ウイスキー好きのライター・大石智子がナビゲートする茶色いお酒シリーズ第4弾のテーマは、“スコッチウイスキー”。 みなさまも必ずバーで多くのスコッチウイスキーを見かけているはずですが、数あるなかでこの度おすすめするのが『グレン グラント』。 一度覚えたら、家へのストックが欠かせなくなる、費用対効果の高い味わいに注目です! 親しみをもって飲める日常のシングルモルト『グレン グラント』 焼鳥、日本酒、寿司、シャンパンetc. 飲食において老舗の底力を感じるものは多々ありますが、私にとってシングルモルトのそれが『グレン グラント』。1840年という、スコッチウイスキー界のなかでも長い歴史をもつ造り手です。 特に『グレン グラント』の10年と12年は、一家に1本あれば安心する、日常に寄りそう味わい。「絶品!」と感嘆するというよりは、「ああ、美味しいなあ」と飲む度にしみじみ思う。とがっていなくて、でも