでは自分好みの情報ばかりを選ぶ一方で反対の意見には接しないという「選択的接触(selective exposure)」が起こりやすく、「エコーチェンバー」現象が加速するからであるとされる。エコーチェンバー現象とは、自分と
2014年12月の総選挙で、選挙に関するツイートの約8割が「複製」されたものだったことを、ドイツの研究者がつきとめた。黒衣は「bot(ボット)」という自動投稿プログラム。ツイッターで同じような内容を作成し投稿できる。似た内容のツイートが大量に出回ることで、実際の発言者は少なくても多くの人が話題にし…
US conservatives spread tweets by Russian trolls over 30 times more often than liberals The first detailed analysis of how misinformation spread through the Twittersphere during the 2016 election also shows that the most retweets of troll content came from Tennessee and Texas. Toward the end of last year, the US Congress released a list of online accounts associated with Internet Research Agency,
フィンランドのアールト大学は12月2日、罪のない嘘(white lies)はコミュニティにとって利益になるという研究結果を発表した。 これはアールト大学(旧ヘルシンキ工科大学など)のコンピューターサイエンス学部が発表した研究で、SNSなどのコミュニティの相互関係をランダムネットワークでシミュレーションしたもの。相互に情報を伝え合うエージェントは、それぞれ特定の意見を持ち、意見が合えばエージェント同士のリンクが確立するが、意見の相違が大きすぎればリンクが切れてしまう。 100人分のエージェントで構成されたシミュレーションを600回実行したところ、リンクを維持するため自分の本来の意見とは異なる発言をする「白い嘘(white lies:罪のない嘘)」つきエージェントを許容したほうがコミュニティはよりよくリンクを維持することがわかった。嘘を一切許さない条件でのシミュレーションでは、コミュニティは複
インターネットという紙、テレビ以外の、しかも個人が容易に情報発信者となれる手段が発達し、様々なコンテンツがネット上にあふれています。それもいわゆる便所の落書きから百科事典クラスまで玉石混交。情報ソースとしてネットのコンテンツを挙げる場合も多くなってきました。 しかし、インターネットコンテンツは往々にして いつでも簡単に内容を変えられる(悪く言えば改ざん)上に、変更したことが見た目分からない(紙媒体なら修正が入ったことがすぐわかる) ものであるので、情報ソースとして挙げる際には注意が必要です。最近もレポート期間中だけwikipediaの内容を嘘に書き替えてた教授がいるとかいないとかいう話がtwitterに出てきて、学生らは怒りのポストを多数していたようですが、wikipediaなんてものはそれくらい危ういソースだということを認識しておくべきでしょう。 「誰にでも直せる→正しい物が残る」とか「
調べ方作成日 2011年03月15日 登録日時 2011/03/15 23:08 更新日時 2020/04/13 10:57 NII学術コンテンツサービス サポート https://support.nii.ac.jp/ja (2020/04/13 確認) ※国立情報学研究所が提供するCiNii、KAKENなどのサービスごとに「お知らせ」をまとめている。 停止情報やメンテナンス情報があった場合は、随時、更新されている。 CiNii (cinii_jp) on Twitter https://twitter.com/cinii_jp (2020/04/13 確認) 国立情報学研究所 NII jouhouken on Twitter https://twitter.com/jouhouken (2020/04/13 確認) ************************************
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